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不安を抱えたままでは、人は動けない。不安を解消するために、どんな優しさを提供できるだろうか @horimotoharu

自社の、公式サイトをリニューアルしたい!
社内にそんな思いが芽生えたのは、おそらく数年前のこと。

我々は、WEBサイト制作も承るコンテンツ制作会社。つくろうと思えば、そりゃあつくれるんです。
少し手をつけては、立て込んだ案件を前に作業がストップする、の繰り返し。
もちろん、お客さま優先ですから当たり前。制作会社あるあるかもしれません…。

しかし、現在弊社では、公式サイトのリニューアルに向けてのプロジェクトが動いています。ええ、ちゃんと…!

それもこれも、シンプルに制作に関わるメンバーを増やしたおかげです。WEB制作に関わるメンバーが増えたおかげで、クライアントさまのサイトも進めつつ、自社サイトのリニューアルも同時に行える体制が整いました!

人ってすごい。仲間ってありがたい…!

この記事では、「人のありがたさ」「採用の重要さ」をひしひしと感じまくったWEBディレクター堀が、採用における情報発信で必要な2つの要素をお伝えしていきます!

溢れる情報の中で、「ためやすい」発信を心がける

ラブソルで受講している、株式会社ベイジの「戦略的ウェブ制作講座」で、採用についてこんな事例が紹介されました。


出典:戦略的ウェブ制作集中講座 第6回 採用サイト編

スマホネイティブ世代は「検索」ではなく、情報を「ためる」状態をつくり、採用に関する情報を収集している。
この「ためる」というキーワードが、とても印象に残りました。

考えてみれば、自分も情報をためる状況をつくり出していることに気がつきました。
Twitterのフォローやリスト化、気になる記事のブックマークや好みのサイトのRSSフィードへの登録など、自然に情報がたまる状態をつくりだしています。

この行為が採用に関わる情報発信でも大切になってくるとは、考えたこともありませんでした。

就職したい企業についての情報収集では、採用サイトの情報だけでなく、SNSでの発信を参考にしている人が多いです。ある調査では、約6割の人が採用ページの情報に不足があったと回答しています。
参照:https://hitokuru.atimes.co.jp/post_detail?id=1766

SNSで「ためやすい」情報を発信していくことは、採用ページでの情報の不足を補うことと、採用ページまでたどり着いていないライトな層にアプローチをするという2つの効果があるものだと理解しています。

不安な気持ちを抱えたままで、人は行動を起こせるだろうか

自分がこの行動をしたら、どんなことが起こるのだろうか?
何かアクションを起こす際には、不安を解消しておきたいと感じる方は、たくさんいらっしゃると思います。

例えば自分の場合、米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツールのストレングスファインダーで、「慎重さ」という資質が上位にあります。この資質は、熟慮して自分が納得した上で行動を起こすというもの。不安がある状態では、気持ち悪さを感じて行動を起こせません。

働く会社を選ぶということは、人生の中でも大きなターニングポイントのひとつ。

そんな大事な選択をしてもらうのだから、採用に関する情報発信では、いかにして不安を取り除くかが大切です。

出典:戦略的ウェブ制作集中講座 第6回 採用サイト編

弊社で働いているメンバーの多くが、オンラインサロンなどのコミュニティで代表と出会い、一緒にお仕事をするようになりました。

コミュニティで知り合ってから一緒に働くようになることで、働く側にとっても、採用する側にとっても、それぞれの人となりをある程度理解した状態で働き始めることができるというメリットがあります。

つまり、不安を解消した状態で働き始めることができています。

これは、特殊な例ではありますが、コミュニティでお互いを知ったようなプロセスを、WEB上で再現することは可能です。
弊社では、コミュニティも主宰していますが、それ以外にSNSやnoteなどを使って職場環境や働き方を積極的に開示しています。

サイトの採用ページだけでは解消しきれない不安もあります。多角的な情報発信で、採用ページの不足を補っていくことも大切な要素です。

この記事の内容を端的にまとめると、WEBサイトでの採用で大切なことは、優しさであるということになります。

これは、WEBサイトの採用ページだけではなく、全ての働き方に共通しますよね。相手の立場に立ち、その視点で考え、行動する。それが優しさであり、その優しさが採用戦略だけでなく、全ての仕事を支えていくのではないでしょうか。

どんな仕事でも、「相手にとっての優しさ」を見つけ、それを形にしていく。
それができているところに、働きたいと思ってくれる仲間が集まってくるのではないかと思います。

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