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金子拓郎の欧州完全移籍について

2020年、田中駿太と高嶺朋樹と共に大卒としてコンサドーレに加入(特に金子は2019年の指定特定選手として、主にルヴァン杯に出場してた)し、大卒三銃士としてサポーターから愛された。
2023年7月、本人の欧州移籍希望により、クロアチアのディナモザグレブへ期限付き移籍し、本人の欧州への挑戦、そして日本代表選出に向けて彼の挑戦が始まった。

その時、金子に対して思った事が、「欧州で名を轟かせて、日本代表に選ばれて、そしてW杯に出場して活躍する姿を俺たちに見せて欲しい」だった。
2年前のカタールW杯にて、コスタリカに負けた事よりも、クロアチアにPK戦で敗退した事よりも悔しい事があった。それは、コンサドーレに縁がある選手がW杯に選ばれてる選手が一人もいない事が、一番悔しかった(J1だと、ヴィッセル神戸と京都サンガサポにも当てはまる)。
せめて三好康二が選ばれてたら、少なくとも俺たちコンサドーレサポーターも誇れるところはあった。
例えばアビスパ福岡サポーターからしたら、冨安建洋がW杯に出場し、今だとプレミアリーグの強豪アーセナルで堂々と世界と戦う姿は、間違いなく誇れるところは持ってる。
松本山雅だって、前田大然がクロアチア戦でゴール決めた事は、間違いなく誇れるところはあった(マリノスサポーターももちろんそれはあっただろう)。
次のW杯で、コンサドーレ在籍選手で出場出来る可能性が一番高いのは金子だと俺は思ってるし、そう強く願いたい。
だから俺は、金子が欧州移籍が決まった時は「世界に見せつけろ!俺たちの金子拓郎!!」だった。

だが、現実は思うように行かなかった。
決してクロアチアで通用しなかったとはちっとも思わない。ディナモザグレブも本音は金子の事を必要な選手だと思ってるけど、経済面で苦しんでると聞いてるが、移籍金約1億なのは流石に安くないか?と俺でも思ってしまう。
その点三上GMは決して安く売らない事を貫いたのはいい事だと思う。
金子の気持ちを考えたらそのままザグレブに在籍させてあげたいだろうけど、俺たちの誇りの金子拓郎を安い金額で手放すのは、流石にどうなんだろうと思う。
田中駿太も高嶺朋樹も小柏剛も、国内移籍金2億ほどだったのに。

ディナモザグレブのレンタル移籍が満了となり、コンサドーレサポは復帰を強く望んでただろうけど、俺はそのまま欧州で挑戦を望んでた。
理由は先程も話した通り、最終的にW杯に出場して活躍する姿が何より見たいからである。
今回、コンサドーレに復帰しないと記事が出て、「何で?」とか「どうせJ2に落ちるから戻りたくないでしょ?」と、冷たくくだらない事言ってる奴がいたけど、俺からしたら馬鹿けた事だ。
金子は、かつてヴィッセル神戸からのオファーを断ったし、毎年浦和レッズからのオファーを蹴ってまで「俺はコンサドーレで育てられて欧州に来た」と、最後まで貫いて、おまけに移籍金残してくれたんだから、何を不満持つ必要ある?もっと、金子拓郎に対して誇りを持とう!
もちろん、コンサドーレサポーターの中で俺と同じ思いを持ってる人がほとんどだと思ってるが、Xのツィートで見苦しいのがみかけたので、こうやって投稿させてもらった。

金子よ、俺たちに見せてくれ!
「W杯に出場し活躍する金子拓郎を!その時は思う存分誇りを持たせてくれ!!」と。

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