エミレーツスタジアムでのアーセナル観戦記 〜チケットの取り方(公式とstubhub比較)〜
今回はチケットの取得手段とその感想を紹介します。とかいっても今回初めて行ったので、そんな僕の体験記とこうすればよかった的なことを紹介します。
僕が訪れたのは、1回目が2019年11月23日のサウサンプトン戦。こっちはアーセナル公式から購入。2回目が2019年11月28日のELフランクフルト戦。レッドメンバーにはチケットが販売されないという特殊すぎる状況にあたりStubhubという転売サイトで購入。
公式
まず、アーセナル公式からチケットを取る場合。流れとしては、
1 レッドメンバー会員になる
2 アーセナル公式からチケットを購入する
3 エミレーツへ!
1に関しては猿さんの素晴らしいブログで詳しく書いてあるのでそちらを読んでください。
ネットで登録してから自宅に届くまで1ヶ月くらい。ただ届いてなくても現地エミレーツのBoxofficeにいけばなんとかなるらしい。
アーセナル公式からチケットを購入する方法
レッドメンバーの場合、チケット購入できるようになるのは試合の約1ヶ月前。公式サイトでそれぞれの試合の発売日が確認できます。記載の時刻は当然イギリス時間なので日本時間夜の18時か19時にレッドメンバーに開放される。僕は発売時間ちょい前にスタンバっていたがサーバーが激混みしてチケットを選択できるようになるまで30分以上かかった。加えて、セインツ戦とあまりビッグゲームではないのにも関わらず、三階席の一部しか空いていなかった。ただ時間が経って試合の1週間前、2週間前に二階のクラブレベル席をはじめ多くの席に空きが出ていた。売り出されるタイミングが違ったりするのかな。
まあ何が言いたいかというと、ホームの試合で、よほどのビッグマッチでない限り発売日に必死こいて買わなくても全然大丈夫だった。実際に、シティ戦やユナイテッド戦、数日前でも割と空きがあった。ただ、あまりにもギリギリだとチケットを確保していない不安を抱えることになってしまうので、個人的なおすすめは1〜2週間前くらい。ただ時期や対戦カード次第なのでちょくちょく公式サイトをチェックするべき。小さな努力大事。
Ticket Exchange
簡単に言うと会員同士の譲渡。公式の転売。一旦完売してもこれを利用すれば問題なし。あとこっちの方がいい席が取れる確率も上がるらしい。値段のバーを動かして調べられる。
完売していたら、もしくは良さげな席を見つけたらこの制度を利用してみるのもあり。
席の場所
僕が観たのは、1回目NorthBank3階席の後ろから前から25列目くらいのブロック101。2回目は1階席アーセナルの前から15列目くらい。ブロック2。
この2つを比較すると1回目の3階席はピッチ全体が見渡せて、いつもは見ることができない画面外の選手の動きなどがみることができた。戦術的に見るなら3階席はおすすめ。加えて、熱狂的サポが集まるNorthBankということもあって雰囲気も楽しめた。観光客ぽい人の比率は少なく、周りの多くの人がチャントを歌ったり、エメリアウトコールをしていた。(時期が時期だったのでw)
ただ、逆に試合中に写真を撮ったりと観光客ぽいことはしづらかった。
2回目のブロック2の1階席は、ピッチと近く、選手を身近に感じられた。また、監督の挙動や表情、ボディランゲージが見られるので多少、監督の意図が見られるかも。僕はフランクフルト戦、エメリ最後の試合の彼の姿を見ることができてよかったです。
また試合終了後ロッカールームに向かう通路の横に陣取れるので運が超よければ直接ユニをもらえたりするかも?
