3月24日

詩の教室の今季を終えて、別の余裕が生まれようとしている。たとえば、また引っ越し先の家の間取りをどうするかと配置を考えるスペースが頭の中に出てくる。実家のもとの机の台の部分を捨てればすっきりするのだけど、使い方を変えて使い続ける方法がないかと色々イメージしてしまうのだ。
休日で、今日はだんなさんも私も家でのんびりした。多忙なはずの土日のタイミングの連休で、週の仕事疲れはない。だんなさんは風邪の治りかけで、私は突然発症した花粉症を続投してしまっている。遅い朝食にフランソアのソフトクッペを焼いて、バターをなじませて食べた。
夕方、エッセイ『気づいたこと、気づかないままのこと』の後半の未読部を読み終えて、最初に読んだ末尾の長嶋有解説を再び読む。古賀さんのものごとを俯瞰する目のことを、「横から見ている」と表現してあたらしいエッセイストの誕生を寿いでいる。何と言い得ているのだろうと、あらためて感心した。


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