不妊治療を経ての妊娠
お久しぶりです。
久々のnote投稿になってしまいました。
妊娠しました。
今は妊娠34週に入り、産休に入っています。
予定日は3月末予定です。
実は、1年半近く妊活・不妊治療をしていました。はじめの半年くらいは前向きでしたが、そのうち心が暗くなることが多くて…後半はいわゆる「妊活鬱」になっていたと今振り返っても思います。
当時は毎日生きるのに必死で、楽しい・嬉しいという感情がなくなっていました。
何をしていても「妊娠」の文字が頭にこびりついていて、本当に辛かった。妊娠中・育休中の人と会うのも辛かったし、街でマタニティマークを付けている人、子連れの人を見かけるのも辛くて出かけるのも億劫になりました。SNSも見たくなかった。
その一方で、人の幸せを喜べない自分に嫌気もさし、自分が欠陥品のように思う気持ちもあって黒い感情に包まれていました。
沢山泣いて、苦しんで、旦那さんには本当に支えてもらったなあと思います。(最近聞いたら「あの時は荒れていたねえ」とのことでした…)
幸い私は授かることができましたが、私の周りにも不妊治療をしている人がいるかもしれない。そう思うと、なかなか人に妊娠報告はできないなあと。無事に出産したら、親しい人のみに報告しようと思っています。
不妊治療は私の人生の出来事において、最も辛くてきつかった経験だと思います。約1年半でしたし、もっと長いこと治療をされている方からしたら「そんな年数で」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、短いといえば短いですが、私にとっては長い長い1年半でした。毎月泣いて、心が沈んで、自分はダメなんだと否定され続けているような気持ちでいっぱいでした。また、まさか自分が不妊治療をするなんてという気持ちもありました。
ですが、不妊治療を経たことで、妊娠出産は奇跡なのだということ、人は言えない悩みや苦しみ抱えている人も大勢いるのだということを改めて学びました。
ここには書きませんが、不妊治療中は心無い言葉で傷ついたこともありました。もちろん、相手は私が不妊治療しているということを知らないので悪気はないですし、仕方ないのですが、それでもグサリと心に刺さった言葉は今でも忘れられません。その経験を活かして、「相手にこれを言ったらどう思うかな?」など考えてから発言をする思いやりを持った人間になろうと努めています。
そして、産まれてくる命を大切に愛情いっぱいに育てていこうと思っています。
我が子に会えるのが今からとっても楽しみです。