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spinel3
フィンエアに乗る
今回、帰国するにあたって、フィンランド航空を使った。久しぶりだ。
前は、フィンランド航空は欧州とアジアを最短で結ぶエアラインで10時間くらいだった。緯度が高いところを飛ぶから距離がみじかいのだ。今はロシア上空を飛ぶことができなくなり、その恩恵がなくなってしまったわけだが、いまは北極上空を通過する航路だ。お尻の下だけでも北極を感じるのはちょっと嬉しい。
もう一つの驚きは食事だ。エコノミーの機内食に大きい期待を寄せてはいけない、と思っていたが、帰りの便でお蕎麦が出てきた。昔から機内食でそばが出てくることはちょいちょいあったがカップに入っためんが固まっていて正直おいしいと思ったことはない。今回は麺がちゃんとほぐれ、蕎麦の香りがほんのりする。メインも私はうっかり鳥を注文してしまったが隣の人は牛丼を食べていた。私もビーフにすればよかったーなどと思いながらすぐに寝てしまった。行きの便の食事は、このエアライン採算厳しいんだな、と思っていたので何を食べたか忘れたが、あまり大したことはなかったのだろう。
帰り際に北極通貨証明書をもらった。フィンランド航空はちょいちょい私のツボをついてくる。次も使おうと思う。