ミャンマー旅行記④ バガン2日目
さて、2日目の朝は早いです。
いや、日本を発つ日からずっと早いです。それも相当に。
毎朝3:30に目覚ましを掛けて、4:30くらいには出るような生活。
この日は5:00にフロントに集合。
あ、そうそう。泊まったホテルなんですが、ここ。
えっと。上のMAPを見ると、一泊のお値段はせいぜい東京のビジネスホテルくらいの値段なんですけど・・・
日本だったら一泊10万は下らないと思ったのですが。。。やはりミャンマーの物価は日本の1/10くらいと考えた方がよさそうですね。
Google画像検索見てもらった方が僕が撮ったものよりいいと思いますのでこちらを。名前通り、エーヤワディー川のほとりにあって、リバービューがとっても美しいです。
で、朝5:00です。朝日を見に行くプランをくっつけたのは僕の他には1人。というわけで、ヤンゴン空港で声かけられて以来バガンでは旅のパートナーみたいな感じになってる同じツアーの方と、ガイドさんで目的地へ。そこは小高い丘になっていて、朝日が上がる前に到着して待ちます。こんな風に。
東アジア人多し。中国・韓国人が多めで、日本人もいました。街中では時々欧米人の観光者も見ましたが、この場所は一人もいなかった。
あ、犬はいました。
前の記事にも書きましたけど狂犬病には気ぃつけてね!
バガンは3,000を超える仏塔があると言われていますが、ここに来ると本当によく見えます。360°のパノラマで、人の目で見てこそ、この場所の素晴らしさがわかるというもの。写真に撮りましたが、どうしてもこの素晴らしさは写真には残せないのです。このためにバガンに来てもいい。
で、朝食食べてシャワー浴びて仮眠して、他のツアー同行者さんとも合流して2日目を再開です。で、暑いことに加え、「信仰心がゼロ、ゼロは何倍してもゼロ」を地で行くエクストリーム無宗教の僕は、実は正直。
寺院観光に飽きた。
しかしそれでも寺院観光は続きます。まずはマハーボーディ寺院。
インドに同名のお寺があるそうでして、それを模して造られたのでこれまでとは少し外観も違います。
ところで。実は今のバガン。仏塔に登れません。以前は登れたのですが、危険ということと遺跡保護のため禁止になったんです。ネットで調べると、今でも実は登れるなんて情報もあるのですが、少なくとも公式には登れませんので、僕個人としては外国でトラブル起こすような日本人にはなってほしくないなと。絶対に大丈夫と信頼のおける筋から言われたなら、まぁいいんじゃないでしょうか。知らんけど。
で、ここから趣を変えまして。馬車に乗ります。
これを使って、車では入って行けないようなところをグルグルと巡るのです。
まぁ、僕らここ朝日見る時に来たけどwww
まぁいいや。そんで、昼です。もうね、思った。ミャンマー料理、別に悪くないんだけど。
やっぱり中国4,000年って凄い。というかチャーハン旨い。
で、やっぱりこのLight soya sauce with chili & garlicが旨すぎる。日本に流行らせたい外国の食べ物で、台湾のスイカ牛乳を越えて1位に輝きました。
で、午後はいよいよ僕以外の皆様も寺院観光に飽きてきたのをガイドさんも察したのか、伝統工芸品を作る工房に行きます。まぁお約束のお土産タイムってヤツですね。で、クッソ高くて腹が立つヤツですねw
ここは漆器を作っているのですが、器の素材はなんと馬の毛でして、なので割れないんです。
で、僕は恐ろしいものを見てしまいました。この左のおじさん。
漆を手で塗ってる・・・っ!!!
ガイドさんに「ミャンマー人は漆でかぶれないの?」と訊いたら、
「アレはあの人だけだよ!ミャンマー人もかぶれるよ!」とのこと。
よかった。ミャンマー人はどこか他の星から来たのかと思った。
で、出来上がりまでにいくつかの工程を経るこの漆器。その製造過程の順番に並べたのがこちら。
一個ドラゴンボールが混じってますね。やっぱりミャンマー人は他の星(ry
あ、そうそう。漆器はリーズナブルなものもありましたので、というかやはり物価がクッソ安いので、普通にお土産として買って行っていいと思いますよー。
で、今度は村。村です。
ここには日本語が話せる村人がいまして、村の中を案内してくれます。アレですね。ドラクエで言えば、北の方に魔物が出る洞窟があるとか教えてくれる役割ですね。
その方のおばあちゃんはるるぶに出ていてタバコ吸ってますのでよかったら探してみてください。御年92歳!
ドラクエならその洞窟のカギ(ry
まぁアレですよ。タバコが寿命を縮めるとか大ウソやなと実感しましたよ。
ここの牛はコブがあります。ラクダみたい。やっぱり乾季は草が無いのでこうなるんですかね。
ところでガイドブックを見ると、ミャンマー人は牛を食べないとあります。戒律上の問題ではなく、家畜として農耕作業を手伝ってくれているので、どっちかというと僕らが犬猫を食べないようなノリで食べようとはしないという話。
でも普通にビーフカレー売ってましたけどね。どうなんだろう。観光客向けだからなのかなぁ。でも、自分たちは食べないからと言って日本で犬肉売ったりしないからなぁ。
ここではロンジーをお土産に売ってます。やはりかなり安いので、普通にオススメ。ちなみにサラトラベルでは1つロンジーをサービスでくれるのですが、せっかくなので履いていました。男性は女性よりもちょっとだけコツが必要なんですが、何度もずり落ちそうになるところをガイドさんに直してもらいながら、コツを把握しました。今ではバッチリ!
履き方はこの動画を。
動画にもあるんですが、女性は簡単。すぐ出来ると思います。男性は真ん中の布をだらんと下げてしまわないように、勢いをつけるのがコツ。あと、ズリおちないようにするには腰で巻くこと。一番くびれている部分でしっかりと締めることです。丈が長い場合は上の布を折ってからこの動作をします。
最後はビューイングタワー。
ここで再び大パノラマを見てバガンの観光は終了。帰って来て、翌日のヤンゴン観光に続くわけです。
というわけで僕のミャンマー観光はこんな感じで終了なのですが、僕が今回行ってない名所も少しご紹介しておきます。
まずはインレー湖。ここは水上生活を行っている民族がいます。
また、首長族がいるんですね。子供のころから首輪をはめて伸ばしていくのだそうです。ただ、外国文化との接点を持ったことで、この文化も廃れていく傾向にあるんだそうです。
そして、このインレー湖からちょっと行ったところにあるのがカックー遺跡。小さな仏塔が密集しているのが独特です。
そしてマンダレー。ここはかつて王宮があったところ。
この辺は、日程に余裕があるなら是非ご検討を。僕も行ってみたいところです。
ということで、ミャンマー旅行は大満足でした。初めて行く海外旅行にはちょっとハードルが高いかもしれませんが、英語でコミュニケーションを取ることが苦にならない人であれば十分大丈夫。治安はいいし、食べ物には少し気をつける必要はありますが、とにかく人がいい。これが最大の魅力なんじゃないかと。
なお、バガンと言えば気球からの光景。実はこれ、10月~3月まで。その時期は気温も少し下がるそうですので、今度はその時期に行ってみたい。
また、もう一泊してたら行くことになったのですが、エーヤワディー川から眺める夕陽もオススメ。
そういやマッサージは行きました。おっそろしく凝ってたんでこれでだいぶ復活しました。
以上!終わり!