シーリング工事のためのヘラを作ろう
S君の作業を見て「シール屋さんのヘラ」が欲しくなったので、作ってみた。
まずホームセンターで適当な大きさの金ベラを購入。
一本4〜500円で柔らか過ぎないものをチョイス。内装や窓周りなどの細かい作業なら別だが、自分は基本外壁の目地やサッシ周りなど「繊細さ」よりも「丈夫さや耐久性」メインなのである程度の硬さがないと材料に負けて、かえって汚くなってしまうので。
こんな感じの物。
で、このままだと長いので上下をカットして手に馴染むサイズに。
鉄の部分が長いと対象物から離れるので、角度や力加減の調整が難しくなるし、木の部分が長いと握った手からはみ出る部分が関係ない所に当たったりして作業の邪魔になる。
上下を切り終わったらそのヘラに合う様にバッカー(S君が使ってる緑色のは塗料屋さんに置いてなかったので、大概のペンキ屋と同じオレンジの物)をハサミでざっくりカット。それを接着剤で金ベラに張り付ける。
気持ち大きめにカットして、キワが斜になる様に削って最終的には金ベラより1〜2ミリはみ出る程度が理想。
これが意外に難しくて、手持ちのサンダーはベンチグラインダーよりも回転が速いし、そもそも鉄や石を削ったりする物なので、柔らかいゴムなどは一瞬で無くなっていく。
因みに写真はうちの職長がやっている所だが、3回失敗している。火花を散らしてゴムを削ってるんだか金ベラを削ってるんだか判らない。
で仕上がったのがこちら。マジックで書いてあるのが金ベラの形。
多少不恰好だけど使うのが楽しみだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?