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【DREAM ORDER 愛知特別選考会優勝!】4弾ソフトバンクホークスデッキの教科書

割引あり
のす

1：はじめに

エリア予選、特別選考会も後半戦に入り、プレーヤーズチャレンジの景品プロモーションカードも発表され盛り上がりを見せるDREAM OEDER（以下：ドリオ）界隈ですが、監督のみなさまいかがお過ごしでしょうか。

本noteは先日行われた愛知特別選考会にて、たちゃあ監督が使用して優勝し初の全国大会権利を獲得したソフトバンクホークスデッキの解説記事となります。

ドリオでは各カードの個別評価が記載されている内容のnote記事が多いことに加え、ブシナビのデッキログで他者の投稿したデッキには触れられるものの採用の意図や運用方法について知る機会が他のカードゲームと比較して多くないのではないかと感じています。
以下の目次の内容で優勝デッキについて可能な限り分かりやすく解説をしていきます。
来週以降のエリア予選が控えている方、プレーヤーズチャレンジで上位入賞してプロモーションカード獲得を目指す方、ショップバトルでの優勝を目指す方の参考になれば幸いです。
デッキレシピはたちゃあ監督X（@tc_pkc）にも載っているので無料部分に掲載しています。
シンプルな構成で初心者の方でも使いやすいレシピになっているので無料部分だけでも是非読んでみてください。


1.5：自己紹介

ここまでで、優勝したのはたちゃあ監督、お前は誰だ？と皆さんなっていらっしゃると思いますので簡単に自己紹介させていただきます。

カイドウさんもびっくり

のす(@nosuke_carlisle)というプレイヤーネームで関東エリアで活動しています。
たちゃあ監督（以下たちゃ）が使用して優勝したデッキを筆者が作成・調整し、運用方法のポイントを伝えたところ最高の結果を残してくれたので今回noteを執筆させていただいています。
TCGはワンピースカードをメインに遊んでいて、中学までですが野球をやっていたので、もともとポケモンカードを通じての友人だったたちゃと、1弾発売日に2人の推し球団であるホークスのスターターデッキを買ってドリオをはじめました。
現在はたちゃ含むポケカ時代の友人数名と一緒に「たちゃ軍」というチームで非公認大会を開催したりしながらドリオライフを楽しんでいます。

筆者自体の今シーズンのドリオ成績は以下
都内店舗予選優勝→関東Bエリア予選敗退。（両方ソフトバンク使用）
名古屋特別選考会予選敗退。（日ハム使用）

この結果にすがりついて生きてます

前置きはこの辺にして本題に入ります。

2：ソフトバンクホークスデッキの特徴

ソフトバンクホークスの4弾環境における特徴を整理します。
今回優勝したデッキレシピは以下となります。

ブシナビデッキリスト
デッキコード：6V36V


同名カードが多い特性上、以下に記載の略語を使用しますのでご確認ください。
（例1）2534今宮：打者のステータスを表す、（コスト）2（AP）5（サポートAP）3（サポートDP）4を表すため4弾収録の今宮を指します。0522今宮は3弾、0434今宮はスターター収録の今宮を指します。
※基本的に画像で捕捉しますので慣れてない方も安心してお読みください。

2534今宮はこっち

（例2）1/6/3：投手のステータスを表す、（コスト）1、（DP）6、（ドロー）登板時に引ける枚数

よく見るステータス

2-1：1/5/7先発の存在

移籍しそう

突然ですがみなさん、1/5/7先発が収録されている球団はどこかご存じでしょうか。
代表的なバニラスタッツですが、実は12球団中ソフトバンク、楽天、阪神の3球団でしか収録されていません。
先発投手を打者1人で交代させ、2人の中継ぎと1人の抑えの継投で3イニングを抑えきるいわゆる9覚を行う上で、先発の消費コストが1で初手7枚引ける点、ダイスマイナスや覚醒時DP+などの効果を持ちながら交代時に4枚ドローができる2コストの中継ぎを採用できる点は明確に強みであると言えます。
中日3/6/8小笠原やオリックス3/6/6ペータなど2イニング以上の登板が期待できる超強力な3コスト先発もいないので守備は9覚醒で組み立てることが基本となります。

