ラブソルメディア事業部、2021年も「触れるとちょっと元気になる」そんな発信を続けていきます! @saayoo345
おはようございます。
メディア事業部のさよです。
改めまして、2021年明けましておめでとうございます。
本日からお仕事始めという方も多いでしょうか。ラブソルメディア事業部では、今年もお話をお聞きするみなさまの言葉に向き合い、届きやすい形へと変え、それに触れることで少し元気が出る、そんな発信を続けていきたいと思います。
本年も、よろしくお願いします✨
さて、新年一発目、なにを書こうかなと考えておりました。
2021年はメディア事業部にとっても変化の年。2020年中盤からラブソルに携わる仲間が増えたことで、記事制作や動画制作に、たくさんの色が生まれました。それぞれの色が、さらに濃くなる、そんな気がしています。
親愛なるクライアントさんにお時間をいただき、書き続けてきたラブソルのオウンドメディア #羅針盤のつくりかた 。こちらも書き手が増え、それぞれの目から見た魅力が発信をされていきます。
2021年は、ラブソルインターンも企画出しから書いていくことになるとか...?!
めちゃめちゃ頼もしいかぎりです☺️
「クライアントさんの事業を応援したい」と始めたものでしたが、振り返れば取材当時の自分の悩みや、なんとなく感じる世間の不安を重ねながら、書いていたような気がします。
もしかしたら同じように何か迷ったり苦しんだりしている人がいるかもしれないと、「どうか元気になりますように」と想いを込める、願いのようなもの。
今日は、この年末年始で改めて読み直した過去の羅針盤を振り返りつつ、2021年を頑張る元気を拾っていけたらと思います!
<2020年3月>女優・星乃あんりさん
公式HP制作をご依頼いただいたことをきっかけに、現在はオンラインサロン Anri`s Beauty Campの運営サポートでご一緒している女優の星乃あんりさん。昨年12月に行われた初の単独LIVEでの運営も、ご一緒させていただきました。
宝塚歌劇団を卒業後、フリーランスで女優をすると決意するまでの経緯や、今後の夢について語っていただいた記事です。この時は、コロナウィルスの影響はじわじわと感じつつも、生活様式がガラッと変わるとは、まだ想像していない時期でした。
大きな看板を降ろして、たったひとりで生きていく。
一見そんな風に潔く見えた経歴も、お話を聞いた結果、「フリーランスは決してひとりではない」と教えていただいた取材でした。
思えば、この時期は私個人としても、フリーランスとして働き始めてすぐの頃。
ーコネクションもないのに突然フリーランスになり、お仕事がある月もあれば、ない月もある。道を歩いていると、周りの人たちがうらやましく感じることもあって。「この人たちはみんなやるべき仕事を持っているんだよな」って。これまで頑張ってきたつもりだったけど、すごく怖かった。ー
この不安に胸が痛くなるほど共感し、それでも真摯に向き合う姿勢に、背筋がピリッとしたことを覚えています。
ー大切にしているのは、どんな仕事でも学べることはたくさんあると考えて臨むことでしょうか。お仕事をいただけるのは、本当にありがたいことです。そこで得るものは絶対にあって、もし「ちょっと合わないな」と思うお仕事があったとしても、嫌だと切ってしまっては、学んだことまで無駄になってしまう気がするので。ー
この姿勢は、まさしくです。フリーランスに限った話ではないですが、「自分から勝手に諦めない・勝手に終わらせない」って、本当に大事。仕事をまたご一緒しましょうと声をかけてもらうためには、技術の高さもあれど、やっぱり「この人は一生懸命取り組んでくれる」と相手に感じてもらうことだよな、と、ものすごく落ち着いた言葉でした。
この取材以降、皆様ご存知の通り、エンタメ業界は大きな打撃を受けました。それでも学べないことはないと、オンラインサロンを立ち上げ、ついにはそのメンバーと一緒にLIVEまで成し遂げたあんりさん。
今記事を振り返っても、あれだけの変化の中、目指す道がブレていない様子が目に見えて、改めて力強さを感じてしまいました。
2020年1月にリニューアル。活動内容がパワーアップしたようです♫
<2020年5月>ヨガインストラクター・toccoさん
tocco's YOGA エイジレス研究所の運営サポートをしているtoccoさん。東京・笹塚でヨガ教室を開いていたのですが、緊急事態宣言に伴い会場が閉鎖となり、次の日からオンラインヨガレッスンを始めました。
この取材は、緊急事態宣言真っ只中で行われたものだったような気がします。当時は「一体ずっと家にいて、なにをしたらいいんだ!?」と、多くの人が戸惑った時期。
今やオンラインでのフィットネス講座は数多くありますが、激動の情勢の中、いち早くヨガ教室をオンラインに移行したtoccoさん。
