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「人を頼るってムズカシイ」私がnote記事を磨きあげる中で見つけた克服のヒント@mtm623mutsumi

おはようございます。
フリーランスデザイナーで、ラブソルでは業務委託の「アライアンスメンバー」という形で活動しています、あさのあゆこです。

タイトルの「人を頼るってムズカシイ」というのは、私のココロの叫びです。子どもの頃から、自分がやってしまうのが一番手っ取り早いと、なんでもやってしまう癖があります。長女に生まれた、というのが大きいのではないかという偏った自己分析をしています。

それに加えて、フリーランス業務は基本、ソロ活動。人に任せられるほど規模が大きくならなかったので、確定申告を含め、ほぼ全ての業務を一人でやっている状態です。フリーランスのデザイナーは、未経験からの出発。だからか余計に、人から依頼されるにはプロとして自立していなくてはいけない、という気持ちが大きくあります。

「デザインが苦手なら、どうぞお気軽に頼ってください」をモットーに仕事をしているのに、自分自身は頼ることに対してめちゃくちゃ高いハードルを設けているという矛盾を抱えているのが、私の偽らざる姿でした。

そんな私が、メンバーの一人として会社の公式noteを書いて、公開して、一旦公開した後も、さらによくするために更新していく。一連の活動に従事する中で、気付いたことを書きたいと思います。
「自立」と「頼る」は、私の中では相反するものでしたが、それではまだ理解が半分だったと認識を改めた話です。

ラブソル公式noteは公開前後にこんなに手が加えられている

ラブソル公式noteは、メンバー持ち回りで記事を書いています。文章のプロではないメンバーが書いた記事を、代表の由香さんが丁寧に文章を添削しています。この、「編集」という作業を経て、修正されたものが公開されています。

これは、「個人で発信する力をつけてほしい」という由香さんの熱い思いによるもの。これだけでもフリーランスとして働いてきた私にはびっくりのギフトですが、その上、月に2回ほど、発信のプロフェッショナルみずのけいすけさんに記事へのフィードバックをいただく機会を設けてくださっています。
※みずのけいすけさんのnote↓


フィードバックを受けて文章を修正したり、タイトルを考え直したり。記事を一度公開したら、はいおしまい、ではなく「読んでくださる方が、より読みやすいように」「すんなり最後まで読めるように」と、思いを込めて。

具体的には、太字を加えたり、文章が続くところは写真を挿入してみたり、スマホからの見え方を確認して改行を調整したり。こういった手を加える作業が、まるで生き物を育てているようだなと感じることがあります。手を加えるたびに違う表情が見えたり、こんな表現があるのかという発見があったりして、無機質な文字の羅列ではなくなっていくのです。

この一連の作業を繰り返すうちに、自分が今まで考えてきた「頼らない」は半分だったのだ、ということに気が付きます。自分だけの力で一定の品質のものを提出するのは、大前提。私はここで止まってしまっていました。

プロの文筆家でも赤入れをしてもらうことがあるように、「もっと良くする」ためには自分一人では限界があり、それこそがチームとして取り組む意味であるということ。また、文章を赤入れしてもらう貴重な時間をいただく代わりに、中途半端なアウトプットはできないという思いが、次の良い循環を生むように感じています。

今はまだ「自分の精一杯」が、客観的な視点から見ると直しがある状態。ゆくゆくは、赤入れそのものがほぼない状態まで、階段を登っていかなくてはいけません。

まさに登っている途中の私ですが、そのリアルな過程を共有できたらと思います。次の章で、具体的なビフォアアフターの実例をご覧ください。

公開後のnoteのタイトルを変更した具体例

「一人だけでは考え付かなかったタイトルを、みんなの力を借りてアップデートすることができた」具体例をご紹介します。

記事タイトル:「40歳で出産。体の変化に直面した私が「今、我慢をしている人」に伝えたいこと」

最初のタイトルは、「アラフォーとアラフィフの間でやってきた”老い”の兆候。その時考えた「やりたいこと」との向き合い方」でした。

みずのさんからのフィードバックの中で、「タイトルから連想する深刻さと内容から受ける印象が異なる。もっと内容に即したタイトルがいいかも」という提案を受けて、ラブソルメンバーに改題アンケートに協力してもらいました。

この結果を受けて、投票が一番多かった①案をベースに、タイトルがシンプルな点を評価していただいた②案の良いところも詰め込んで、再考してみました。

『40歳で出産。体の変化に直面した私が「今、我慢をしている人に伝えたいこと」』ここからさらににひと粘り。由香さんから「」の位置についてさらなるアドバイスをいただきます。

このようなプロセスを経て『40歳で出産。体の変化に直面した私が「今、我慢をしている人」に伝えたいこと』というより良いタイトルに決めることができました。

最初のタイトルは、『アラフォーとアラフィフの間でやってきた”老い”の兆候。その時考えた「やりたいこと」との向き合い方』でした。ここまでが私の限界、自分一人の力ではここまでしかたどり着けませんでした。

添削・アドバイス・アンケートとチームの力を借りてたどり着いたタイトルを見ると、やはり、一人では出てこなかったタイトルです。それなのに、こちらの方がはるかに自分の体に沿うような自然なものがあり、忘れられない、思い入れの深い記事になりました。

早く行きたいなら一人で行け。遠くまで行きたいならみんなと行け

プロとして活動するのであれば、その内容は自立・独立したものでなくてはいけません。今までの私は、その「自立」と「頼ること」の落とし所が悪かったように思います。一連の記事添削を通して、自立した上で自分以外の人の力を借りることができたら、アウトプットが素敵にアップデートされることを改めて感じました。それは、私が怖がっていた「依存」とは違うものだと、今は感じています。

「早く行きたいなら一人で行け。遠くまで行きたいならみんなと行け。」
これはアフリカの諺だそうですが、切磋琢磨しながら自分のアウトプットを高めて「遠くまで行けるみんな」の一人として活動できたらと思いを新たにしています。

あさのあゆこ▶︎SNS...Twitter

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