EXVSシリーズのセオリーまとめ
昨年くらいからモチベが上がって色んな上級者の配信や動画で学んだセオリーを備忘録を兼ねて整理しようと思いまとめることにしました。セオリーのため、全機体で共通することが多いと思います。主に、某リスナーに教える配信のネタが多いです。
2021/11/19追記:文章の校正&動画リンク追加
1 立ち回り
1-1 待ちゲーをする
このゲームにはブーストの概念があるため、先に動いた方が大きな隙をさらして被弾しやすい。
ブースト云々抜きにしても受ける側は攻めての行動を見て何をするかを選べるので攻め側が基本的に不利。
このゲームの上級者同士の対戦は互いに中距離でにらみ合い、相手のミスを捕らえる・・・というのが多い。
ガン攻めスタイルで勝つ上級者もいるがそういった人たちは相当やりこんでいるし、間違いなく待ちの展開もできる。なので、最初に待ちゲーを練習するほうがいい。
1-2 運ゲーをしない
1-1で書いた通り、攻める側は基本的に不利だが強力な武装のセットプレイであれば高確率で受けに回った相手にも当てれる可能性があるとする。しかし、これを「当てれるかも」で繰り替えしていると「当てれれば勝ち、外せば負け」になってしまい運要素が増えて上達につながらない。「当てたいではなく、当てれる場合にのみ攻める」これが大事。
(筆者はウィングゼロのメイン特格変形格闘を馬鹿みたいに振りまくっていた。)
1-3 見られていないときだけ攻める(低コスト)
低コストで先落ちする人は序盤から相手のロック圏内で戦っていることが多い。そうではなく、自分が見られていない状況にのみ前に出て相方が動かした相手の隙を捕らえる。
1-4 相方の耐久で立ち回りを変える
相方の耐久に応じて立ち回りやどちらが先落ちするかが変わる。相方の耐久が少ない場合は前に出て相方を助けないといけないし、相方の耐久が残っている場合は自身がむやみに前に出る必要はない。後落ち側は特に負けまでに減ってもいい耐久値が相方と同じくらいになるように調整しないといけない。
3025のコストオーバー時にフル覚醒を持っている場合に相方の耐久が多くても前に出て試合を決めようとして死亡・・・というミスが筆者にも多かった。
1-5 リーサル(致命傷)を意識する
のこり耐久200で撃墜されたら負けという状況の場合、相手に一瞬で200ダメージを出せる武装があるかを考え、持っている場合はそれだけは絶対に被弾しないよう警戒する。
2 テクニック
2-1 慣性ジャンプの使い方
慣性ジャンプはブースト効率がよく、ゲーム内では必須テクニックであるがゆえに、使ってはいけない場面を意識できていない人が多い。
慣性ジャンプが強力なのは逃げる場面で、攻めに使うと相手に着地タイミングを読まれやすく非常に危険である。
2-2 起き上がり着地
ダウン後の起き上がり時にレバー、BDボタンを押すと機体がくるっと回って着地する。欠点は着地を即座にするため、その着地狙われる可能性が高い。勝率5割くらいの人でもこれをする人が多く、筆者自身もこの着地に関する解説動画を見て、「こんなんやってないだろ」と思いつつ最近までやっていた。筆者の場合は起き攻めされそうな場合は着地はしないで高飛びや反撃をしていたのでそこまで起き攻めではめられてはないし問題ないと思ったが、ロックしていない方に起き上がり後の着地を取られ続けて爆発・・・と思われる試合がクロブであったので矯正した。結構時間かかった。
2-3 空中の相手に攻撃を当てようとしない
着地時の硬直を取るというのは当たり前の基礎だが、やはり慣れるまではできない。初級者にありがちなのが空中の相手に弾を撃ちまくって着地時にはブーストor弾が切れてあっさり着地される・・・という展開が多い。対アトラスでは最重要の項目。
2-4 盾の準備
上級者はニュータイプみたいなタイミングで咄嗟に盾を出すことがあるが、これはほとんどが「盾しないといけない武装がそろそろ来る?」と、意識付けて対戦しているから出来ること。意識しないと絶対に出来ない。
マキオンで盾への意識が必要な武装をまとめます。(横ステップでは避けれない)
3000・・・サバーニャ(特射、覚醒技)、マルート(サブ)、TVゼロ&EWゼロ(ロリバス)、Pセルフ(格CS)、レギルス(横サブ)
2500・・・グシオン(特射)、バンシィ(サブ)、ゴトラタン(レバー入れサブ)、バウンドドッグ(特射)、ヴァサーゴ(サブ)、エクセリア(横特射、覚醒技)、ファントム(サブ)
2000・・・モンテ―ロ(横サブ)
多すぎて意識できないかもしれないが自身の使う機体および、機体使用率・武装の回転率ともに高いモンテ―ロは意識したい。
