天草(2021.11.15)①
釣りが大好きな会社の先輩が、引き継ぎで熊本出張に同行してくれた時「あー天草行きてえなあ」と言っていたのがなぜか心に強くインプットされていて、出張+休み1日、天草に寄って帰ることにした。
前の日、仕事の時に「明日天草に行く予定で」と話すと、熊本の方々が次々におすすめスポットを教えてくれる。
「崎津はやっぱりマストっすよ」「新しくできたリゾラテラスってとこのパン屋さんが美味しいみたい」「私なんなら今朝天草から来ました。キャンプイベントの取材があって」それは強い。
平日朝、7:30に発車したにもかかわらず、市内を抜けるのに30分もかかってしまった。熊本市はいつも混んでいる。
まず最初に三角西港に立ち寄る。世界遺産であるが、NEW DAYSに立ち寄るくらい一瞬しか時間がなかった…
朝方だったので施設としては開館前で、周囲を少き、静かな湾を眺めてから、天草に向けて再出発。
この少し先に橋が伸びていて、天草の島々は天草五橋と呼ばれる橋で陸路がつながっている。それぞれの橋の特徴がWEB上で紹介されていたりして、地元の方の足としても、観光スポットとしても、愛されている橋なんだろうなと思った。
50年前にはまだ橋がかかっておらず、熊本本土とは船で行き来していたというのがにわかには信じられない。この橋を渡る時が今回の道のりでの何よりのよろこびだった。
今日の夕方の便で東京に帰るので、なかなかに時間との戦い。
とりあえず、一番行っておくべきと思われる崎津を目がけてひたすら車を走らせる。前島と天草上島を結ぶ赤色の5号橋を渡り、国道266号線が324号線に切り替わってからは、気持ちの良い海沿いドライブ。
そして天草瀬戸大橋という五橋に比べると小さな橋を渡り、また内陸に。
時に川沿いの山あいを抜けていくので、これはこれで楽しいドライブロードである。
崎津に到着し、ガイダンスセンターに車を停めて教会のある集落まで束の間のお散歩。
月曜日であったが、ツアー観光のご年配の方々や、校外学習の中学生がいてそこだけ人がたくさんで不思議な光景だった。
道中は地元の人がおしゃべりしていたり、猫が危なっかしいくらいゆっくりと車道を横切っていたり、平和そのもの。
つづく。
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