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アートセラピーの記録(前編)
2月に入り、アートセラピーのセッションを受けています。ほぼ同じメンバーで全4回。学んでいるコース柄セラピーに関心があって気づいたというのもあるけれど、大学が提供してくれているものです。学生に対するサポートの多様さはすごいと思う。
✩第一回
まずは自己紹介を兼ねたアクティビティをして、その後セッションのルールを設定しました。遅刻は何分以内とか一回欠席してもまた合流していいかとか。みんなが快適な場になるようにだと思うんだけど、きっちり決めるところが意外だった。セラピストの方々は基本静かな感じで、こっちの言うことをあたたかく包んでくれる雰囲気。沈黙になることも多めで、私なにか言うべき...?と逆に思うほど、私たちからの言葉を最大限待っている。
テーマ: 自分自身を見つめる。
メディテーションを通して、自分の心地よいと感じた時を思い出しました。そこには何があるか、何が思い浮かぶか、どんな感じか、空想でも現実でもいい、自分の心を見つめる時間を作りました。
メディテーション、他のリラクゼーション企画でも何回か遭遇していて、ポピュラーなのかな?自分だけでやるとあんまり上手くできないんだけど、不思議とガイドしてもらうと集中できる。
その後、メディテーションの時の感覚をアートにしました。材料はいろいろあったけれど、私は部屋に飾って後々にも感覚を思い出せるようにと絵で表現しました。その絵が思い出すための架け橋になるのね!とコメントをいただき、穏やかな雰囲気で終了。
✩第二回
テーマ: 自分の中の葛藤に向き合う
メディテーションをしながら、何かをしたかったけどためらった経験を思い出しました。朝起きよう!と思う一方で、起きたくないよ〜と思う自分とか、そういう日常レベルのものを想像してもOK。次に椅子を二つ持ってきて一つに座り、まずためらいを訴える自分の声を聞き、椅子を移動してなぜためらったかを問い...また移動して別の質問をし…と、「やりたいと感じる自分」と「ためらう自分」との対話を椅子の移動で可視化しながら行いました。
その後、用意されていた箱をデコレーションすることで、何かをやりたいと思う自分(内側)とそれをためらう自分(外側)を表現します。私自身の作ったものを振り返ってみると、内側を作る時に柔らかな色や豊富なモチーフでデコレーションをしていたのが、自己肯定感の高さを表しているのでは...?と思ったりしました。自分の本質に対してポジティブ。その内側を上手く外に表せないのが問題なんだけど、作品にすることによって一歩外から眺められると見つかるものがあって嬉しかったです。
残り2回は後編にて!