2023 日本GPまとめ:風聞〜イタたわGP Vol. 374
【イタたわGPまくら話】
日本GP決勝戦を左右した5つの鍵
【2023 日本GPまとめ】
●雨天レース中断まとめ
・レースを再開すべきだったか?
・ミシュランのレインタイヤが大成長!
・ミールのヘルメットはどうしたのか?
●ドゥカティ
・バニャイア苦戦、マルティン絶好調の理由は?
・バニャイア2位で満足は…強がっているのか?
・タイトル争いの行方は?
●ホンダ
・せっかくホンダ機が良くなってきてるのに…
・ダッリーニャ爆弾発言の真意は?
・マルケスはホンダに対して恩知らずなのか?いや、結局、一番悪いのは…
●アプリリア
・タイトルを狙えるマシンなのに、それ以外に問題あり
●KTM
・KTM機はNo.2ながら、安定性に欠ける
・カーボン製フレームについて、ちょっと深掘り
●ヤマハ
・クラッチローが言う通り、本当にエンジン選択を間違えてしまったのか?
皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。
イタリアって、2022年の春頃から、皆、マスクを外しだし…
当初はたま~に、接客業の方やご高齢の方でマスクをしている人を見かけたものの…
さすがに現在は、完全にいなくなったって言い切れるんですよ。
だから、この間、ピッロ&ベッツェッキ選手が骨折で入院した際、2人ともマスクを持ってたんで…
ああ~そう言えば、病院内では今でも着用義務があったんだって思い出しました。
おっと、モトGPのお話でしたね。
今回の日本GPのサーキット動員数は…
こんな感じ。
金曜日:11,938名
土曜日:23,279名
日曜日:40,908名
合計:76,125名
ちなみに2022年に…3年ぶりに開催された時は、合計57,482名だったんで…約2万名も増えたんですねぇ!
ただ、コロナ禍の前…2019年は合計96,425名なんで…あと2万名増えたら、元通りじゃないですか。
でも、ロッシ引退の影響もあるだろうから、そんなに簡単な話ではないのかなぁ…
では、恒例の『レースの流れを左右した鍵』も行ってみますか。
いつも通り、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が書いております。
まぁ、どうぞ、どうぞ!
日本GP決勝戦を左右した5つの鍵
1)雨
雨によりレースが中断され、そのまま終了となった。
2)マルティンの自信
以前はウェットコンディションが苦手だったが、現在は全てを楽にこなしているように見える。
3)ベッツェッキ、スタート直後に膨らむ
第1コーナーで膨らみ、表彰台争いのチャンスを逃した。
4)ホンダ機、ウェット高速
濡れた路面のおかげで、ホンダ機の戦闘力が明らかに上がった。
5)ビンダー、スタート失敗
グリッド5位からスタートしたが、第1ラップ終盤では19位まで落ちた。
お次は、『決勝戦の各周回における重要ポイント』です!
第1ラップ
雨により大半の選手がマシンを乗り換えた。
(※同ラップで乗り換えなかったのはピッロ、クアルタラロー、ブラドル、モルビデッリ、クラッチロー)
第2ラップ
ベッツェッキがバニャイアを抜き、9位になる。
第3ラップ
マルティンが膨らみ、4位から9位に下がる。
兄マルケスが兄エスパルガロを抜くが膨らんで抜き返され、兄エスパルガロが2位になる。
第4ラップ
バニャイアがベッツェッキを抜き、4位になる。
ピッロがマシン乗り換えのためピットボックスへ戻る。
兄エスパルガロが首位に立つ。
第5ラップ
マルティンがベッツェッキを抜き、4位になる。
マルティンが兄マルケスを抜き、3位になる。
第6ラップ
ビンダーが10位走行中に転倒する。
マルティンが凄まじいブレーキングでバニャイアを抜き、首位に立つ。
第7ラップ
バニャイアが兄エスパルガロを抜き、2位になる。
兄エスパルガロが抜き返すが、バニャイアに抜き返される。以降、バニャイアは2位を死守する。
ベッツェッキがオリヴェイラを抜き、3位になる。
第8ラップ
兄マルケスが兄エスパルガロを抜き、5位になる。
第9ラップ
ミールがミラーを抜き、7位になるが抜き返される。
ミラーが第11コーナーで膨らみ、10位になる。
第11ラップ
マルケスがオリヴェイラを抜き、4位になる。
第12ラップ
マルケスがベッツェッキを第11コーナーで抜き、3位になる。
第13ラップ
レッドフラッグによりレース終了となる。
では、日本GPまとめ、行きますか!
今回の注目ポイントは…
実は、イタリアでも「マルケスはホンダに対して恩知らずではないか?」と言う声が出てるのですが…
それについての識者陣の見解とか…
一番責任が重いのは誰かとか…
あと、バニャイア苦戦とマルティン好調の理由とかが興味深かったです。
まぁ、とにかく、どうぞ!
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