2023年セパンテストまとめ 欧州メーカー編:風聞〜イタたわGP Vol. 358
【イタたわGPまくら話】
●KTM『うちは選手やメカニックに『スプリントレース』の報奨金を出す!』
【2023年セパンテストまとめ 欧州メーカー編】
●ドゥカティ
・相変わらず、今年も『お手本マシン』
・カウル真ん中ぐらいに付いてる『段差』は?
・ウィング多用でモトGP機が格好悪くなってきた?
・やはり最強はフランチェスコ・バニャイア
●アプリリア
・アプリリアが手を入れている点…1つ目はカウル上部
・アプリリアが手を入れている点…2つ目はカウル下部
・例の『F1のSダクト風カウル』は何の役にたつのか?
・ヴィニャーレスはちょっと前のめり、エスパルガロは慎重
●KTM
・エアロダイナミクス開発は他メーカーより遅れ気味
・マフラーは見た目よりも機能重視
・シートクッション改善
・ビンダー/ミラー/弟エスパルガロに謎の自信…
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
3月ですねぇ~
私が住んでる地域も、ここ最近はぼちぼち暖かくなってきております!
とは言え、現在は昼夜逆転の生活なんで、陽の光をあまり浴びてないんですが…
このnoteを書き終えたら買い物にでも行って、外の様子を偵察してみます!
では、モトGP情報をおひとつ。
この頃、話題の『スプリントレース』について、KTMのチームマネージャーがちょっと話してくれてました。
まぁ、どうぞ、どうぞ。
KTM「うちは選手やメカニックに『スプリントレース』の報奨金を出す!」
今年から導入される『スプリントレース』なんですが…
現在は報奨金の問題で、プロマネージャーのカルロ・ペルナット氏が頻繁に抗議コメントを出しております。
(ブログ関連記事:スプリントレース報奨金問題、いまだ解決せず… )
で、各メーカーからは、ほとんどコメントが出てこないな~って思ってたら…
最近、KTMファクトリーのチームマネージャーこと、フランチェスコ・グィドッティ氏がわりと詳しく話してくれました。
KTMは、こんな感じだそうです。
【今年から『スプリントレース』が導入されるが…】
「予選で強いマシンや選手が有利でしょうね…後ろから追い上げていける時間はないんだから。
ただ、絶対確実なんてものはないですからね。攻略法をつかむには、何戦か見てみて…ちょっと時間はかかるでしょう。」
【同レース専用の12リットル燃料タンクに関しては?】
「うちは作りますよ。うちは、そう言う選択をしたメーカーの1つなんでね。」
【『スプリントレース』の報奨金について、選手のマネージャー陣が抗議しているが…】
「詳細はまだ決まってないんですが、うちは上位入賞の場合は選手にもメカニックらにも支払うってことで了承してます。
いくら払うかは未定で…(通常レースの)半額と言う話も出ているが、そう単純なものでもないだろうし…とにかく色々な点を検証してみないとね。
まぁ、メーカー側は『スプリントレース』をやっても、それほど実入りがあるわけじゃないんだし…それどころか、以前より経費が増えるんですから。
マネージャー陣の抗議が妥当なものだとは思えませんが、まぁ、話し合いは必要でしょうね。」
さすが、KTM…
『モトGP参戦メーカーの中で資金力は最強』と言われてるだけのことはありますねぇ。
では、セパンテストまとめの欧州メーカー編、行ってみますか!
今年も最強マシンはドゥカティってことなんですが…
アプリリアやKTMも頑張っとりますよ。
とにかく、どうぞ!
ここから先は
¥ 160
頂いたサポートは、新たな健康食品を購入する費用にさせていただきます。これで、また頑張りますね!