念願の塚☆リカライブについて考えすぎるアイドルオタク
※リカMIXぅについて追記しました(5/21)
こんにちは、アイドルオタクです。
2014年あたりで塚☆リカに出会い、以来塚☆リカちゃん(以下、リカまたはリカちゃん)のアイドル活動を心待ちに、単独でのイベント開催はもちろんTIF(TOKYO IDOL FESTIVALという毎年やってる最大規模のアイドルフェス、2017年本当にリカが出演を意識していたと知る)出演も視野に入れて勝手に応援してきました。
旧Jを見続けて25年以上、女性アイドルのオタクとしては20年以上、ライブハウスやショッピングセンターを中心に活動するアイドルちゃんを見て15年以上という経歴の現場系のオタクなので、リカちゃんの存在や活動コンセプトはど直球ど真ん中で刺さっており、コンサートで沸き散らかしたい気持ちを抑えてここまでやってきました。が。
この度についに、リカちゃんがライブ活動を本格始動ということで!!何度も行ってる、あのいつものライブハウス、どれもどう考えてもリカには小せえぞ…という疑問も抱えつつ、大興奮のうちになんとか奇跡的な幸運でチケットを手に入れ、今現在ツアー初日を楽しみに暮らしております。
しかし、じゃあ本当にリカのライブで沸き散らかしていいのか?
これはツアーが発表されて以来の疑問でした。いや、塚ちゃん、つまりプロデューサー(以下、塚P)もリカも方向性は完全に、私がよく知っているいつものアイドルライブのノリで、それをフロアは期待されていることは確実で、それはよく分かる。
でも、旧Jの一般的なコンサートではそれが絶対受け入れられないことも私は知っています。
初めて旧Jのコンサートに行ったのは1996年、そこからちょっとずつコンサートの応援グッズも変わり、応援のルールも変わり、値段もチケットも変わり、というのは現場で体験してきましたが、いわゆる女性アイドルのライブのノリに近かった時代はない。そして、特にSNSが浸透して以降、コンサート中のマナーをめぐって、または隣の席の人との不幸な相性の悪さについて、度々ファンの間で論争が巻き起こったり、揉めたりしているのも、多少の野次馬根性も込みで、追ってきたつもりです。
そのあたりを考えると、リカのライブ本当に沸いていいのか?という疑問にぶち当たります。
ここで、各アイドルや現場によって違いはあると思いますが、あとオタク個々人によっても好みや思想は違いますが、私が行ってる現場や先日リカちゃんが「お勉強」で訪れていた対バン(アイドルがいっぱい出るライブ、俺たちアイドルオタクが毎週何回も行ってるやつ)からイメージする、よくある女性アイドル現場の盛り上がり方について、特にリカちゃんや塚Pが具体的に言っていたことについて、まとめます。
・mix
リカちゃんが新曲「私をさらってプロデューサー」のイントロでやってほしいと言っていたmixというのがこれです。mixは基本的には歌にはかぶりません。イントロとか間奏とかアウトロで入れます。
mixは打つものではなく入れるものとか、小文字で書け、とかいろいろありますが、そういうことはおいといて、アイドルの歌う楽曲の中でオタクが叫ぶ謎の呪文です。単純に言って意味不明の文字列なので、覚えないと言えません。オタクは覚えていて、適当に入れられそうなところで叫びます。初見の曲でも行けると思ったら発動します。
昔、ヲタ芸やmixを作った時代の古の伝説のオタクと呼ばれる方と焼肉を食べに行ったことがある気がするのですが(よく覚えてはいない嘘かも)、その時話題に出たのは、ヲタ芸とかmixは盆踊りみたいなもので曲が流れていればその曲自体を知らなくても自然と入れるし合わせられると。それは言い得て妙だなと思いました。
