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キャンバススニーカーのお手入れ方法


①履いた後〈軽いお手入れ〉

その日の汚れはその日に落とす。

スニーカーの汚れは日ごろからウェットティッシュやブラッシングなどで落とす習慣を。そうすれば洗濯の回数を減らすことができます。

②汚れた場合〈お手入れ&洗濯〉

■豚毛ブラシ(H \400)でホコリを払う。
■クリーナー(I \600)でソールの汚れを落とす。

1.ほこり、汚れをブラシで払う

靴底やシューレースホールもまんべんなく

ホコリとこびりつき汚れをブラシで除去。
「シューレースのある靴は、外してからお手入れを開始してください。縫い目やシューレースホール、異素材の接着部分などは念入りに」

2.ぬるま湯でつけ置き洗いする

汚れが気になる部分は手や布でこする

汗などの皮脂、泥はぬるま湯につけておくだけで大部分の汚れは落ちる場合が多い。
「特に汚れが気になる部分は、手もしくは布で優しくこすってすすぎ洗いをしてください」。つけ置きは15分程度が適当です。

3.陰干しする

直射日光は色落ちや劣化を招く

自然乾燥させる。
「直射日光での乾燥は紫外線による色落ち、熱による変形などを引き起こすこともあるので避けて。ドライヤーも熱が伝わるのでオススメしません」。立てかけて靴底まできちんと乾かす。

4.ソールの汚れは専用クリーナーで

雑巾にクリーナーをつけ、汚れを拭き取る。

ラバーソールについたこすれ汚れなどは、水では落ちないのでクリーナーを使ってから拭きする。
「スニーカー販売店でよく扱われている『ニューネオクリーナー』という商品は特にイイ」。ソールのカラーに関係なく使用できます。

③ひどく汚れた場合〈本格洗濯〉

■〈A〉ザ・ランドレス 固形洗濯石けん / ウォッシュ&ステインバー(\1200)
■〈B〉スポンジ(\100)
■〈C〉ザ・ランドレス / ウォッシュ&ステインブラシ(\1980)

ソールとアッパーを洗うのはザ・ランドレスのウォッシュ&ステインバー。首回りなどの頑固な汚れにも使える固形石鹸なので、スニーカーを洗うとちょうどいい。いろいろなアイテムに使えるので、ひとつ持っておきたいところです。

ソールに直接石鹸を塗り込んでいきます。そしてブラシに水をつけたら、ゴシゴシと洗っていく。これだけでかなりソールの汚れが落ちます。それでもきれいにならない場合は、アルコール系のスプレーで落とすというのも効果的です。

アッパーは、キャンバスなのでブラシではなく、柔らかなスポンジでゆっくりと洗っていく。そしてしっかりとすすぐのがボイントです。洗剤が残ると変色するケースがあるので注意。あとは水気を取って、きちんと干すことを忘れずに。

④メンテナンスコラム〈4選〉

1.紐(シューレース)を替えるとよりキレイに

シューレースを替えると見違えます!

「シューレース付きのスニーカーは、紐を新しく替えるだけで随分印象が変わります。紐の黒ずみは洗濯してもなかなか落ちないので、、いっそのこと新品に取り替えるのがオススメです」。

2.かかとの擦り減り防止、補修

〈A〉シューグー(\1500)は、スニーカーリペアの定番として1978年から全世界で販売されているゴム補修剤

擦り減りやすいアウトソールの補修は定番の「シューグー」。かかとの減りは深刻ですから、お気に入りのスニーカーは、下ろす時点ですでにシューグーを使いかかとだけ補強しておいてもかまいません。

3.白ソールやトゥの汚れは「激落ちくん」でピカピカに

〈A〉激落ちくん(\198)
水に濡らし、軽く絞ってこするだけで、真っ白になります。

「激落ちくん」が使えるのは、ソールやトゥなどの合成ゴムの部分。

水で塗らして絞った「激落ちくん」で軽くこするだけで、こんなにきれいに。

4.キャンバス部のちょこっと汚れは、「専用消しゴム」で

〈A〉キャンバススニーカークリーナー \300
消しゴムのようにこすると、キャンバス地についた、たいていの汚れを落とせます。家を出る直前に汚れに気づいたときもサッと使えるのが便利。

キャンバス地に付いた黒っぽい汚れと、デニムの色移りを専用の消しゴムで軽くこすってみると…。

数回こすっただけで、黒っぽい汚れはわからないくらいきれいに。デニムの色移りも薄くなりました。


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