GOKUSAI 読了 猿先生によるアート漫画
鬼竜おじさんがやたらと芸術分野の知識をアピールするあたり猿先生は相当な芸術好きってのが分かる。アクションマンガばっかり描いてた猿先生が描いたのが画家をテーマにしたGOKUSAI。
画家がテーマなら今までの猿作品の様式美は通用しないのでは?という予想をするもそんなことはなかった。
6話で早速美大出身のヤクザが登場。拓也さんにそっくりよね。
そんなこんなで3巻で画家志望人が集まる学校に入学する。
そこのセレクションを受ける過程はこのGOKUSAIにおいて一番面白かった。
セレクションには宮崎ハヤヲというキモオタが登場。猿漫画特有の著名人の愚弄。
セレクションの途中に主人公の母親が余命数カ月なことと学校の校長がサイボーグなのが判明(???)し、究極の絵を描いて母親の治療(???)をし、主要キャラの絵が高額落札されるのが紹介されて終了。
セレクションの途中に打ち切りの話があったと考えられる。
3巻のセレクションを受けている際に皆で協力する話は結構面白かったが、漫画内で個人的には一番盛り上がったあたりで話を畳むために方向転換したのが惜しい。
タフ以外の猿漫画は海の戦士、毒狼、GOKUSAIで3作目。