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マスクを ✗しない ○【できない】 ことを知ってほしいという切なる願い 中編(020)

こんにちは(*^^*)
Ladybag(ばぐ)です\(^o^)/

前回の記事では
2020年以降、私自身が感覚過敏だと知り、マスクが【できない】ことを知り、
色んな方法を試したことをお伝えしました。

今回の記事では、
マスクができない中での
初就職から精神的に体調を崩し、休職するまでをまとめます。




色んな意見や考えがあることが承知しています。
ですが、どうか少数派になってしまった私達のことを知ってください。
決してノーマスク派のお気楽な人たちとは違うんです。
できることなら私だってマスクしたいよ!



マスク必須社会での初就職。

前回でお伝えしたように、
自分が感覚過敏と喘息発作への不安から
マスクが【できない】と知ってから約一年。

HSPの私にとってはマスクができないこと以外は楽なことも増えました。
例えば、人出が多い場所でも人との距離ができた\(^o^)/
知らない人と合う機会がオンラインで済むようになった\(^o^)/
など、HSPにとって苦手なことが減りました。
その良さは今後の記事材料にするとして、、、、

養護教諭(保健室の先生)の教員免許を取得した私は、
某私立小学校へ就職しました。
感覚過敏と喘息からマスクができないことは職場に説明し、
「感覚過敏のためにマスクができません」というバッチをエプロンに付けました。
児童や保護者と接するときには体調に応じて付けられるマスクを最低限の時間、付けました。
しんどい日や預かり保育で勤務時間が長い日にはフェイスシールドを使わざるを得ませんでした。
使ったバッチはこちら↓


優しい反応もあった

目ざとい児童はすぐにバッチに気がついてくれました。
バッチを読みながら、
「マスクができませんってどうゆうこと?」
と聞いてくれます。
その時は素直に、
「マスクが苦しいことがあるから、
先生が一人でいる時や一人で階段を使っている時は外すこともあるんだよ」
と伝えました。
子どもたちは素直です。
「そうなんだね。じゃ、その時は近づかないようにするね」
と答えてくれた子もいました。
バッチに気がついてくれた保護者のかたも、
「私と話す時は先生の楽なようにしてください」
と応じてくださいました。
そのときには、泣きそうになりました。


なんで、マスクしないの?

ある時、同僚にそう聞かれました。
思わず叫びそうになりました。

「マスク、しないんじゃなくて、できないんだ!!!」

と。
この時点でお気づきかもしれませんが、
上司である教頭には事情を説明していましたが、
他の同僚には周知されませんでした。
もちろん、接点が多い同僚には説明しましたが、
上司は、私がマスクができないという事実を軽視していました。

新人の体調ごとき、
忙しい上司にとっては歯牙にもかける必要もなかったのでしょう。
しかし、その事実が同僚を不安にし、私は同僚から信頼を得る機会を失いました。

挙句の果てに上司に言われた言葉は、

「メッシュだろうが何でもいいから、
 保護者の目につく場所では絶対にマスクはずさないで!」

私は完全にこの上司を信頼できなくなり、校長や大先輩の養護教諭にも相談しました。
しかし、何も変わることはなく、上司である教頭にはマスク以外のことでも
何を伝えようとも、伝え方を変えても、すべて否定形の言葉で返事をされ
コミュニケーションを取ることは不可能となってしましました。


感覚過敏は特性であり、個性である

先程、「新人の体調ごとき」と書きましたが、
厳密には体調によってマスクができないのではありません。
感覚過敏という特性・個性によってマスクができないのです。
自分の特性を受け入れられなかったとき、
私はこの社会に受け入れらないのだと思いました。
死にたいと思いました。
この世のどこにも居場所はないのだと。

その後、他にも職場内での様々な要因が重なり、
2021年11月上旬に精神的に体調を崩し、休職することになりました。

そんな中、取材をしていただきました。

マスクができないことを少しでも多くの方に知っていただくべく、
共同通信社さんに取材していただきました。
次回は、記事の公開から感じたこと、考えたことをまとめます。

では、中編はここまで。
後編に続きます。


取材記事は
ヤフーニュース版と共同通信社サイト版をのせますね

ヤフーニュース版
(コメント欄には批判的な言葉もたくさんあります。
 閲覧時には注意してくださいませ)

共同通信社サイト版
(こちらはコメント欄はありません)


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