2-5 足を止める行動は危険
簡単そうだが最近になって気づいた点。単発ダウンのCSといった足を止める武装は当たり前だが足を止めて撃つため隙がある。この隙に相手が牽制で撃ったBR・ファンネルが刺さってしまう。相手との距離が近い場合にはこういった武装を使わないようにしたい。
ファンネルを持つ機体を使う場合は足を止める強力な武装(2-4の武装+ゲロビ)を持つ相手に積極的にばら撒こう。
2-6 コンボはカット耐性が最重要
始めたてのプレイヤーはコンボでダメージが最重要と考えるかもしれないが長い300ダメージコンボを当てる途中でカットされて150ダメージを受ける場合よりも短くて200ダメージのコンボを当てる方が状況は優位と言える。
よって、高火力コンボよりもカット耐性の高い効率のいいコンボを真っ先に覚えた方がいい。
個人的な意見だがバルバトス系列のN格前派生なんかは高火力だが非効率なコンボの最たる例と思う。
レクスの場合NNN前>NNN前Nで335ダメージを狙うよりも
NNNN>Nサブで287ダメージのほうが圧倒的にDPSが高くカット耐性も高い。
3 覚醒
3-1 1回目は溜まったら使う
これはかなり簡略化した書き方だが間違っていないと思う。覚醒は使用した回数がとにかく重要で先落ちするプレイヤ―は覚醒を2回使えるような調整ができないとほぼ負ける。覚醒を2回使えなくなる要因は覚醒が溜まったのに「ここで使うのは勿体ない」と出し渋るため。覚醒にはブースト回復効果があるため、「ブーストが減ってから使った方が得」と、考えているプレイヤーも多いかもしれないが、覚醒が溜まった渋っていると思わぬ被弾をして2回目の覚醒を使える可能性が減っていく。これを防ぐためにもとりあえず使うのは大事。
とりあえず使うで覚醒落ち・・・という新たな課題が出るかもしれないが覚醒を使った後の課題が分かっただけ出し渋るよりも進歩したと言える。
3-2 覚醒中の攻めは危険
覚醒中は武装が強化されE覚醒でさえ発生などが早くなるので攻めに使いたいと思う人も多いがダブルロックされているため被弾しやく、被弾による覚醒落ちや2回目の覚醒が溜まらない可能性が上がる。攻める前に敵相方の位置を確認し、邪魔されなさそうな場合のみ攻めるといった立ち回りが大事。
被弾しない程度に読みあいをしかけるのが大事。
3-3 最後の覚醒は試合を決めれる場面まで温存する
最初の覚醒はすぐ使ったほうがいいが最後の覚醒はむやみに使えない。覚醒中に勝てる場面で使わないと、覚醒を捌かれた場合のリスクが増えるし、最後に使うほうが覚醒時間も長い。相手の覚醒がもうたまらないor覚醒しないと負ける・・・こういった状況以外では使わない方がいい。
3-4 相手の覚醒有無を把握して立ち回る
覚醒の溜まった3000コストの目の前にいると覚醒のパワーで耐久調整を崩される可能性が高い。相手の覚醒が溜まってそうなら距離を取る方がいい。全員が0落ちの状況でも3000コストの場合は200前後の耐久の場合は溜まっていると思った方がいい。
3-5 盾による覚醒溜め
盾をすると覚醒ゲージが半覚醒の1/30溜まるので、「あとちょっとで覚醒溜まる」という場合は盾で安全に覚醒を溜めよう。
3-6 E覚醒(C覚醒)の即抜け
盾では溜まるほどではないけどあとBRか格闘1発くらったらE覚醒が溜まる・・・といった状況を意識していつでもE覚醒抜けをする準備をできないと後落ち時にE覚醒を2回使うのは難しく、安定した勝ちが遠のく。
こういった点からE覚醒(C覚醒)は発動タイミングが難しい。
4 上達方法
4-1 数をこなす
当たり前のやつ。全国大会で上位入賞するプレイヤーは累計で20万戦以上対戦しています。他にも一択タイプの有名プレイヤーは1機体を2万戦以上対戦している。
4-2 リプレイを見る
なぜ被弾したかを確認する。読みあいの結果被弾した場合は、読みあいをしかける必要があったかを確認する方が重要。
4-3 新しいことをやる
行き詰った場合に、今までうまく扱えなかった武装や・使えなかった機体の練習を始める。そうしないと同じことの繰り返しで上達が遠のく。新しいことを試すと最初は勝てなくなることが多いが折れないように。
4-4 操作練習する
当たり前だが今まで使ってなかった機体や・難易度の高きテクニックを使えるようにしたい場合はCPU相手に操作ミスやコンボ練習をしっかりやったほうが実戦でミスが減るので勝率は確実に上がる。
4-5 知識(基礎)をつける
同じプレイヤーであれば知識が多いほど強くなったといえる。
4-6 教えてもらう
自分の悪いところを効率的に治せるので上達速度が上がる。