8.1人で出来るカニドリ練習方法part2.
こんばんは。投稿が遅くなってしまいすみません🙇♂️
前回の練習方法は正対⇔側対の切り替えを意識するボールタッチの練習でした。この練習が効果を発揮する局面というのは
ドリブルで相手を「抜きにかかる・ズレを作りにいく」段階の話です。
順番が逆になってしまいますが,今回は「運ぶ」局面でのカニドリ練習方法について説明していきます。
「カニドリ=運ぶドリブル」
これまで身体の真下で持つドリブルのことを「カニドリ」と呼んできましたが,今後のことを踏まえ先に「カニドリ」の戦術的な定義を示したいと思います。
上記の図でドリブルは大きく
「トラップ⇒運ぶ⇒抜く⇒パスorシュート」
「トラップ⇒運ぶ⇒パスorシュート」
の二つに分けられます。
※実際には「キャンセル」という選択肢も入ってくるのですが今回は除外してます。
「カニドリ」とはトラップしてから相手を抜きにかかるまでにする「運ぶ」ドリブルのことを指します。
この運ぶ段階が出来るようになると「抜く」局面が優位になることは勿論,周囲の連携に合わせて「時間」を創り出すことも可能になります。
よく言われる「選択肢」を多く持てる状態でプレー出来るので,ドリブラーに限らず様々なプレースタイルの選手が持って欲しいスキルになります。
「運ぶカニドリの戦術的な意義」
戦術的な観点からカニドリは運ぶドリブルであるということを理解してもらうためにプレー動画を添付しておきます。まずはこちらをご参照ください。
今までは「抜く」場面にフォーカスしてきたのでそれに比べると大変地味ですが,この運ぶドリブルというのは非常に重要です。
まずは「運ぶ」⇒「抜く場面」での戦術的な意義について説明します。
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