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Q.2017年くらいからボカロって変わったよね?A.ボカロPに影響を受けたボカロPが生まれたから

前々から思ってたんだけど、2017年くらいからボカロの雰囲気が変わった気がする。曲調とかファン層とか。

理由を考えてみた

・ニコニコ→YouTubeへの移行とそれに伴うファン層の変化が起きたから
・ボカロPに影響を受けたボカロPがこの時期に花開き始めたから

ざっくりこんなのが理由になるんじゃないかな?

ニコニコ→YouTubeへの移行と、ファンの若年化

みんながYouTube観るようになったのって2016~2017年くらいだった気がする。それまで動画投稿サイトってニコニコが主流だった気がするんだけど、急にみんなようつべを観るようになったよね。

そんでもって「動画視聴」が趣味として全国的に普及していったよね。つべは観てるけどニコニコは観たことないっていう人は結構多いんじゃないかな?

また、ニコニコはパソコンを持ってる一部の大人たちが集う場所ってイメージがあったんだけど、つべは流行り始めた時から小さい子も普通に見てたよね。
世代が変われば感性も変わるもんだから、ウケる音楽も変わっていって、それがボカロ全体の変化に繋がったのかなと思う。


ボカロPに影響を受けたボカロPの誕生

言われたらすごい当たり前だけど、意外と気付かないことかなと思う。

初音ミクが発売されたのは2007年。音楽の世界の中では非常に新しい存在だったのかなって思う。しかも歌声の合成音声ということで他とは毛色も大分違うかったんじゃないかな?知らんけど

そんでもって2017年という年は初音ミクが出て10年。
10年というのは小学生が高校生・大学生になる年月ですよ。いわゆるパイオニアの作品を生で見て育った人物が音楽活動を始めたとしてもなんらおかしくないわけです。

そうやって、先駆者Pの影響を受けた新世代Pが活動を始めて、ヒット曲を生み出した最初の年が2017年くらいだったのかなって思う。

具体例っぽいものあげとくと

ぬゆり…2011年初投稿 
      2016年『フラジール』投稿
影響を受けたボカロPとして「ハチ」を挙げている

キノシタ…2016年初投稿
       2017年『ポジティブ☆ダンスタイム』投稿
同じく影響を受けたボカロPとして「ハチ」を挙げている

今のボカロシーンだけが持つ“特異性”とは何か? キノシタ×ぬゆりが語り合う - Real Sound|リアルサウンド


他にも「syudou」もまたまた「ハチ」の名前を挙げていたり、「かいりきベア」が「kemu」を挙げていたりする。

ボカロが出始めたころはもちろん先輩なんておらず、みんな揃ってよーいドン、の状態だったので、ボカロ以外の音楽、とりわけJ-POPに影響を強く受けた人が多かったのではないかなあと思う。

そして新しい世代が生まれる度にそれが薄まり、「ボカロらしさ」が洗練されていった結果が強く表れたのが2017年くらいだったのかなと思った。

まあ、別の理由とかもある気がするけど(歌い手関連とか、もっとマクロな音楽業界での流行り廃りとか)、この理由が自分的に腑に落ちたんで、どない?って感じで書いてみた。

以下雑記
・ハチに影響受けた人多くてさすがって感じ
・2019~2020ぐらいも飛躍の年だった気がする
・2014~2015が低迷期と言われてた影響もあるか
・Flower流行の影響もあるか
・近年もシンガーの多様化によって新しい色を見せている(可不、歌愛ユキ、重音テト etc…)

投稿主は音楽知らないしボカロ界もガッツリ追ってたわけでないから的外れなこと言ってたらごめんなさいっていうことで保険かけときます。
あと記事の書き方が今までと違うのは仕様です。

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ではまた。

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