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ひとつの戦法にこだわる~スプラトゥーン1の思い出~


はじめに


こんにちは。Splatoon3でガチアサリをよく遊んでいます。らいです。

本記事は、SplatoonAdventCalendar2024という企画向けに執筆しました。
いろいろな方の投稿がご覧いただけるので、
ぜひ #SplatoonAdventCalendar2024 で検索してみてください!

さて、私のアドベントカレンダー担当日は12/1です。
1日ということで、Splatoon1の思い出話をしようと思います。

楽しいが、勝てない


Splatoonとの出会いはけっこう遅かったです。
Splatoonというゲームは知っていましたが、WiiUの売上が不振だったことや任天堂から発売するまったく新しいシリーズだったこともあり手を付けていませんでした。
「Splatoonというゲームが面白いらしい」という話が入ってきたのは、Splatoonシリーズの要であるフェスがすべて終了したあとのことで、完全に出遅れたスタートでした。

Splatoonの感想は、とにかく、楽しい!!!!!!!!

チュートリアルの映像。
すごくワクワクした記憶がある。

ナワバリバトルですみっこまで塗ったり、
トルネードで最後にドカンと塗ったり、
いろいろなブキを試してみたりと、
完全に流行に乗り遅れてひとりで遊んでいても楽しめる素晴らしいゲームでした。
このゲームを始めるのが遅かったことに後悔しました。

しばらくして、ブキをひとつに絞って上達を目指すことにしました。
選んだのはH3リールガン。

つよそう

当時、私は敵の位置がまったく把握できず困っていたため、
すべての敵の位置が一瞬で把握できるスーパーセンサーがいいと思いました。
また、リールガン種特有の馬が走るような射撃音が大好きで、撃っているだけで楽しかったです。

ギアなどはよくわからなかったのですが「自分が敵の位置がわからないのであれば、相手もよくわからないのでは?」と思い、イカニンジャをつけていました。
ルールもガチエリアに絞り、相棒のH3リールガンと共にA~S帯までやってきました。

しかし、ウデマエSまで来たところでまったく勝てなくなってしまいました。
毎日すごく楽しい。H3リールガンの音を聞いているだけでも、試合をしているだけでも時間が過ぎていきます。でもウデマエは一向に上がらなくなり、A帯とS帯を往復していました。
ギアや立ち回りなどを動画で勉強したりもしました。しかし何ヶ月経っても上達しているように感じなかったです・・・

選んだブキは間違っていた


しばらくして、ある仮説にたどり着きます。
「このH3リールガンというブキは、私には難しすぎるのではないか?」

H3リールガンは、1回射撃すると3発の弾が出ます。
3発すべて当てると確実に敵を倒すことができますが、Splatoon1においては、攻撃力アップというギアをつけることで擬似2確となり2発当てれば倒すことができます。私も攻撃力アップの2確ギアを採用していました。

攻撃力アップと防御力アップ。
相手の擬似を防ぐために防御採用だったこともありますが、
結局攻撃にもどりました。

あるとき上手い人と私のプレーを比較して気がついたのですが、私はこの弾がまったく当たっていなかったのです。
たった2発当てれば倒せるはず。なのにその2発が当たっていない。だから敵との対面に勝てず状況が悪くなって試合に負けてしまう。
私はオンラインゲーム初心者かつ独学だったため、この事実に気がつくのに半年以上かかったように思います。長い時間だった・・・

「いまさら相棒を変えるなんて」と思いましたが「私がH3リールガンを扱えるぐらい強くなったらまた戻ってこよう」と信じてブキを変更することにしました。
※ Splatoon3になった現在も、H3リールガンに見合う強さには到達していません・・・

偶然たどり着いた”戦法”


そして次の相棒になったのはプライムシューターベリー。

すごくつよい。

このブキを選んだ理由は、
・H3リールガンと射程がほとんど変わらないこと
・サブウェポンがキューバンボムでH3リールガンと同じであること
・かわいい
の3つです。

本当にそれだけの理由で持ち始めたのですが、試合をしていく中でこのブキの真の強さに気がつきます。
それは「キューバンボムラッシュ回転戦法」。

なんと、Splatoon1のボムラッシュではスペシャルゲージがなくなったあとに爆発したボムはスペシャルゲージが溜まるという仕様(ディレイ)になっていて、
スペシャル終了間際に高くボムを投げておいてゲージがゼロになった後に爆発させることによってゲージを半分ほどまで回復させることができたのです。

スプラトゥーン(Splatoon) for 2ch Wiki*より

この戦法は非常に強力で、エリアを維持するだけならこれに勝てるものはなかったと思います。
トルネードはボムを消すことができますが、広範囲のエリアのすべてをカバーできるわけではなく、キューバンラッシュが圧倒的でした。

そして、この戦法が最も強かったのはキンメダイ美術館のガチエリアだと思います。

画像はSplatoon3のもの。
本当にずっとここにいた。

自陣側にあるこの回転台から降りることなくプライムシューターベリーのメインで塗って、スペシャルが溜まったらここからキューバンボムをエリアに投げて(終盤はスペシャルゲージを回収することを意識する)、終わったらまたスペシャルを溜めるというすさまじい引きこもりプレーをしていました。
ここは金網なのでスーパーショットが当たりにくく、ダイオウイカもほぼ入ってこず、メガホンやトルネードも避けやすい最高の場所でした。

キンメダイ美術館やモズク農園などのこの戦法が通りやすいステージに厳選して潜り、この立ち回りを繰り返した結果、チーム全体としてキルで負けてもエリアの維持で勝つことができ、無事にウデマエS+になることができました。
プライムシューターベリーにブキを変えてから1~2ヶ月後のことだったと思います。

(この戦法は今となっては相当理不尽なように感じるかもしれませんが、発動した瞬間に攻撃を完全ガードできるバリアやダイオウイカ、すさまじいスピードで飛んでくるスーパーショット、ステージのどこにでも着弾させられるトルネード、ヤグラとホコを完全にシャットアウトできるメガホン、潜伏がまったく通用しなくなるスーパーセンサーと、Splatoon1のスペシャルはどれも破格の性能だったため、当時はあまり問題になっていませんでした)

シューティングゲームにおいて「弾が当たらない」というのは絶望的なことで、何ヶ月練習しても上達が感じられず悔しいときもありましたが、
「シューティングゲームだけど弾が当たらなくても勝てるし楽しい」のがSplatoonの面白いところだと気づかされたように思いました。

おわりに


このあと、S+99を目指したりガチヤグラやガチホコバトルも遊んでみましたが、どれもうまくいきませんでした。
そのうち別のソシャゲにハマることになったり、Splatoon2発売により人が移動してしまってSplatoon1のマッチングが遅くなったため、自然に引退することになりました。

しかし、このときの成功体験がSplatoon2の私の立ち回りの元になったのは言うまでもありません。
私のプレースタイルをご存知の方はなんとなく察しがつくと思いますが😂

最後までご覧いただきありがとうございました!


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