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Lads Culture SP Vol.5

"日常と音楽"

コロナが想像を遥かに超えて自分の生活を変えてしまった。

僕の働く古着屋は営業停止。

お客さんの顔を見て話すことはなくなりオンライン作業の日々、

仕事が終われば直帰。amazonで買ったレコードを聴くもどこかピンとこない。

日常に寄り添うのが音楽なのかなって最近ふと思った。

ライブで拳をあげたあの曲。

友達と行った居酒屋で流れたJ-POP。

レコ屋で勧められた新譜。

朝まで遊んだクラブで流れていた知らない曲。

僕が好きになる音楽は僕の日常に沿ったモノだった。

家にいる時間が増えるから沢山バンドをdigれるし沢山音楽が聴ける!と思っていたけど何かが違った。

ここ数ヶ月の間に大好きになった曲があった。

これはコロナが猛威を振るう前、後輩の卒業旅行だ!と言って弾丸で東京旅行へ行った時。

行きたかったレコ屋でレコードを買い、古着屋を回った。

帰りはもちろん深夜。(高速料金が安いから)

深夜の高速道路、過ぎてく照明灯、運転してくれている後輩のプレイリストを聴いて帰っていた。

トンネルに差し掛かった時にこの曲が流れて、なぜかセンセーショナルな気持ちにさせられた。

一緒に聴いた人、時間、気温、場所が一つの曲を特別なモノにしてくれていると思う。

日常が早く戻りますように。

音楽も呼吸してるんだなー。と思った。

何がキモいってこれラブソングだから、男二人で聴いて思い出の曲になってはならないのだ。笑

SP

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