とにかくそんな感じで謎のmixがなんかいっぱいあるんですが、各mixが誕生した背景もあるんですが、そういうことはおいといて、俺たちはその呪文を覚えていて、適当に曲に合わせて叫ぶことができます。
・口上(=ガチ恋口上)
リカちゃんが新曲の間奏で言っていた「こうじょう」がこれです。口上も基本的には歌にはかぶりません。イントロとか間奏とかアウトロで入れます。
おそらく「ガチ恋口上」と呼ばれる口上が想定されていて、これは意味のある言葉でアイドルへのメッセージになっています。
ただし長いので、これも一生懸命覚える必要がある。そして長いのでなんでもかんでもどんな曲にも入れられるわけではない。
でもmixと違って意味はあるので、曲やタイミングによってはとても感動的になったりするし、アイドルによってはオリジナルの口上があったり、美しいしわかりやすいです。その証拠にKAT-TUNの曲「We are KAT-TUN」にもあります」(そもそも「We are KAT-TUN」おそらくほぼ唯一の女性アイドルに近いコール取り入れ曲。mixはメンバーの名前になっている。他にもあったら教えてください)
・名前のコール
歌ってるメンバー(ソロならその人)の名前を歌に合わせて入れる。これは余裕で歌にかぶるので、正直歌は聴こえなくなる時もあります。けどアイドルによっては歌いながら耳に手を当てたりするので、歌声とかぶってもこちらは負けじと声を張り上げます。
特にリカちゃんは今回のツアーで名前のコールに触れていなかったと思いますが、既存曲の「アツあつ⁉︎夏フェス☆‼︎」には曲の中に名前が入っているし、新曲も一応定番の感じではないけどコールっぽく名前が入っているので、期待されてる可能性はあるし、そもそもそこまで難しく考えるほどもないほど、女性アイドル現場では息を吐くようにコールします(でも曲やアイドルによっては全然入れないので、入れるか入れないかは簡単に判断できない。曲のリズムを考慮するセンスも必要)。
名前だけでなく、その前に「あーーーーー」(汚い声)とか「俺の」(リズム:オーレーの)とか「お前が一番、お前が一番」とか「俺のじゃないけど」とか「超絶可愛い」とか入れたりもする。
・オレモー
リカも塚Pも全然言ってないけど、新曲には「オレモー(ヲレモー)」を入れられる(一般的に入れる可能性が高い)歌詞が多いので触れておきます。
これは歌詞に合わせて「俺も」という意味で「オレモー」と叫びます。
1番よくあるのは「愛してる」という歌詞に対して「オレモー!」、汎用性は高くて「明日仕事行きたくない」→「オレモー!」みたいなこともあります。
つまりは結構ふざけて面白おかしく「オレモー」を入れることもよくあるので(例えば対バンで初めて見る曲で愉快なタイミングで「オレモー」が入ってる曲とか絶妙な歌詞に対して「オレモー」って入ってるとおお…となる)、新曲でどう入れるかはこの後書きますが、つまり「プロデューサー大好き」→「オレモー!」もあり。
最初は、俺たち(ひまわり)とプロデューサーとリカの三角関係…?って思ったけど冷静になったら俺たちプロデューサー大好きなので(ですよね??)まあそれでいいな、となりました。
もちろんプロデューサーを敵視するようなコールを考えて入れることもできるし、そういうコールもあるけど、まあスタンダードな例として「オレモー」に触れました。
と、ここまで書いてきましたが、文字だと何がなんだかわからないですよね。
そこで参考になるのは以下の曲です。
参考資料
アイドルライフスターターパック/iLiFE!
