ルプランは、臭いものに蓋をしない会社でありたい @mikaikeda6
突然ですが、我が家の犬です。
豆柴のソル、オス、1歳2ヶ月。
この犬の飼い主で、ルプラン代表の池田です。
先ほどの犬ですが、昨年の2月末にお迎えし、私と一緒に家とオフィスを往復する日々を送っています。犬のいるオフィスなんて当初は想像がつかなかったけれど、この子はものすごくサラッと馴染んで、いまでは欠かせない存在になっています。
ただただ可愛いお犬様なのですが、生き物ですので当然排泄をします。
私が小学生の頃飼っていた柴犬は、散歩でおトイレをしたらスコップで土に埋めていたのですが(さすが30年前!)、今は袋に入れて持ち帰っています。
さらに室内にもトイレがあり、小さい方は室内ですることもあります。
ということで、それらがゴミになるわけです。
オフィスでも自宅でも普通ゴミと一緒にゴミ箱にまとめておいて、その日の終わりに捨てるという感じだったのですが、最近ゴミ箱を変えて困ったことがありました。
元々は、ゴミ袋をひっかけるだけのシンプルなスタイルだったのですが、ソルがいたずらをするようになったので、蓋付きのゴミ箱に変えたのです。
そうしたら…何が起きたとおもいます? ゴミの悪臭がものすごく気になるようになったのです。
蓋をつけたら匂いが減りそうなものなのに、まさかの今まで気にならなかった匂いがものすごく気になるようになるとは…。ちょっとびっくりしました。
前置きがながーくなりましたが、このゴミ箱事件で思ったことがありました。
昨年12月にルプランを創業しました。ラブソルのものづくり部門を独立させてできた会社です。
ラブソルでやっていた仕事を継続して行っているため、ありがたいことにお仕事は途切れずあり、日々やることに追われています。
そんな中ですが、せっかく新会社をつくったのですから、ルプランとは何か、どういう会社で、お客様に何が提供できるのか、定めていかねばなりません。
ラブソルが9年かけてやってきたように、この仕事をルプランにお願いしたいと思ってもらえるようにならねばと思っています。
一つ、大事な行動指針を決めました。
「臭いものに蓋をしない」
です。
仕事をしていると、ミスをしてしまったり、不可抗力で何か問題が起きてしまったりということは必ずあります。
その時に、蓋をして隠してしまったら、蓋が閉まった空間の中で悪臭が充満して、よりひどいことになるのです。
蓋をしないでオープンにすることで、早めの対応ができ、事態の悪化を防ぐことができます。
ものづくりでも、今までにひやっとした出来事がいくつもありました。
例えば、中国からの荷物が税関を通過するのに時間がかかってしまい、使用するパーティーの当日に間に合わなかったこと。
事態が確定した段階ですぐにお客様と相談し、対応を検討しました。
すぐに対応できたため、パーティーでその旨を知らせる貼り紙を用意したりと当日の混乱を防ぐことができました。
しかし、いつもいつも素早く対応ができているとは言い切れません。
なんとかなるのではないかと思って、無駄な時間を過ごしてしまうこともあります。時間がないからと放置してしなうこともあります。
その結果、良いことが起こることはありません。絶対に後からひずみが出てくるものです。
臭いものに蓋をして起こる災いは2つあります。
まずは、お客様からの信頼を失うこと。
お客様からのご依頼があって成り立つ商売です。リピートの依頼が来なくなるだけでなく、巡り巡ってルプランの評判が落ちれば新規の問い合わせにも影響が出ます。
もう一つは社内メンバーの結束が崩れること。
ルプランは会社です。一人で仕事をしているのではなく、チームで働いています。
どこかで発生した歪みを放置すれば、働くメンバーの中に違和感が生まれ、仕事がうまく回らなくなります。
いただいた案件は、担当を決めて対応していますが、基本的にはいつ誰に何かあっても代わって案件が止まらないことを目指しています。
その時に必要なのは、お互いへの信頼感です。
信頼感を保ち、案件に対してモチベーションの高いチームでいるためにも、ミスや事故はオープンにできる状態でいたいと思います。
何か起きた時、そのことを責めて止まってしまうのではなく、今すべきこと、解決方法に目を向け動くチームでいたい。
新会社設立のタイミングで、当たり前だけれどもこのことを今一度意識したいと思います。
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池田 実加▶︎ SNS...Twitter