日記 少女終末旅行の推薦(24/10/29)
・私情で朝、6時とかいう時間に起きて思ったんですけど……あれ夜ですよねまだ。なんかおかしくないですか。朝6時に起きるって。なんか、書いてて言葉がおかしい気がしてきた。魑魅魍魎がウキウキしながら町中を跋扈してる時間帯ですよね、朝6時って。なんでそんな時間に起きるんですか？
学生とか社会人はあんな暗いし、寒いし、眠い時間に起きてる人が多いらしいですね。すごいな…。同じ人間だよな…。私だけ、地底人とかそういうオチじゃないよな。え、やっぱり地底人なのか？もしかしたらやろうと思えばテレスドンとかも呼べるのか…？
・今だけ(2024年11月5日の12時まで)、「少女終末旅行」が全話読めます！50話未満ですぐ読み終わります！人類は全員読んでください！
……と、本当は言いたい所なのだが全員が全員に勧められる作品(そもそもそんな作品存在するのか怪しいが)かと言うと、そうとも言えない。
(以降、作品に関する若干のネタバレあり)
私は本作が大好きです。個人的トップ10漫画ランキングみたいなのを作るとしたら、真っ先にこの作品に白羽の矢を立てます。それくらい素晴らしい作品なのだが…。
暗い描写やつらい描写が多いんですよ、全体的に。
まぁ、「終末」なんて言葉がタイトルに入ってる時点で薄々勘づいて貰えると思うが、後半になればなるほどドンドン終末の匂いが漂っていく。(40話目らへんから特に)
最後まで読んだら、心にかかるダメージも相当のものになります。読み終わった後、普通に一週間くらい深い傷を引き摺る結果となっても何らおかしくありません。というかそうなります。それにただ普通に読んでるだけでも漠然とノスタルジーを感じるというか、どうしようもない虚無感に駆られてくるんですよねこの作品。(そういう所が個人的には好きなのだが)
だから人が弱っていく様な鬱描写が苦手な人とか単純に今、元気がない人とかにはあまりオススメできません。読んだらもっと憂鬱な気持ちにさせちゃうと思うので。あと、血湧き肉躍る戦いをバチバチにやることを期待している人にもオススメできません。普通に日常系作品なので。
まぁ、これくらいですかね。それでも大丈夫そうな人は是非とも全部読んで感想を聞かせて欲しいです。
最後に全部読んだ人向けのクソデカネタバレを含む案内をします。読んでない人は記事を閉じてさっさと読みにいくか立ち去るかしてください。
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今回、無料公開されているweb版のラストを見て「絶望感が拭いきれない終わり方だったな……」という印象が残った人も多いと思うし、実際私もそうだと感じた。
読み終わった後に濁流の様に喪失感や絶望が押し寄せてやりきれない。二人がどうにか報われる展開が欲しい。
そう思いますよね？
もしよかったらそういう人には是非単行本版を買って欲しい。
実は本作は終わり方が違うんですよ。webと単行本で。
端的に言ったら単行本版は二人の生存ルートが少し垣間見えます。
といっても、webとの違いは最後の数ページに背景だけのシーンが追加されてるのとあとがき一枚ぐらいの微々たる差しかないのだけど、少なくともその数ページから推測されていく解釈で私は大分救済された。(私的には月面に行ったとする解釈がお気に入りです)
web版で絶望した人にこそ、見て欲しいです。まぁ、情報の量が違うだけでどっちの終わり方も曖昧なんだけどね。
結局、二人がどうなったのかはわかりません。どうしてあんな世界に二人っきりなのかも………何もわかんないけど…。
少女終末旅行を読み切るのは最高だったよね……。
また明日。
🌅→💥→🌃