2023 オーストラリアGPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 376
【イタたわGPまくら話】
オーストラリアGP決勝戦を左右した6つの鍵
【2023 オーストラリアGPまとめ】
●ドゥカティ
・ザルコ、初優勝に涙する…
・マルティン5位:タイヤ選択は選手だけに任せるべきではない
・バニャイアはレースを読み解く能力が高い
・ドゥカティ「バニャイア&マルティンは完全に同じコンディションで戦っている」
・ディッジャ:下降デバイスも提供され、初表彰台も取ったけど…
・バスティアニーニ:フィリップアイランド不調は心配無用
●KTM
・頼みの綱はビンダーだけ、ミラーはがっかり…
●アプリリア
・マシンは良いのにチームの経験値が…
●ホンダ
・ホンダ機はセッティング面が少し改善されたが…
・マルケス:移籍にともなう金銭事情
・マルケス後任は…ザルコが適任だが…
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
そろそろ歯磨き粉がなくなってきたんで、
「次はフッ素なしのを買いたいなぁ~」と思ってたんですが…
連戦でなかなか外出ができず、チューブを絞りに絞って使い続けてたんですよ。
で、久しぶりのスーパー買い出しの際、 あとで薬局に立ち寄るのも面倒なんで、
「とりあえず、今使ってるのと同じのを買っちゃえ」って、そのまま売り場に行ったら…
いかにも新商品って感じで、『フッ素なし』歯磨き粉が普通に売ってました!
町中の小さなスーパーだったんで、絶対にないと思ってたんですが…
イタリア人も、けっこう健康志向なんですねぇ。
おっと、モトGPのお話でしたね。
今回のオーストラリアGPのサーキット動員数は…
こんな感じです。
金曜日:19,150名
土曜日:32,450名
日曜日:19,787名
合計:71,387名
では、恒例の『レースの流れを左右した鍵』も行ってみますか。
いつも通り、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が書いております。
まぁ、どうぞ、どうぞ!
オーストラリアGP決勝戦を左右した6つの鍵
1)マルティンがリアにソフトタイヤを選択
確実にレース結果に影響を及ぼしていた。
2)ザルコ、フィリップアイランド超速
同トラックでは常に戦闘力が高い。
3)ザルコ迷いなし
速いことに加え、決断力も凄かった。
勝てるチャンスを見出した瞬間、誰にも容赦はしなかった。
4)バニャイア・ネバー・ギブアップ
レース中、最も苦戦しているような時もあったが、決して諦めなかった。
5)ディッジャの遠慮
本人が言っていたのだが…
第4コーナーでタイトル争い中の両選手を見かけたが、とてもアグレッシブに攻める気にはなれなかったと。
6)ビンダー、序盤ラップで無理をする
マルティンに喰い付いていくため(もしくは後続を引き離すため)に頑張り、リアタイヤがほとんと逝ってしまった。
で、今回は『決勝戦の各周回における重要ポイント』はありません…
「nice fight」とだけ書かれてました。
でも、これで終わるのはちょっと寂しいんで…
最近、ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)が明かしていたことを、いくつかご紹介しますね。
まず、現在のドゥカティ天下については、
「こんな風になるとは思ってもいませんでした…しかも、日本メーカー陣のスランプ期と重なってしまうなんてねぇ…」と。
あと、ベッツェッキ選手のプラマック移籍話が立ち消えた件については…
「驚いてませんよ…まぁ、我々としてはファクトリー機に乗る資格があると思ったんですがね。
来年、ファクトリー最新機は4台しか用意しないもんですから…
以前、5台用意したことがあったんですが(※ファクトリー&プラマックとマリーニ選手)、費用がとんでもなくかかることが分かったんですよ。
ベッツェッキに関しては、VR46チームとの絆が深いから…継続したい気持ちは良く分かりますよ。」
そして、もしベッツェッキ選手が移籍してたら、チーフメカニックのフラミー二氏を帯同できる条件を提示してたんだとか。
それから、モルビデッリ選手のプラマック移籍を検討した際は、マリーニ選手も候補に上がっていたそうですよ。
では、オーストラリアGPまとめ、行きますか!
今回、書いてて興味深かったのは…
ザルコ選手が初優勝で涙ぐんでたとか…
レースでのタイヤ選択の仕方を見直した方が良いのでは?とか…
バニャイアの強みは?とか…
マルケス後任がなかなか決まらない件について、イタリア側はプーチ氏の責任と見ているとか…
まぁ、とにかく、どうぞ!
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