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必要なのは絵心じゃない!ビジュアルで内容や思考を整理する方法 @derami_no

おはようございます! ラブソルデザイン事業部の小野寺です。

先日、ラブソルの自社コミュニティ「喫茶ラブソル」でInstagram講座が開催されました。

イベントの様子はこちらのイベントレポートにてご覧いただけます。

1時間半の講座の中で、私はこのようなビジュアルメモを制作しました。このnoteでは、その制作の一部始終をご紹介します!

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使用したもの

〈ツール〉
・iPad(私が使用しているものは第6世代です) 
・Apple Pencil
※紙とペンでも全く問題ありません!

〈ソフト〉
Procreate(プロクリエイト)
¥1,220の買い切りタイプで、一度購入すれば以後は無料で利用することができます。直感的に操作がしやすく、おすすめです。

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操作画面はこのような感じ。

今回はこの2種類のペンを使っています。

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ツールを手にする前に

ツールを手に取る前にすること。それは目的をはっきりさせることです。

話をビジュアル化することでどんな目的を果たしたいのか? を明確にしていきます。

例えば今回は、この二つを主目的に制作しました。
①聞いた話を整理・理解し、自分の言葉で語ることが出来るようにする
②未来の自分に対して「ここだけは覚えておきたいね!」と思うことを記録する

副次的な効果として、イベント参加者に振り返り資料として役立ててもらう、イベントに参加できなかった方にイベント概要を伝える、講師の方への感謝を伝えることも期待しています。

そのため今回、装飾やイラストの描き込みは最低限に。関係性の把握とビジュアルへの落とし込みに注力しています。

ちなみに、背景に濃い色を用いて、白いペンで描いていくとイラストのクオリティを気にし過ぎずに、描いていくことができます。お試しあれ!

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感覚としては、黒板に白い文字を描くような感じ。(こちらは2年ほど前に描いたブラックボード)


関係性の把握

すべてのもの同士には関係性があります。大と小、含むと含まれる、順番、イコール、階層など、要素同士がどのような関係であるのかを把握するところからビジュアル化は始まります。


例えば、私が制作したこちらであれば、「立ち上げ期」「準備期」「発展期」という3つの要素は「順番」の関係にあります。この関係性を矢印で繋ぐだけで、関係性がビジュアルとして浮かび上がってきます。

立ち上げ期→準備期→発展期

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このシンプルな構造を掴んだあと、「フォロワー数(follower)」や「それぞれの期の特徴」という二つの要素が内包の関係にあるということが分かりました。

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さらに、話の中では別々に語られていた「スタート」と「ゴール」もひと続きの関係性にあると気がついたので、前後に足すことにしました。

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これでほぼ、大枠は掴めました。


情緒を加える

最後に、情報をより楽しく味わい、記憶に残りやすくするために「情緒」を加えます。

今回は、人が武器を手にステップアップし、ゴールにたどり着くというストーリーを加えることにしました。

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ビジュアル化に絵心は必要ない!

ラブソルでは、ビジュアル表現を用いたイベントレポート「ビジュアルレポート」を作成しています。

ビジュアルレポートの詳細はこちらの記事をご覧ください。

最近は興味を持ってくださる方も増えてきました。嬉しいことに、中には「私もやってみたいです!」と言ってくださる方もいらっしゃいます。

その際よく耳にするのが「でも、絵が下手で…」という一言。

今日この記事でご紹介した通り、ビジュアル化に絵心は必要ありません。大事なのは関係性を正確に掴むこと。そしてそれを正確に現すことです。

ビジュアルを味方につけることで、話がより深く正確にできる、頭に残りやすくなる、伝える力がつく、など嬉しい効果がたくさんあります。

私は、ビジュアルの力を磨いたことで、人生が大きく変わりました。一人でも多くの方にその魅力や楽しさを伝えたいという思いで、今このnoteを書いています。

冒頭にも出てきました、私たちラブソルのコミュニティ「喫茶ラブソル」にはビジュアルレポートを知識をシェアしたり、学んだりする、その名も「ビジュアルレポート研究会」というものがあります。

ビジュアルレポートに少しでも興味のある方、描けるようになりたいという方、ぜひお気軽にご参加ください! お待ちしています。


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