iLiFE!ちゃんのコール覚え曲みたいな歌でTikTokなどでバズった曲です。さすがに意図的に作られているだけあって、歌詞も含めてわかりやすいので見てみてください。
超〜雑に言えば、これをアレンジして、適宜リカちゃんの曲に応用するということです。
なんとなくイメージはお伝えできたところで、心配なのは以下の点です。
・コールを入れると場合により歌にお客さんの声が被るのでちゃんとリカの歌を聴きたいという場合には全く相容れない。
・大体の場合コールなどなどは棒立ちで行われるわけではなく、手を上げたり、それなりに体の動きがあるのでリカが見えなくなることもあるし、もしかしたら隣の人にぶつかったりする可能性もある(ただし故意にぶつかったりするのはもちろんアイドル現場でも禁止されていることが多く、もしたまたま当たっちゃったりしたら普通に謝る方が良い)。
・mixやコールを覚えて言うにはかなり慣れが必要なので1回のライブではいきなり言えない可能性が高く、言えないことに疎外感があったり、楽しめないという気持ちになったりすることがある(アイドルのライブ初心者あるある)。
最後のは、本当にあるあるで、最終的には自分の楽しみ方でいいやー!と解決できたりするのでいいのですが、他2つは本当に本当に心配です。何故なら隣の人の声で歌が聞こえないとか、前の人が邪魔でステージが見えないとか、隣の人がぶつかってきたとかは、いつもの、つまり旧Jのコンサートでは基本的に迷惑行為と考えられているからです。
ちなみに女性アイドルの現場でも、そりゃ見えないとか、うるさいとか、ぶつかられて痛いとかは、度々発生するのですが、お互いなんとなくわかっているし、スタンディングのライブで真に自分と合わないタイプのお客さんがいてフロアに余裕があれば避けるし(もちろん避けられずストレスになることも揉め事になることもある)、殴り合いの喧嘩もあるし、自転車を持ち上げるやつが登場する場合もあるし、とにかく自分の身を守りつつ、そういったことを織り込み済みでサバイブして「パンパンパンパンポケモンパン」とか言っているわけです。
でも、違うじゃん…今回は…サバイブ勢は絶対に少数派じゃない…
そうなってくるとよっしゃいく側(mix入れる側)が少数派として配慮した方がいいと思うけどそうすると何をどうどこまでやる??という悩みが出てきます。まあ超コンパクトに歌には絶対被せないとか、棒立ちでやるとか、それもあるし、もちろんなるべくみんなが楽しい方に持っていきたいけど匙加減を間違えると声を出せる者が出さずに終わってしまう可能性もあるので、難しいなあと思うわけです。
自分自身はこれまで基本的に既存の現場のノリやマナー、ルールを学習していくタイプだったので、女性アイドルにハマってコンサートに行くようになって、最初こそ旧Jのノリでうちわを作って行ってたけれどすぐに握りしめるのはサイリウムだけになったし、逆にその遊び方を旧Jのコンサートに持ち込むようなことは基本していませんでした(でも東京ドームの最後方でケチャとかは1回だけやったことある。誰にも差し障りはなかったので許してください)
Jソングでめちゃくちゃヲタ芸打てる曲とかmix入れられる曲とかもあるんだけど、基本的に家以外で実践したことはないし、家でもよっぽど気分がそっち方向に大盛り上がりの時しかやっていない(例えばコンサートの後は余韻に浸りたいのでやりたくないし)。東京ドームの時のことは一生覚えているくらい例外中の例外。
だからなるべく場を乱したくはないとはもちろん思ってるけど、それってどの程度?という問題もあるし、結局はどの辺りでライブを見るか、整理番号何番か、という問題も関わってきます。
ちなみに自分の好きなアイドルのライブで無料で入れる代わりに最後列に用意されたエリアで公演中ずっと沸き散らかさなければならない「ピンチケエリア」というのが用意されたことが以前ありました。もはやそれが欲しい…でももちろん普通に前に見たいとかそういう気持ちも誰しもあるだろうし俺もある。俺のリカ!絶対結婚しような!(わかりづらいけれどこれも俺たちが日常的に叫んでいる言葉です)
そんな悩みを抱えつつも、とりあえず新曲「私をさらってプロデューサー」に試しに一般的なコールを入れてみましたので、各位ご参考になさってください(参考になるものがないという声も見かけたし、リカちゃんもみんなで決めてほしい(リカごめん難しいでもありがとう大好きだよ)と言っていたので書きますが、全然これやろうぜ!ってことではないです。センスない方のオタクです)
※リカが「リカMIXぅ」を考えてくれたのでイントロに入れました。ライブでリカちゃんも煽ってくれたりしたらこれは誰もが平和に入れられそうと期待している!
「私をさらってプロデューサー」コール例
リカ!絶対結婚しような〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!