💊#02子どもがくすりを嫌がる場合の工夫
【登場人物紹介】
★レデイちゃん
お花の髪飾り🌸がトレードマーク。お買い物好きで何にでも興味いっぱいの活発な女の子。
★レデイママ
美容に気を遣っているいつもキレイなお母さん。子ども想いでいろんなことを教えてくれる。
▶はじめに
レデイちゃん：ねえ、ママ。弟がくすりを嫌がって飲まないときって、どうやって飲ませているの？
レデイママ：さすがお姉ちゃん。くすりを嫌がる子は多いわね。でも、くすりをきちんと飲むことはとても大切だから、今回はその対策について一緒に考えてみましょうか。
▶子どもがくすりを嫌がる理由
レデイママ：子どもがくすりを嫌がるのは、主に味や匂いが原因よ。くすりの苦味や特有の匂いが嫌で、飲むことに抵抗を感じてしまうことが多いの。それから、くすりを飲むこと自体に恐怖心を持っている子もいるわね。
レデイちゃん：確かに、弟は匂いを嗅いだだけで逃げちゃうもんね。
レデイママ：そういう場合、無理に飲ませようとするのではなく、まずは子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切よ。
▶くすりを飲ませるための工夫
レデイちゃん ：じゃあ、どうやってくすりを飲んでもらえばいいの？
レデイママ：いくつか工夫があるわ。まずはくすりを飲むことを
ポジティブに伝えることね。『これを飲むともっと元気になるよ』とか、『ヒーローみたいに強くなれるよ』って言うと、興味を持ってくれるかもしれないわ。
レデイちゃん ：ポジティブな言い方かぁ。弟はヒーローが好きだから、それなら飲んでくれるかも。
▶くすりを飲みやすくするヒント
レデイちゃん ：他にも飲みやすくする方法ってあるの？
レデイママ ：そうねぇ。ストローを使うとくすりの味を感じにくくなることがあるわ。飲みやすくするために少量のジュースと一緒に飲ませたり、冷やして味を感じにくくするのも効果的よ。ただし、飲み物と混ぜて大丈夫かどうかは必ず薬剤師に確認することがポイントね。
レデイちゃん ：確か、混ぜると苦味が出ちゃうくすりもあるんだよね。
レデイママ ：その通りよ。それから、くすりを飲んだ後すぐに、好きな飲み物を飲ませて味を流すのもいい方法なの。シロップタイプのくすりなら、冷蔵庫で少し冷やしてから飲ませると苦味が和らぐことがあるわ。
レデイちゃん：なるほど～。ちょっとした工夫でくすりが飲みやすくなるんだね。
▶まとめと注意点
レデイママ：子どもにくすりを飲ませるときは、まずは子どもの気持ちを尊重して、無理に飲ませようとしないことが大切！そして、工夫を凝らして
少しでも飲みやすくすることね。それでもうまくいかないときは、薬剤師に相談してみて。もっと飲みやすい形状のくすりがあるかもしれないわ。
レデイちゃん：ありがとう、ママ。勉強になったよ。
レデイママ：疑問に思ったときはいつでも相談してね。
📝薬局でよくある質問コーナー
Q. 家に帰ってからくすりを飲んで、休ませていたら、夜間に急に咳込み始めて息苦しそう！救急で病院を受診したほうがいい？
A. 夜間はかかりつけのクリニックや薬局が閉まっていて、どこに相談したらいいかわからないことありますよね。そんなときに頼りになるサイトや窓口をご紹介します。
「こどもの救急」
気になる症状をチェックしていくと、受診の目安や準備しておくべきことを提示してくれます。
「こども医療でんわ相談」
休日・夜間に、子どもの症状にどう対処するか、病院を受診したほうがよいかなど判断に迷ったときに、小児科医師・看護師に電話で相談できます。
全国同一の短縮番号「#8000」をプッシュすることで、お住まいの都道府県の相談窓口に繋がりますが、都道府県によって実施時間帯が異なりますので、厚生労働省のホームページで確認しておきましょう。
急に子どもの体調が悪くなると慌ててしまいますよね。いざというときに備えて、このような窓口を把握しておくと安心ですよ。
