ココナッツの中身を飲んでみました
こんにちは、ラ・フェ修家です。
近所のスーパーで買い物をしていたら、めずらしくココナッツが売っていたので、買ってみました。
ココナッツは、たいていココナッツファインと言って、粗削りにしたものをよく使うのですが、丸ごとは使ったことがなかったので、どういうものか楽しみです。
振ると、チャポチャポと水が入っている音が聞こえます。
これが、ココナッツウォーターかぁ。
とりあえず、3個のくぼみがあってそのうちの一箇所やわらかく穴が開きやすい部分があるので、ドライバーをさして穴を開けました。
カンタンに穴が開きます。
よくこの穴にストローを挿して飲んでいるのを、マンガとかで見かけますね。
ココナッツウォーターを取り出してます。
初めて飲むのでワクワクです。
けっこう透明な液体です。
では、飲んでみます!
ココナッツの香りを嗅いでから、ゴクゴク・・・・
んー・・・甘味はあるのですが、おいしいかどうかといえば、微妙です。
娘と妻に味見をしてもらっても、「うわぁ、これは苦手」って言ってました。
ちょっと飲みにくかったので、牛乳と割ってみたら、わりと飲みやすくなりました。
この中の白い実を胚乳といいます。
コレ、割る時、ハンパなく硬かったです。
包丁+肉叩きでガンガン叩いて割りました。
これを殻から胚乳をはずしていきます。
この胚乳をはずすときも硬かったので、注意してください。
僕はこのオイスターナイフを使いましたが、手を滑らせて、手のひらにブスッと刺してしまいました。
けっこう力が入っていたので、ヤバかったです(汗)
手袋をはめた方がいいです。
この殻、めちゃくちゃ固くてカッチカチでした。
この胚乳を使って、ココナッツミルク・ココナッツファイン・ココナッツオイルなどが作られます。
「これで、ナタデココが作れないだろうか?」
と思って調べてみましたが、ナタデココを作るには
「ココナッツ・水・砂糖・酢酸・ナタ菌」
が必要で「ナタ菌」という菌を使って発酵させる必要があります。
その「ナタ菌」は現状では、ナタデココ発祥のフィリピン政府が輸出を制限していて、一部の大企業が生産に使っていますが、一般の個人では入手できないようです。
ナタデココは、1993年頃に日本で爆発的なブームになり、フィリピンでも熱帯雨林を切り拓いて、ヤシの木を植えて、工場を建て、どんどん増産していきましたが、1994年になって、すぐにブームが去りました。
また、ココナッツの収穫に動物のサルを利用していて、過酷な強制労働が動物の虐待として問題にもなっています。
(すべてのココナッツがそうではないです)
食育では、味覚や栄養、人間の健康や添加物の害に対して語られることが多いですが、環境汚染や動物虐待があることも知ってもらい、食べ物を大切にすることを教えることが必要だと思います。