2月16日

三寒四温の寒の方の日。家に帰ってからも何だか寒くて、しばらく夕飯をつくる元気が出ないでいた。初冬よりずっと寒さに慣れてたはずなのに、不意打ちのようで体がついてこない。
米を研ぐのさえイメージがわかないので、冷凍していた冷やご飯の残りを使おうと思った。今日は、パン屋で最近置かれはじめた自然農園の小さな野菜を買ってきていて、ブロッコリーがとてもおいしそう。ニンニクと玉ねぎを細かくきざんで、オリーブオイルで炒めて香りをうつしていく。しばらくして、シーフードミックスとブロッコリーも投入。水とブイヨンを加えて、温まったら冷やご飯を入れてしばらく煮込む。ミニトマトも買ったつもりだったのにどうしてか見つからず、チーズで味をまとめることにする。濃厚なチーズリゾットの出来上がり。
ブロッコリーの青くほこほことしたふくよかさにチーズの出汁がよく行きわたって、美味しかった。

寝る前に読みはじめた、現代詩手帖2023.12月号巻頭の佐々木幹郎・藤原安紀子・石松佳による鼎談「移行期のリアリティ、それぞれの対峙」がおもしろい。杉本真維子さんのあの極端に切りつめられた詩の言葉のこと、提示していると思われるものについて。ここにヒントがたくさん隠れていると感じさせてくれる、いい対話のはじまり。

いいなと思ったら応援しよう!