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ナバホジャーナルクラブに参加して

先日の日曜日の朝、ナバホのIna Sinさんのワークショップに参加しました😊

今回のナバホジャーナルクラブのテーマは「言葉と文化を守る」

これはナバホ語だけの問題ではないのですが、過去の暗い歴史において言葉の統制が行われ、日常会話すら禁止された時代があったりその言葉を使うと虐待されたりと、日本人の私達からすると想像を絶する歴史があるのです。
そんな中でも自分たちの文化である言葉を守るうとする人たちによって儚くも守られてきたものが、このコロナ禍がさらなる打撃を与えているのだとか…
ナバホの方たちの言葉という文化を守りたい気持ちが凄く伝わってきて、胸がキューンとしてたのですが、翻って日本の私たちは何と呑気なことか…。
以前、まやままみさんの音声配信にもコメントしましたが、ナバホの方たちと違って、私たちは自分たちの方言(この言葉は好きじゃないけど)を文化だという自覚もなく流行り言葉を安易に受け入れ、元々話してた言葉を自ら手放してたのじゃないか?と感じてます。
私は大阪で生まれ育ちました。
けれど、明治生まれの祖母が使ってたようなキレイな大阪弁(南大阪ですが)を使えないし、最早教えても貰えません。
こんな年になってから気付くなんて(涙)
そこにある焦燥感は、少しナバホの方たちと、ホンの少し同じかな?と思いました。
人類の長い歴史の中で、生まれては消えていった言葉があるんだろうなと思います。
私が何故こんなに言語について思い入れがあるのか?ふと考えたのですが、マヤ文明に興味を持った頃からだと思い至りました。
マヤの話もしだすと、収集がつかなくなるので割愛しますが(笑)、何せマヤにしてもネイティブ・アメリカンにしても、オーストラリアのアボリジニにしても、そこに元々いた先住民族の文化が大好きなのだと、この日曜日は改めて自覚しました。

若い頃はヨーロッパの西洋文化に憧れてました、今も嫌いではありませんが、ちょっと私の向く方向が変わってきたように思います。

今はアリゾナの大地に立ちたい、自然の中に身を委ねたい、そんな気持ちでいっぱいです。

Ina Sinさん、今回も本当にありがとうございました😊
また、改めてゆっくり見ます❤️

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