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ホタテ貝のカダイフ包み、干し椎茸と赤ワインのソース
今回は「カダイフ」という普段聞き慣れない食材と、ソースに干し椎茸を使った料理です。
「カダイフ」とはトルコ料理でよく使われるごく細い麺で、中東では「クナーファ」といい、料理やお菓子など、包んだり挟んだりして使われます。
ザクザクとした食感と、焼いた時の香ばしい香りがたまらない食材です。
ホタテ貝をこのカダイフで包み、バターとオリーブオイルを使って香ばしく焼きます。
干し椎茸のソースは、フュメドポワソンベースで、白ワイン、玉ねぎ、バター、クリームなどを使った濃厚なソースです。
フュメドポワソンは、過去記事で紹介しています。
それと、酸味と甘味があるフォンドヴォーベースの赤ワインソースの2色ソースでお召し上がりいただきます。
ホタテ貝は、半生の状態に仕上げてます。
この料理はしっかり濃厚に作っていて、たくさん食べると重いので、小さいポーションで提供しています。
たまには、濃厚な料理も食べたくなりますね。
干し椎茸がピューレ状になって濃度がついているため、ソースの方はそこまでしつこくなく、むしろカダイフの方が油をよく吸うので重くなっています。
当店では、野菜のピューレを利用したソースをよく使います。
「カダイフ」はネット通販が普及したおかげで、入手しやすくなってます。
いちど使ってみてください。クセになる味ですよ。
以上、ラ・フェの厨房からでした。
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