1枚出し14に毎回泣かされてます

2-2：強力な3コスト野手

ソフトバンクには打撃能力の高い3コスト野手が3種類も収録されていて、いずれも採用水準の能力にあります。
反面タイムポイント（以下TP）を消費して能力を発動したり、TPを獲得するためにコストに対してスタッツが劣るカードが1、2コストの野手に多く、採用水準にあるのは1522山川、1523フルスイコンボリチャード、1522三森、2622柳田、2522牧原くらいです。
3コストの代わりに2コストの山川や柳田を採用する目的は、別の3コストを採用したり、0コストの選手を1コストや2コストの選手に替えることです。
柳田、山川、近藤以外の3コストを採用することはもちろんありませんし、2や1コストの選手に替える意味も薄いので現状のカードプールでは上記の3コスト三銃士を素直に採用することが望ましいと考えています。
ギリギリデッキになっているのが1523リチャード、2522牧原を採用したフルスイング軸構築になりますが、根本的にフルスイングは数値がミートバッティング軸や覚醒軸に比べて低く、コンボ持ち以外のAP5の打者で出塁するには不利な交換をしないといけないことが多い点をあまり評価していません。フルスイング軸ならコンボでAP11になる選手がいることがマストだと思います。
（と言いつつエリア予選はフルスイングソフトバンクで出場していますので、有料部分のおまけページにレシピを載せておきます。）
上位打線で素のAP6が3人、そのうち2人が条件付きですが7になるのは相手にとって相当な圧になります。

AP6三銃士1
AP6三銃士2
AP6三銃士3

2-3：ソフトバンクホークスデッキの基本的な構築・運用方針

2-1/2-2でお伝したポイントの通り、ソフトバンクホークスデッキは1/5/7先発収録の恩恵による2コスト中継ぎを含んだ9覚醒による守備と強力な3コスト野手を上位打線に並べる攻撃の組み合わせで戦っていくデッキとなります。

基本的な話ですがドリオにおけるベースとなるAPは5、DPは6です。
また、覚醒というシステムはあたりまえに強力ですが、その本質は1枚出しで超えられない数値を押し付けることで相手に2枚出しを強要し有利な交換が行える点にあります。投手の9覚醒が強力で現環境の多くのデッキで採用されているギミックなのは、ベースとなるAP5とDP6が対決し1枚出しの最大値をぶつけ合ったときにほぼすべてのパターンでDP側の数値が上回りアウトを取れるからです。（例外：覚醒AP+2の野手）
反面、数値が上回っていない相手に対しては同じ覚醒1枚や勝負師1枚で解決されてしまうため一気にバリューが下がります。
そのため現環境においてはAP6打者を並べることの価値が高く、ソフトバンクホークスはその条件を満たしていると言えます。
加えて、3コストの柳田、山川、近藤はそれぞれ強振ダイス+1を持っており、ダイスマイナスがない場合で強振が通ると約60％の確率で2塁打以上になります。
相手の2枚出しに対して1枚出し1回で1点入るパターンも現実的な範囲で存在し、そんな打者が3人並ぶことで攻撃時の手札コストに対する得点期待値が他球団と比較して高くなることがホークス打線の最大の強みと言えます。
そうなると相手目線では勝負師+なにかの2枚で抑えることがぱっと思いつく最も有効そうな選択肢となります。
しかしなぜかデッキに3枚しか入れることができないため、3人に1枚ずつ使用するとリフレッシュで引き直すまで使うことができなくなってしまいます。
すると裏の攻撃でホークス投手陣の覚醒に対して2枚出しを強いられることとなり手札差がついていきます。

守備のために勝負師を使用すると裏で打てず、打つために勝負師を使用すると超強力上位打線に捕まる。
どこで勝負師を使ったらいいかわからない！勝負師が足りない！！
こんな経験をしたことはないでしょうか。
つまりホークスは＜覚醒＞と書いてある効果はないものの、3コス野手3人×2周と投手3人×3回の計15回の覚醒を押し付ける実質的な覚醒軸デッキであると言えます。

ここまでのまとめ
AP5vsDP6：投手側の覚醒の価値が高い
AP6vsDP6：一転打者側の覚醒の価値が高い
上記の有利な構図をゲーム中に15回押し付けるのがホークスデッキ

そんなのまあどの9覚醒デッキもだいたいそうでしょ、上位打線はAP6になる打者が並んでる球団がほとんどだよ。

仰る通りです。
投手側の覚醒に対抗するため、シンプルにAPの高い打者を積極的に採用して得点を狙っていくアプローチはほとんどの監督が認識し、実際の構築に取り入れられていると思います。
ですがAP7が並ぶ球団は他にありますでしょうか？
ソフトバンクの他の球団にない最大の強みは山川、近藤という条件付きAP7が並んでいる点であると筆者は考えています。
有料部分ではAP7が並ぶ事の意味と、その意味を強みに変換するための構築の考え方やイニングごとの運用方法を解説させていただきます。
カード個別の採用意図や守備時のポイントなどにも触れています。

Xで拡散していただくとお安くご購入いただけます。
1パック買ったと思ってぜひご購読いただけますと幸いです。
チームでの活動費用に充てさせていただく他、自主大会での景品という形で皆様に還元できたらと考えています。
単純にたちゃへのご祝儀購入ももちろん歓迎しています。笑

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