ハチナイから見る人材育成についての考察論

そういえば、このお題やりたかったのにすっかり忘れてたわ。現状の自分の仕事にもおける話に近しい、また日頃から色々と感じてることもあったのでまとめて書きなぐりたい所存。

おはラッキー!

人事部は専ら無能の部署

どうも僕です!

一つ小話としては、弊社の僕がいるところは普通免許(日常運転レベル)が必要なのですが、この前きたのはまったく運転したことない超ペーパードライバーでした。案の定すぐやめたけど。

さて、八月のシンデレラナイン、通称ハチナイ。アニメ見てますかみなさん。ゲーム配信当初からプレイしてる監督のワタシ、アニメは生ぬるく見てましたけどちょっとおもしろい話があったので。


6話、メンバーが揃って練習試合をしたハチナイメンバー。ボロカスに負けて意気消沈になりかけたメンバーは、もっと練習しようと奮起する。その中で、河北智恵はなかなかうまくならない現状に四苦八苦しながらも必死に練習に励む。キャプテンの有原翼は楽しくをモットーに、厳しい練習をしてくれないことに苛立ちを隠せず対立。うまくなりたい智恵と、楽しくやりたい翼の想いが交差する・・・。


ってなところですか。このハチナイのメンバーは9割が初心者なわけです。経験者はキャプテンの翼と東雲くらい。アニメにいないモブキャラには何人かいるんだけど割愛。

翼的立ち位置から見れば、みんな下手でも仕方ないし、そこについては特に重要視はしてないんだよね。要はどうやったら楽しくやれるか、ってところが一番大事にしていることなんだよね。なんでもそうだけど、楽しくないと続かないし好きにもなれない。特に女子硬式野球なんて、普通の女子には馴染みがなさすぎるからね。まずは好きになる、楽しくやってもらうってことに重きを置く気持ちはわかる。

智恵的立ち位置から見れば、じゃあもっと強くなろうって時に厳しい練習、指導がないのはなんでだろう?って思う。今まで通りの練習だけではダメなのに、もっとうまくなりたいのにって思ってしまうのは当然。もしかして、諦められてる?って思う可能性もある。うまくなりたいけど、初心者だからどうしたらいいのかわからない。もやもやする。

この回を見たとき、なんとなくバンドのことを少し思い出した。アドバイスしたいなって気持ちやこうしたほうがいいという練習を言いたい気持ちはあったけど、それでつまんないなとかめんどくさいなってなってしまったら嫌だなという気持ちがあって言えなかった。1人で何熱くなってんの、ってこと何回か経験あるから。

翼も、いっぱい練習しなきゃとか、こうしたほうがいいとか、たぶんみんなに思うことはあると思うんだけど、結局、楽しくないと意味がないって思う気持ちが一番だからああいう感じなんだと思う。僕自身もそれは同感、楽しいってことがまず最初にないと意味はない。楽しいからもっとって気持ちが出てくるし、その感情を忘れたらおしまいなのも痛感してきてる。

ただ、その中で自分が初心者だったときを思い出す。楽しい、もっとうまくなりたいって時に、教えてくれないとかってすごくもどかしいというか。大丈夫って言われるほど、期待されてないのかなって感じてしまうというか。もっと色々と教えてくれよってなる気持ちになる。でも、その辺は正直言って人によるんだよね。まぁこれでいっか、ってなる人もいるし。うまくならないでも楽しいことだけやりたいって人もいるし。

きっとそこの人それぞれの線引きが見えないのが翼的立ち位置にはつらいところなんだよね。ハチナイでは翼と智恵は親友なので、気持ちをぶつけ合って大団円だったけど。果たしてそれが、普通の友達、あるいは知り合い、同僚、後輩、のレベルで全部あてはまるわけではない。


現在、仕事場に新人がいろいろ入ってきて業務にあたってるんだけど、仕事が遅いんだよね。仕事量で言えば、通常みんながこなしてる1/5、1/6くらいの量。教えたほうがいいのか、そもそもやる気がないのか。野球の話題と仕事では別かもしれないけど、結局教える側、教えられる側っていう点では同じだと思うので話すとして。

楽しいってことは抜きにしても、わからないなら聞かないといけないし、遅いってことも自覚した上で早くなる方法を考えないといけない。成長する気配もないし、正直困っている現状。

でも、それをその人のペースに合わせるべきなのか、それともこちらのペースに引き上げるべきなのか。それはなんともわからない。何人かいろんな会社で後輩の育成に関わったこともあるけど、教えられることって基本しかないんだよね。あとは、自分で業務の中で見つけていくしかないわけで。放任ってことではないけど、仕事は自分のやり方を見つけていくしかない。その上で、すぐ覚えなきゃいけないよとは言わないし、次はこれ次はこれって急かすこともしない。あくまで、ペースは自分の中で決めて、その上で聞きたいことや知りたいことは聞いて欲しい。じゃないと、会社の急流に飲み込まれたら息継ぎできなくて終わりだからね。

とはいえ、そいつはそれでも仕事するペース遅すぎるからキレそうなのは割愛にします。全部言ってるけど。


そういうところでも人付き合いって難しいなと思う。教える人に威厳があれば聞くかといわれればそうでもないし。でも、アホから言われるアドバイスなんて聞くにもなれない。人には心があるのが難しいよね。

結局は、僕は楽しいこと優先!って考えで落ち着いてる。様々な葛藤も抱えながらだけど。出来れば、側近にクソ真面目な優等生タイプがいるといいなぁと思いつつ。ムードメーカーはさすがに言いすぎなんだけど、それくらいの立ち位置で良いかなと。

バンドに関してはもっとうまくなりたい気持ちはあるからね、固定バンドの時はずっと思ってたけどライブでしっかりと演奏するってことだけやってましたね。目立つことよりも、演奏を止めないとか壊さないとか。ドラムが不安定だったからね、言わない自分が悪いからせめてものって感じでしたけど。もう少し、上が見えるようなら考えたけど、割とてっぺんが見えてた部分もあったから最後まで言わなかったな。


人事育成、なんてまぁ大それた話にするとややこしいことでしたけど、個人的には人を育てるのは子育てとも同じ。知らないものとして接する、常識も含めて。出来ればほめるし、出来なきゃちゃんとこうするんだよって教える。根気のいることなんだと思う、教える側はね。

教えられる側は、知りたいこと学びたいこと、わからないこと、そういうのはちゃんと聞くべき。赤ん坊ではないのだから、意志を持っている時点で赤ちゃんよりは覚えるのは早いはずなんだよね。そこは素直に聞いて欲しいなと思いますね。

社会に出てわたしも10年ほどになってきますが、それだけでもいろんなことがありましたからね。いくつか会社も渡りましたし。でも、実際は楽しいことも山ほどあるのが残念なとこだよね。昇格するようなタイプではないんだけどね、ワタシは。万年平社員で、そらもう馬車馬のように働きますよ。いいんです、社会はそれでも回ります。これが僕のペースです。

Bye-bye(´∀`*)ノシ

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