そこの人、Wiennersで優勝してくれないか?
洛葉みかんです。
自己紹介の前置きすら冗長です。Wiennersを聴きましょう。聴いてくれ頼む。
Wiennersって何
ご存知、ないのですか!? 彼らこそ色々いい感じのチャンスを掴み、スターの座を駆け上がっている、銀河系パンクバンド、Wiennersです!
大体の説明は前の記事に載ってます。が、前回から彼らと彼らを取り巻く状況も変化しておりまして、さらにヤバくなっております。それはもうハチャメチャに。
とりあえず玉屋2060%っていう天才が中心の、今宇宙一波に乗っている最強バンドだと思っておけば大体オッケーです。
この7ヶ月で何があったか
セルフリミックスアルバム「Wiemixes」が出た
セルフリミックスですよセルフリミックス。こんなんオタクの好きなやつやん。
収録楽曲も原曲の正当進化からリミックスの名に相応しいスクラップ&リビルドなものにまさかの悪魔合体を果たしたものまで様々。玉屋2060%とかいう人間、才能の塊では……? と思わされます。でもこんな才能の擬人化みたいな人でも曲が書けなくて悩むこともあるんだよな……(オタク特有の独り言)
ちなみに全曲公式でYoutubeに上がってます。聴きましょう。
アニメ「ニンジャラ」EDを担当
アイエエエ!!??!? FACTION(デジモンゴーストゲームOP)から全然日が経ってないんだが!!?!??!?(歓喜)
そんな急なタイアップなんてテストに出ないよお……。
何はともあれとっっっっっっっても良いことだと思います。Wiennersが今宇宙一アツいバンドであることの最大の理由。
メジャー再デビュー2ndアルバム「TREASURE」が出た
ついに出た!!!!!
前回のBURST POP ISLAND以来2年ぶりらしいです。ブライトライトもGOD SAVE THE MUSICもFACTIONも(全部前回オススメした曲ですね)、そして当然SHINOBI TOP SECRETも入ってる。こんな密度高くていいんですか?
それ以外にも言うべきことがたくさんありまして、そのうちのひとつがVo/Keyのアサミサエさんの存在感がめちゃくちゃ強くなってることです。これまでの楽曲のほとんどはVo/Gtの玉屋2060%さんが作詞作曲を担当していましたが、TREASUREではアサミサエさんがクレジットされている楽曲がいくつかあるんですよね。Wiennersとしてのスタイルは一緒でもアサミサエさんにしか出せない世界観は絶対あると思うので本当に嬉しいです。なんでこんな語るかって? 好きだからだよ悪いかよ…………。
とりあえず言えるのはこのアルバムが今のWiennersの「思想」です。聴きましょう。
結局Wiennersって何が良いんだよ!?
全部! 冗談です。
TREASUREのインタビューとかを見ていて思ったんですが、Wiennersとそれを率いる玉屋さんの魅力は小手先の思想や型にはまらないスケールのデカさだと感じました。Wiemixiesでリミックスしてライブしてみたり、TREASUREではいつものWienners節バリバリの曲の中に急に「あらゆる紛争 厄介 天変地異よ 無くなれば嬉しいな」とワールドワイドな曲をぶっ込んでみたり、最後に突然哲学的になったり。全ての曲に「今度はこう来たか!」という驚きがあるんですね。良い意味で期待を裏切ってそしてとっても"面白い"曲を作ってくれる、それが今僕がWiennersを好きな理由だと思います。
曲紹介のコーナー
SOLAR KIDS
TREASUREのトップバッターにしてWiennersの上限をまたひとつブチ破る名曲。先鋒無双。むしろTREASUREは全曲大将格なんですが……。
もちろん作詞にはバッチリアサミサエさんがクレジットされてます。
たった4分間で目まぐるしく展開が変わってしかもその全てが破綻していないという色々ヤバくてアツいサマーソング。バチバチにブチ上がれるし踊れるんだよな……。
あと夏らしくMVがみんな笑顔でとても楽しげ。KOZOさん(Dr)がノリノリでこちらも嬉しいです。プレミア公開の時に「蒼天ディライトの時より服着てる」って言われてて笑ったのは内緒、あれは蛮族スタイルだから……
SHINOBI TOP SECRET
おかわり。ニンジャラのEDですね。
実はWiennersには和とか日本テーマの曲が多くて(姫、おおるないとじゃっぷせっしょん、座頭市、姫君バンケット、さよなら浦島太郎etc…)、今回もぶっちゃけ言うと「またか!?」って感じだったんですが、そこは流石Wienners、「またか」を「またか」で終わらせない曲の強さがある。
ちなみに玉屋さん自身も「ここの土俵では絶対に負けたくない」らしいです。得意分野みたいなとこありますしね。
こっちのMVは∴560∵さん(Ba/Cho)が楽しそう。
日本中 I WANT YOU
全体通してアサミサエさん単独ボーカルの曲です。単独ボーカルは愛鳥賛歌とかKindergarten Speed Orchestraとかありましたが、コーラスまで含めて単独なのは今までになかった気がします。気がするだけなのでもしかしたら違うかもしれません。
そして良い曲なんですねこれが……。聴いててすごくいい気持ちになれるというか、不思議と癒やされるんですよね。アサミサエさんの歌声と編曲の雰囲気の賜物ですかね。
FACTION (Noisy Digital Orchestra ver.)
前回もオススメしたFACTIONのリミックス版。
原曲のバンドミュージックから一転、電子音楽モリモリで情報量高めなアレンジに。個人的に音ゲーチックなもの、特にt+pazolite的な何かをこの曲から感じ取ってます。やっぱり鳴ってる音がそういう音だからですかね?
動画内の本人コメントでも語られていますが「FACTION」という曲のメロディを活かしてさらに深化させたようなそんな曲です。
おおるないとじゃっぷせっしょん (Japanese vs Latinize ver.)
ジャパニーズでファンキーなサムライとラテンのミュージックが邂逅、アンド悪魔合体。そうはならんやろ。
しかし「なっとるやろがい!」と反論するのがこの曲。原曲のメロディにしっかりとラテンのエッセンスが乗っかっているんです。しかも適当にやったわけではなく破綻しないようにちゃんと調節されてます。やっぱ天才では……?
ぜひ原曲と聴き比べてみてください。同じメロディなのに全然違うので。
FAR EAST DISCO
これは前作「BURST POP ISLAND」の曲なんですが、前に紹介できてなかったのでここで。
Wiennersのスケールのデカさを代表する一曲だと思います。
「大陸 大きなダンスフロア」とか「誰もひとりにしないよ」とか「言葉さえも超えるアクション」とか……。常にWiennersは目の前以上にどこか大きな場所を見ているし、そして実際に音楽で世界に繋がれるんですよね。こんなの聴いたら世界と手繋いで歌ってる気分になるもん。ほんと罪なバンドです。
おわりに
いかがでしたか?(クソブログ調)
これだけ語ったのでここに書くことなんてもうないですが、本当の本当に今Wiennersは最強にアツいので聴いてください。そしてぜひ推してください。
ここまで読んだ人がいるかどうかは分かりませんが読んでくれてありがとうございます。洛葉みかんでした。
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