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キハダマグロのタタキと長芋のサラダ、ミョウガのラヴィゴット

こんにちは、ラ・フェ修家です。

今回はキハダマグロを使いました。

マグロといえば、生まれた時から泳ぎ続けないと死んでしまうという、過酷な特性を持った魚です。

では、なぜ泳ぎ続けなければいけないのか。

マグロの鰓(えら)は、非常に効率的に酸素を取り込む構造を持っていますが、そのためには常に水流を必要とします。
ですので、マグロは口を開けて自ら泳ぎ続けることで、水を鰓に流し込み、酸素を取り込む必要があるのです。
もしマグロが止まってしまうと、水流がなくなり、十分な酸素を取り込むことができなくなります。その結果、窒息してしまうのです。

また、高速で泳ぐことで、餌となる小魚やプランクトンを効率よく捕食することができます。
この高速移動は、エネルギー消費が激しいため、効率的な酸素供給が必要不可欠です。
つまり、マグロは生存競争の中で、泳ぎ続けることで酸素を効率よく取り入れる能力を進化させたのです。

この高速で泳ぎ続けることから、マグロは赤身の筋肉を持っています。

美味しいマグロも、このような過酷な生態があるからこそ頂けるので、感謝して噛み締めながら味わいたいですね。
スマホを見ないで、食べる時はマグロに集中しましょう!

マグロの生態についてはこれぐらいにしといて・・・

今回使用しているマグロは、静岡県焼津のマグロ専門店から仕入れています。


マグロに合わせる長芋は、玉ねぎ、米酢、オリーブオイル、他などでマリネにしてます。

ミョウガのラヴィゴットは、ミョウガ、エシャロット、ピクルス、しょうゆ、米酢、他などを使っていて、野菜のザクザク感やコリコリ感を出したいので、荒目に刻んでいます。

付け合わせに、葉物野菜、プチトマト、ヤングコーンを添えました。

やっぱりマグロにはしょうゆが合うので、「ラヴィゴットソース」という洋風のソースでも、しょうゆを使っています。

この機会にぜひ、「泳ぎ続けないと死んでしまう」マグロのがんばりに思いを馳せながら、マグロをお召し上がりいただくと、また違った食体験になること間違いなしです。

以上、ラ・フェの厨房からでした。



貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