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僕らはみんな生きている

久々にスターバックスでコーヒーを買った。美味いじゃないか。

コペンハーゲンに行っていたのだが、たまたま入った場所で、Wildlife photographer of year 2022の受賞者作品の展示を見た。
その中に一つ吸い込まれそうになった作品があった。
 変な表現だが、三途の川の向こう側か?と思うような写真だった。ウユニ塩湖に反射する空とフラミンゴの写真なのだが、なんだか身の回りがスッとしたというか、天国の静寂だ。
 作者は偶然にも日本人で高砂淳二さんという人で、私が物知らずなだけで、有名なカメラマンだった。ネットやInstagramで調べてみたら神々しい作品が他にもいくつもある。
 ずーっと眺めていると、生きてるのか死んでるのかわからない気持ちになった。人間が作った物がない、大きい力のある世界って、圧倒されてしまう。死んだらこういうとこに行くんじゃないかとおもってたんだけどなぁ、と頭が混乱した人みたいな感想を言ったら、死ななくても金払えばいけるから貯金をするのだ、と理解不能な言葉が飛んできて、ショックのあまりしゃっくりが止まらない。

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