性病がもたらした不妊
*月さんコラム
2020年6月15日の不妊治療の現状
現在、私は不妊治療中です。採卵が無事にすみました。9個取れた卵子のうち7つが受精、胚盤胞まで成長した受精卵は4つ。今凍結しています。
私の体は、採卵前まで薬を打ったり、飲んだりと(物忘れしがちな私にとって)ドキドキ。採卵の痛みは、その後の体調はどうだろう?と考えるとドキドキでしたが、採卵後1週間で月経がきて、体は、月経のあるテンション低めの生活に落ち着いています。(でも、いつものひどいPMSがなかったので少し楽かな。)
*月経の出来事ですが、自分の知識の低さを感じました。いつもPMS、月経の辛く感じる私は、月経が始まったと同時に、薬を飲みます。今回も、同じように薬を飲んだのですが、”あっ”、と思いました。「今何気なく飲んでいる薬、サプリメント気をつけなければ!」通院中の病院の医師に、常用してる薬をひとまず全部持って確認しました。妊娠したとなると、薬の成分は赤ちゃんに伝わってしまうものもあります。…気がついてよかった
性病がもたらした不妊
今日は、私がなぜ自然妊娠できない不妊になったのか書きたいと思います。
私の不妊の原因は四年ほど前に発症したPIDが原因でした。PIDとは骨盤内炎症性疾患 と言って女性の上部生殖器(子宮、卵管、および卵巣)の感染症です。
私の場合はクラミジア感染が原因でした。 クラミジア感染症は男性・女性共に感染者の半数以上が無症状です。そのため、感染が広がりやすく感染者が増えている性感染症です。
こちらの病院のクラミジアの紹介がわかりやすかったです→参考サイト
無症状が多く、不妊治療やブライダルチェックで気がつくことが多いとも言われる、クラミジア性感染症ですが、私の場合は、症状ありでした。クラミジア性感染症の最終段階、肝周囲炎を発症しました。じわじわいろんな場所に炎症を起こしていたため、後に判ることですが、卵管の炎症も起こし、しっかり癒着していたため、これが、私の不妊の原因です。
【クラミジアによる女性の症状】
クラミジア→子宮頸管炎[→産道感染(新生児結膜炎・新生児肺炎)]→子宮内膜炎[→絨毛羊膜炎(流産・早産)]→卵管炎[→卵管狭窄・卵管閉塞(卵管性不妊・子宮外妊娠)]→子宮付属器炎→卵管周囲癒着→卵管通過障害→骨盤腹膜炎→肝周囲炎 山の手クリニックHP より
クラミジア感染症は、無症状でも自然治癒することはありません。知らず知らずのうちに、感染による炎症が体の中を広がっていきます。そのスピードは人それぞれ。そのため、感染時期はなかなか特定できません。私も、以前お付き合いをしていた方から感染したのか、当時の夫から感染したのかは定かではありません。
自分のために、大切なパートナーのために、未来の家族のために、ぜひ、性感染症のチェックをしておくことをお勧めします。
次回は
*ブライダルチェックと不妊検査
*クラミジアによるPIDの発症記録
*不妊治療を受ける病院を決めた方法
*事実婚のメリット
のどれかについて書きたいと思います。
気まぐれな文章・投稿になりますが、お付き合いいただければと思います。
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