当時、私もtoccoさんのヨガにすごくお世話になっていたのですが(最近できていない;;)YouTubeでも正直同じようなことはできるけど、決定的に何かが違う。
「体を引き締める」、だけではなく、「心も健康である」に重きを置いているからだと感じました。
みなさん知らず知らずのうちにぎゅーっと身体を硬らせて頑張ってしまっています。この力は、意識して緩めないとさらに強くなっていく。でも、自分が頑張っているなんて、自分では気がつけないんです。
気がつくと、次から次へと頑張ってしまう。そんな方が多すぎると、toccoさんはおっしゃっていました。それは、かつてのご自身も同じ。
チャレンジし、成長していくことは素晴らしいです。でも、「ひとつ達成したな」と一度立ち止まり認めてあげる時間が、あまりにも少なすぎる。自分を認めないまま、走り続けるのはやめてって言いたいんです。
肩に力を入れて、息を吸い込むことばかり考えてしまう。世の中が大変な時だから、私も気を抜けないと、まさに、「次は次は?」と走り続けていた時期でした。これには、ハッとしました。
toccoさんのヨガが終わった時に、単純に「体がほぐれた」感覚だけではなく、「心がほかほかするな」と感じる理由は、これだったんだと。
今これを書きながら、また今も前に前に意識がいってしまっているなと気がついてしまった。
最近は、朝ちょこっと取り入れられる短めのヨガ動画を配信しているそうなので、合わせて呼吸からだけでも、やってみようかなぁ。
ヨガの他に、toccoさんの美の秘訣!? 美味しい&体に優しいレシピも公開されています。体を綺麗にするって、やっぱりトータルなのですよね…。
<2020年6月>レストラン・Petite maison de Harryさん
公式HP制作をご依頼いただいた本郷三丁目にあるレストラン Petite maison de Harry。ラブソルメンバーが足繁く通う、料理への愛と美味しさへの追求と迎え入れてくれる暖かい雰囲気が素敵なお店です。
コロナ禍でその被害が私たちにまで見えやすかったのが、飲食業界だったと感じています。
自分たちの生活により密接だからこそ、そして、メディアに取り上げられる頻度の多さは心を痛めるものがありました。
そんな中で、コロナ以前よりも売上をあげたお店がありました。そこには、むしろ「コロナがあってよかった」と言葉にする人たちがいました。Petite maison de Harryを営む針ヶ谷夫妻です。
開店1年で地域に根差すお店となった理由。足繁く通うファンは、アリーの何に惹かれているのか。辛い時に助け合えるファンとは、いかにして作るものなのか? 適切なコミュニケーションとは、一体何なのか?
あの頃誰もがその正解を知りたかった中で、さまざまな葛藤を乗り越え、見つけたアリーの答え。
「ただ食べるだけで終わらせたくない」っていう気持ちが、強いんですよね。料理を作る上でも、「この味はなんだろう?」と会話を生むような余白を残したい。
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お客さんの日常が少しでも楽しくなるためには、何ができるのかなって、考えただけなんです。
人と人、一対一で接したいんですよね。もともとお客様の名前はすぐに覚える方でしたが、コロナで予約制にしたことで、もっとたくさんの方のお名前を知れるようになったんです。自分だって嬉しいじゃないですか、名前を覚えてもらえるって。
どんな困難な状況になっても、人が食事をしなくなることはありません。それに対して、料理を作って提供するのが僕たちの仕事です。お客さんからいただくご意見もすごく嬉しいので、一緒に考えて…。次は何が来るんだろう? なんて話をしながら、楽しんでいけたらいいなと思っています。
誰もが、簡単に使いこなせて即効性のあるものを求めてしまう。でも、そんなものがあるわけないですよね。
料理が美味しくて、「なんでこんなに美味しいの!」って頭がいっぱいになって、ふと「あぁまた食べに行きたいなぁ」って思って。
そう思った時に、SNSに美味しそうな画像が上がってきて、その魅力を伝える、熱量高めの文章が添えられている。
「まず、ちゃんと自分たちの役割を全うする」って、このSNS社会ではついついおざなりになってしまいがちです。
そして、「誰のせいでもない状況を、誰かのせいにしない」という普通のことも、ついつい、世の流れに乗って忘れてしまいがち。
そういう「ついつい」に流されずに、「まず何をするの? 誰のために?」とシンプルに捉え続ける姿勢に、「そりゃぁここで料理が食べたいよ…」となってしまったのをものすごく覚えています。
年明けは11日からですよ、みなさん。お二人がゆっくり休めますように^^
印象に残った言葉を少しずつご紹介するつもりが、すでに4000文字近くきてしまった…。
このあと、ラブソルメンバーのインタビューなども挟みつつあと3本あるので、ぜひ次週またご紹介させてください。
今年も何卒、よろしくお願いいたします♫