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【ストⅥ】激浅動画勢のEVO最終日を観戦した感想

 どうもこんにちは。

 皆さんご覧になりましたか、EVO2023は。

 私はほぼ最終日の『ストⅥ』しか見ておりません。それ以外はTwitterで結果を追う程度。

 感想、というのもナンですがなんか言っていきますか。

 *選手名はすべて敬称略で表記しております。*


 『ストⅥ』は発売一年目、どころか発売2か月目。日数で言えば二桁。

 これがどういうことかというと、相対的に浅いワケで。『ストⅤ』と比べた時に。プレイできる時間が違いすぎて。

 『ストⅤ』は足掛け7年程度継続したタイトル。その最終戦であるトパンガワールドチャンピオンシップなどは、それはそれは凄まじい見応え。

 その見応えを味わえるのは勿論、その大会だけの話だけではなく。端から見ていると『ストⅤ』の煮詰まりっぷりはもはやえげつないと感じる程。

 そもそも、格闘ゲームにおいて一つのタイトルが7年も競技として突き詰められ続けたことは初めて? なのでしょうか。

 『UMVC3』『スマブラDX』『ストⅢ3rd』などなど息の長いタイトルはたくさんありますが、いわゆる格ゲープロシーンにおけるメインタイトルとしての継続という意味では『ストⅤ』が象徴的なイメージがあります。

 というのはすこし脱線した話。つい3か月前まで現役だった7年目の『ストⅤ』と今まさにフレッシュ1年目の『ストⅥ』、という話。

 少なくとも今回のEVOを観て、「『ストⅥ』のプロは浅いよね」と言うつもりは毛頭なし。そもそも格ゲーの大会観る時に浅い深いを考える質でもなし。面白かったかどうか

 それはもう抜群に面白かった

 この人が推し! というスタンスではなかったのですが、『ストⅥ』で芽が出た印象の強い翔に注目していたこともあり、ウィナーズセミファイナルの一発目、翔とAngryBirdの組み合わせがいきなり激アツ。勝てそうだったよな~。

 そしてルーザーズセミファイナルでときどが敗北し、日本勢は全滅。TOP3を海外勢が争う形。

 でも、MenaRDとPunkのルーザーズファイナルからのAngryBirdが待つグランドファイナルはめちゃくちゃ気になるじゃないですか? 当然観戦を継続した次第。

 いや~観てよかった! ルーザーズファイナルはもちろん、グランドファイナルは特に最高。これが無料で観れてしまう、なんて時代だ。

 下馬評に恥じない地力と読みの鋭さで勝ち残ったAngryBirdと、短い期間で2キャラを使い分けるMenaRD。この両者ともEVOのタイトルを獲ったことはないものの、MenaRDはCAPCOM CUP二回優勝という比類なき成績の持ち主。このカードに異を唱えることはないでしょう。

 結果はAngryBirdの勝利でしたが、とにかく『ストⅥ』が強いAngryBirdをあの手この手でかく乱する形で対応しようとしたMenaRDという印象。

 とはいえ、MenaRDもめっちゃ強い。しかし、そのかく乱にAngryBirdが対応してがっぷり四つになった途端AngryBirdがMenaRDを投げ飛ばしてしまうような試合展開。

 そうしてルークとブランカをスイッチしながらリセットまで持ち込んだMenaRDも、最後まで逃げ切ることはできなかったようでした。おめでとうございます、AngryBird。

 すっごいざっくりした感想だけども、これ以上は言語化しようがない。レベルが高すぎて不用意な表現をしかねる。そもそも細かい読みあいとかそういうのが分かんない。そのうち公式が動画を投稿してくれるはずだからそれを待とう。それにはプロ選手の解説も乗っているから。


 いや~面白かった『ストⅥ』。観るだけでこんなに面白い『ストⅥ』が……もっと観れちまうのか!?

 8/11㈫にはストリートファイターリーグ第四節が放送される!

 EVO2023に出場していた日本の選手も多数出場しているこの大会も見応えたっぷり。観ていこう。

 いやいや参戦したい、けどEVOの会場ラスベガスは遠すぎる。そんな人もいるはず。

 そんなEVOが……日本でも開催されるのか!?

 2024/04/27-29に東京でEVO Japan 2024が開催される!

 もちろん参加だけでなく観戦もできる。オンラインで無料で観戦できるんだけれども、現場の熱気には代えがたい何かがある。なんやかんや言えど、やっぱりそういうもの。

 今回のEVOを観てこれは! と思った人は検討してもいいかもしれない。

 そんな感じで、おつかれさまでした。

 失礼いたします。


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