授乳派・粉ミルク派のフランスの流派
どうもクビになった妊婦です。
フランスで出産してみた時に、授乳派が圧倒的少数派だったことが面白かったので、今日はそのことについて書きます。
圧倒的粉ミルク大国
セラピスト(フランスには産前に相談できるセラピストがいる)、そして病院にも授乳に関して流派(?)があり、母乳主義と反対派は分かれることが多い。
フランスでは世界トップの粉ミルク主義国。ヨーロッパはやはり粉ミルク率が高いそうです(出典)
授乳=結構覚悟した方がいい、と捉えられことが多いみたいで。
例えば、私のセラピーの先生は母乳支持者、ただその代わり、母乳にするなら、粉ミルクを一滴でもあげてはならぬ。みたいな考えの人で、理由は一度粉ミルクにしてしまうと、母乳が出づらくなってしまったり、子供が飲まなくなってしまうことがあるから、とのこと。
あと、搾乳機を毎日続けなさい、と何度も言われた。(買うのが遅くなって、それで出づらくなってしまったのもあるかもしれない)
一方病院の方は、粉ミルク主義。これも病院によって全然異なるらしく、
セラピストの方に、この病院で出産するんだーと話したところ。
あーあの病院は、母乳反対派だから、ちゃんと母乳で育てたいなら、ちゃんと母乳で育てたいと言いなさい、と言われたほど。
母乳の洗礼
実際に、病院で、母乳で育ててみたいんですが、言ってみたところ、母乳の洗礼を受けた。
セラピストが言っていた通り、母乳でやりたいなら、とりあえず、粉ミルクを一滴もあげてはならぬ。ということを病院でも言われ。
母乳でやりたいなら、覚悟はできてるわよね、的なテンションだった。笑
とはいえ、母乳が出るタイプの遺伝ではなかったので、全然出ず、痛すぎて超辛い。
2日目にして、母乳が出なさすぎて、赤ちゃんの体重が激減してしまったことにより、ようやくここで粉ミルク登場。
粉ミルクというよりは、アイクレオの液体パック版で、使い捨てタイプ。
もう母乳が出なかった私にとっては、神すぎて。
使い始めて、楽すぎて、母乳で頑張ることをやめてしまおうか、と思ったほど。これは、フランス人が粉ミルクにすぐ切り替えるのも納得。
そして、母乳を諦める
結局、夜中も頑張って、搾乳機を買ったりしてみたものの、量が全く出ない。頑張って100ml満たないくらい。
辛すぎて、100日目にして、断乳しました。
これは、もう自分の体と相談して、決めるのがいいと思います。
私は、母乳で育てたかったです、が体質ありきだと思います。
以上、フランスの粉ミルク事情でした。
皆さんも、何か粉ミルク派・授乳派の話があったらシェアしてください!