セルハーストパーク観戦記
2019年12月3日にクリスタルパレスの本拠地セルハーストパークで、クリスタルパレスvsボーンマスの試合を観戦しました。今回はその観戦記とチケットの取り方や感想などを紹介します。
はじめに
まず、なぜアーセナルファンの僕がこの試合を観戦しにきたかというと、①アーセナルの試合日程がリスケジュールで、3日に予定されていたブライトン戦が5日に変更され、帰国日と重なり観れなくなった。②その週にロンドンで開催される試合は今試合のみだった。③中堅クラブ同士でコアなファンしかいないこれぞプレミア感を感じてみたかった。④ボーンマスがちょっと好き。(ジャックのレンタルをきっかけに。最近は薄れてきているが…)
以上の理由から観戦することにした。アウェイチケットを取るのは大変なので、この日だけはパレスファンになりきって。結論から言うと最高に楽しかった。ロンドン中心部から近く、値段も安い。その低いハードルで地元の熱量が味わえる。是非おすすめ。
チケットの取り方
チケットは公式から。転売サイトはちょっと怖かった。公式がいいとおもった理由はこちら。
公式からチケットを取るのに必要なのは少しの英語力or手間。
まず、クリスタルパレスの公式サイトにアクセス。Ticketのところから観たい試合を選択し、席を選ぶ。
こんな感じで、さらに観たいエリアを選択する。
そんでこの緑が空いてる席という感じ。注意なのは、この画面に移った時にどこがどこだかわからなくなってしまうこと。ぼくはわからないまま席を選んだらめっちゃ端っこの席だった。普通に良かったけど。
席を選んでからor選ぶ前にメンバーシップの登録が必要になる。住所や電話番号、メアドや名前など至って普通の登録。アーセナルのレッドメンバーのように会員費等はかからず、無料なのが良い。ここで注意なのが、メールの配信を選択するのだが、試合日まではすべて受け取る設定にしたほうがいい。重要なチケット購入の確認メールすらこなくなってしまうかも。
チケットの値段は安い。アーセナル戦でもこれなので中堅相手ならもっと安い。
チケットの種類はeチケットか紙か選べる。といっても、試合1週間前に購入したので、日本の住所に送られても間に合わないためeチケット一択。これを印刷できる方は印刷しておくべき。僕はできなかったので当日Boxofficeまで持っていって画面を見せると、ちゃんとしたチケットを発行してくれた。
チケットの発売日はアーセナルと同じく1ヶ月前くらい。ただ一回売り切れてもまた売り出されるっぽいので、こまめにサイトをチェックしておくことが大事。
※ひとつだけ注意点。原因はよくわからないが、1回チケットを取ろうとおもって、席を選んでクレカの番号まで入力したのに失敗していた。メールの配信を全てしないにしてしまっていたので、予約ができていないのかメールが来ないだけなのかわからずに困った。結局できていなかったけど…。本当に分からなくなったらメールで聞きましょう。
アクセス
ロンドン中心部から30〜50分。セルハーストパークの最寄り駅はNorwood Junctionらしいがそれを知らなかった僕はSelhurst駅を利用。それでも徒歩10分もかからなかった。僕はVictoria駅からBrighton行きかなんかの鉄道で一本。スタジアムまでの道でハダースフィールドファンのカナダ人と仲良くなった。
入場まで
スタジアム周辺の図はこんな感じ。
入場等の情報はメールに送られてくるお知らせを見るとわかりやすい。
ファンゾーンはこんな感じ。大きなスクリーンで前節のパレスのロングハイライトを1人寂しく見ていたら、マスコットの鳥たちに絡まれた。一人一人に絡んでいた。
食べ物はこのファンゾーンで販売しているバーガー等の売店のほかにみんな大好きSainsbury’s がスタジアムに併設されている。それもめっちゃ大きくて、食糧以外にも日用品や家具なんかも売っている。これじゃ売店の売り上げ落ちるんじゃと思ったが、やはり試合1時間半くらい前には閉まっていた。
ショップはこじんまり。TOP6やウェストハムのショップよりは小さいが、雰囲気は良いし品揃えもまずまず。Boxofficeも併設している。
入場できるようになるのはキックオフの1時間15分前くらい。入ると売店やイートインのスペース(かなり狭いけど)があってそれを抜けるとピッチ。近い!
試合開始までは基本席が空いているので、1番前に失礼してアップを目の前で観察できる。
席はここから。端っこすぎて手前サイドのゴール前がカメラマンとかぶって見辛かったり、ところどころ柱で見辛い時もあった。ただ、セキュリティの人はフランクに話しかけてくれたり、良い印象しかない。試合中はあまり気にならないことばかり。
席の後ろの方は屋根のせいで高く上がったボールなんかは見失うことがあるらしい。
試合中
席はほぼ満席。隣は子供だったし、他も家族やおじさんばかり。当然観光客はほぼいないようで、写真は撮りづらい。アウェイ席やゴール裏はずっと立ってたんじゃと思うほどの雰囲気。
肝心の試合は前半で復帰一試合目のサコーが一発退場し審判へのヤジの嵐。ボーンマスが10人のパレス相手に猛攻も実らず、凌ぎ続けたパレスのシュラップがワンチャンスを決めて1−0でパレス勝利。最高の雰囲気だった。
ザハはやっぱり凄かった。持つたびに「ウィルフ!!」って言いながら全員が立ち上がる。ザハもそんな期待に応えて必ず1人は抜き去って行く。レベチ。
試合後
勝ち試合だったので、みんな勝利の余韻に浸りながら帰る。Sainsbury’sが閉まっているのでトイレはスタジアム内で済ませておく。駅が小さいので激混みするかとおもってたがちょい混みくらいだった。
理由は、車で来ている人が超多かったから。駅までの道にズラーッと路駐してあり、人がだんだん減って行く様子は日本にはない風景で面白かった。ロンドンブリッジ行きの鉄道で中心部まで。
まとめ
この時期のエミレーツは雰囲気が悪く(エメリアウトばっかり)、また勝ち試合が見られなかったのもあって、セルハーストパークで初めてプレミアの良い雰囲気を味わえた気がした。歌ってヤジって喜ぶ。イメージよりももっと熱量があって本当に楽しかった。またエミレーツとちがって観光客がほとんどいないので、イングランドらしさも満載。是非おすすめ。
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