最後のメリットは北側ほどコアなファンが少ないので写真を撮ったりしやすい空気感。ただ逆に言えば、チャントを歌ったりするファンは少なく、熱い雰囲気は味わえない。
僕は、熱い雰囲気を味わいたかったので1回目の北側3階席の方が良かった。次行く時は北側1階席で観てみたい。特に選手がよくセレブレーションするコーナーフラッグあたりで観てみたい。ただ、このゾーンはなかなか空きが出ない印象があるので日々公式サイトをチェックするか、転売サイトで確保する。また列が前の方が見やすい印象。どこのブロックでも列が前の方ならあたりかも。
クラブレベル(2階)については利用してないのでよくわからん。値段が他の席より高いので、1番最後まで残っている席は大体クラブレベル。ただツアーの時にちょっと行った感じ超観やすそうだった。他の席より早く入場できるし、豪華なラウンジが使えるらしい。ただちょっと豪華な分値段はお高め。個人的には、「豪華」よりも地元のコアなファンの「ディープさ」を求めていたのでクラブレベルはやめた。
Stubhub
チケット転売サイトで有名かつ使いやすいのがStubhub。しかしプレミアリーグでは基本的に公式以外の転売サイトを利用するのは推奨されていない。というか多分禁止されているはず。ただ全員をチェックするわけにはいかないので転売サイトでも多くのチケットが流通しているという現状。
Stubhubの良いところはサポートセンターとのやりとりが日本語で丁寧に対応してくれる。ある程度英語ができても、細かいニュアンスを伝えられなかったり、認識のズレが生じる心配が少ない。また偏見かもしれないが、日本人の方がアクシデント時根気よく対応してくれる。外人は優しい時は優しいが冷たい時はとんでもなく冷たかったりする。
郵送方法について
チケット購入方法は至ってシンプルで特筆すべきことはないが、1点だけ重要なことが郵送方法。基本的に①電子版のチケット(eチケ)と②紙媒体の郵送という二つの方法に分かれている。
おすすめは断然①。流れとしては、購入して数時間後にシステム上に入場時に必要なQRコードやバーコードが記載されたeチケのファイルがアップされる。なのでStubhubアカウントにログインしてダウンロードする。そしたら入場時にそれを見せるだけ。最近は紙に印刷しなくても、そのファイルのまま入場できることが多い。このやり方ならチケットが届かない!なんて事態にはなかなかなりにくい。
次に②。これはあまりお勧めできない。届かないという可能性が0ではないし、色々手間もかかる。流れとしては、試合の数日前に泊まっているホテルに印刷済みのQRコードやバーコードが記載されたチケットが届く。
チケット郵送の厄介ポイント
①チケットが届くホテルに前もって、その旨を連絡しておかなけらばならない。もちろん英語なので、得意でない方はストレスかも。Google翻訳様を使いましょう。
②ホテルが郵便物を預かってくれない場合がある。僕はホテルというより激安ホステルだったので荷物は預かれないと言われた。しかしまあ普通のホテルなら問題なし。
③手元に届くのが遅い。転売防止のためチケットが売り出されるのが試合日に近いことが多い。郵便を担当するRoyalmailも日本より信用できない。ちょっと遅れるリスクも…
以上の壁を突破できるのならあり。ただ②を突破できなかった僕は超大変な目にあった。別記事にまとめるが、ほんと大変だった。奇跡的に観られたけど。
その他注意点
チケットが届いたら入場するだけなのだが、転売サイトで買ったのがバレるとヤバい。スタジアムから連れ出されたり、その後も入場禁止になるなんて噂も…
まあ、そういったチェックはほとんどないと思いますけどね!他にも、転売対策で色々進化していくかもしれません。
入場
公式で買った場合はメンバーカードをスキャンするだけ。紙チケットでもバーコード部分をピッっとするだけ。入場ゲートの場所はTurnstileの後に書いてあるアルファベット。TyrnstileDならDのゲートに行く。
チケットのキャンセル方法
キャンセル方法はarsenalのBoxofficeにメールで連絡。チケット購入の確認メールに返信する形。ただしTicket Exchangeでの購入と試合開始72時間以内だとキャンセルはできない。また予約手数料は戻ってこない。まあこれは言っても数百円だけど。
メールの内容は簡単な英語で問題なし。本当に大丈夫ですかという最終確認メールに再度キャンセルの申し入れを行うとキャンセルが確定する。
まとめ
転売サイトはやっぱり怖い。リスクが大きいしなにより大好きなアーセナルに迷惑がかかるような気がする。
なので優先順位は、
1;レッドメンバーになり、公式で買う。
2;公式で見つからない場合はTicket Exchangで買う。
3;それでもどうしても見つからない場合、もしくはフランクフルト戦のように特殊な事情でチケットを確保できな場合のみ転売サイトを利用する。その際は必ずeチケットで。
4;eチケもない場合、郵送の紙チケットを買う。
僕も今回が初めてなので「ここが違うぜ」ってことや、「こうしたらよかった」ってことがあったら是非教えてください。