2月1日
これから日記をつづけてみることにする。
これまでにも「日記」とハッシュタグをつけて、気が向いたときに書いたりはしていた。でも、いざ続けるつもりで「はじめよう」と思うと、どういう方向でとか、タイトルはとか、格好を考えようとしては素直に書けずにいた。
今、詩の教室に通っている。教室とオンラインに生徒がいて、毎月詩を提出しそれを講評し合う。この前ははじめて「合評」が取り入れられて、これがエキサイティングでたのしい。まだ自分の講評が下手で楽しみにのりきれていないのだけど。
提出作品はどれも個性的で、一人ずつ好きなところが言えそうなくらい、毎回「読む」こともかなり楽しみにしている。
その教室で、講師から練習として日記を書くことを勧められた。
レポートや告知文を書くのとちがって、「詩を書こう」と、言葉を選んでピンセットでのせていくようにしていたかもしれない。
たぶんしている。もっと自動筆記的に無駄なものも含め量的に書き、それを彫刻していくような書き方に変える。その練習と、手紙のように「誰かに読んでもらうことを想定して書くように」ということだろうと思う。
すでに提出した3作品は、自分の中に印象強く記憶している実際に経験したイメージを、喪を捧げるつもりで書いた。でもたしかに、力の込め方がよく掴めず、それを「詩の種」として、まだ書き継いで改稿していきたいような出来になっている。
締切りとの付き合いがあるのは、苦しいけれど、形にするきっかけをくれる。教室は3月までだけど、ここはそのあとも続けてみたい。