エビとじゃがいものソテー、ブラックオリーブのソース
こんにちは、ラ・フェ修家です。
6月は雨が多く湿度が高いので、食材の扱いには注意が必要です。
よく保存方法に書いてある、食材にとって避けるべき状態
高温多湿です。
菌が繁殖しやすく、危険な状態になりやすいので、食材は冷蔵庫にすぐしまう、冷蔵庫のドアはすぐに閉めるなどを心がけましょう。
また、味付けに使う焼塩も湿って振りづらくなります。
塩が湿ってしまったときは、フライパンで焼いて水分を飛ばす方も多いと思いますが、僕の場合はちょっと違っていて、電子レンジであたためてます。
それで塩がアツアツになったら、スプーンなどで混ぜて、水分が飛んでサラサラになるまで続けます。
これで、塩が振りやすくなります。
電子レンジを使うときは、耐熱性の陶器やガラスを使うようにしましょう。
それでは本題に入ります。
今回は、エビとじゃがいもを使いました。
じゃがいもは、あらかじめ蒸しておいて、カットしたものをエビと一緒にオリーブ・オイルでソテーします。少しだけエスカルゴバターも入れて、さらにソテー。
その後、水でデグラッセ※して軽く絡めます。
※デグラッセとはワイン水などの水分を入れて、鍋 なべ に付着した煮汁・肉汁を溶かすこと。
ソースは、ブラックオリーブ、アンチョビー、その他もろもろが入った、ブラックオリーブのソースを添えて、お召し上がりいただきます。
エスカルゴバターが少し入っているので、パセリとニンニクがほのかに香り、濃厚なブラックオリーブのソースが、じゃがいもとエビにとてもよく会います。
ブラックオリーブのソースには、隠し味に日本の調味料が入っています。
イタリアンパセリを添えてますが、これは単なる飾りではなく、一緒にお召し上がりいただくと、鼻から抜ける香りが、いい感じのアクセントになります。
シンプルな料理ですが、フライパンでサッと仕上げる、アクアパッツァのようなイメージで作りました。
以上、ラ・フェの厨房からでした。