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たのしい絵本 「3びきのくま」

子どもと絵本を読むようになって、なんだか絵本に魅了され始めました。面白いなと思う本を紹介しています。

楽しい絵本の話。

「3びきのくま」という絵本の紹介です。

子どもの評価(3歳と5歳) ★★★★

「3びきのくま」と言う絵本はご存知でしょうか?

おすすめの絵本はありますか?と人生の大先輩に聞いてみたら、この本大好きなんだよね〜と教えていただいた一冊です。

本の内容(Amazon紹介文)
森で迷子になった女の子は、小さな家を見つけます。食堂には大きなお椀、中くらいのお椀、小さなお椀に入ったスープが。女の子は小さなお椀のスープをすっかり飲んでしまいます。隣の寝室には大きなベッド、中くらいのベッド、小さなベッドが。女の子は小さなベッドで眠ってしまいます。そこへ、散歩に出かけていた3匹のくまが帰ってきます。この家は大きなお父さんぐま、中くらいのお母さんぐま、小さな子どものくまの家だったのです。


正直言えば、私は何が面白いのかわからない本でした。ふーんと言った感じですが、子どもたちの食い付き用はとてもよかったです。何度も読んで欲しくなる本だそうです。「3匹のやぎのがらがらどん」のような感じで子供と大人の評価が全く違う本の1つでした。

何が面白いんだろう??と聞いてみました。
・クマに名前があって面白い、その名前がまた面白い。
・なんか、おっきい物と中くらいの物と小さいものが何回も出てきて楽しい。
・椅子で遊んでたら壊れた!はははは!
・女の子がやらかしたことに、逐一クマが怒ってる!しかも同じように!
・最後に女の子をクマが見つけ、噛みつこうとしたけれど、女の子窓から外に飛び出して逃げ切った!


母としては、どれもこれも、ん?楽しいポイント??と思うところばかりでしたが、どうやらリズム感がいいのか、自分と似た体験をしてることに共感しているのか、どうなのか、子どもたちにはお気に入りの一冊になりました。


実は、「3びきのくま」と言う本はたくさん出版されています。

紹介していただいた時に、どの「3びきのくま」だったのか分からず、たくさんの「3びきのくま」を入手しました(笑)大人としては、読み比べがとても楽しかったです。

大人買いや図書館で検索することができるのであれば、たくさんの「3びきのくま」を読んでみてください。基本的な話は変わりませんが、女の子が意地悪だったり、スープの冷たさや暖かさが違ったり、椅子を倒しただけだったり壊してしまったり、それぞれです。

母としては、ゲルダ・ミューラー作の「3びきのくま」が一番優しくて好きでした。子供たちが、こんな子どもでこんなクマだったらな。なんて思ったりしましたが、それは、大人の都合なのかもしれません。

この本を読んだら、
絵本は、いいことを教える大人の都合のいい道具ではなくて、子どもが擬似体験できる大切な経験の場なのかもしれない。そんなふうに思いました。


momo








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