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株式会社ジョインさまで、オウンドメディアのためのセミナー開催!デザイン編の一部をご紹介 @derami_no

先日、山形の創業60周年の老舗企業、株式会社ジョインさまで、オウンドメディアのためのセミナーをしてきました。

これから自社のオウンドメディアを立ち上げるジョインさま。足掛かりとなる参考を探していたところ、弊社ラブソルが以前担当していたとある企業さまのメディアを見つけて気に入ってくださったんだそう…! そこからお問合せをいただき、このような機会をいただくに至ったのです。

お仕事が評価されて、お仕事につながる。こんなにも嬉しいことはありませんね…。

こちらの記事では、3コマあるセミナーのうちの1コマ「記事の見た目を整えるということ」をテーマに担当した、ラブソルデザイナー小野寺が、その一部をご紹介します。

デザインを始めた頃の自分に伝えたいデザインの基本のキ、それは「当たり前力」

今回のセミナーの内容は、企画してくださった、ジョイン広報・和田さんとお打ち合わせを重ね、決めていきました。

内容は大きく二つ。デザインの基本のキを私からみなさんにお伝えする講義の時間と、ワークショップ通じてそれを体感してもらう時間。

こちらはワークショップの様子


本記事では講義でお伝えした内容について、その一部をご紹介します。

講義でお伝えしたデザインの基本のキ、それは「当たり前力」を持つことです。

この図でいう2段目「関わる全てのひとへの心づかい・誠実さ」にあたります。

「当たり前力」とは?

これは私の造語なのですが、私たちが普段生活をしていて、感じる違和感などを当たり前のように感じる力、それを指しています。

例えば、

なんか気持ち悪いなとか

刺さって痛そう(泣)とか

文字、見えないなとか

「当たり前」の視点で見て、おかしいなと思うことに意識的である。これがデザインをする上での第一歩だと私は思っています。

つまり先の例を見て違和感を感じ取れるひとは、デザインにおけるファーストステップはすでに抑えられているのです。

よく、デザインに興味があるけど踏み出せないという方から「デザインなんで自分にはできない」「センスがないんです」というご相談をいただくことがあります。そんな方には声を大にして「大丈夫!大事なものは、もうすでにあなたの中に備わってるんだよ〜!」ということをお伝えしたいです。

では次のステップは?

次に抑えるべきステップ。それは

「自分で作ったものを、他人の目線で見る力」

だと思います。

他人のことはよく見えるけれど、自分のことだと見えなくなってしまう。これはデザインも同様です。

他人のデザインだと気づけるおかしさが、自分が作ったものだと見逃してしまうのです。制作過程を知り過ぎているあまり、苦労も知り過ぎているあまり、客観的な視点を持てなくなってしまう。

そんな時におすすめなのが、他人の目を借りること

他人に見てもらって、おかしなところはないか、自分の意図していることとズレはないかをチェックしてもらうのです。

これはラブソルの社内でもよく行っています。

自分の作ったものに、他者の視点をたくさん向けてもらう。そのうちに、他者がどういう視点を向けるかという経験が自分の中に蓄積されていきます

自分の作ったものに対する他者目線を元から備えている人はなかなか少ないように、これまでたくさんの方にフィードバックをしていて感じます。

無い目線は、仲間の手を借りて育てるべし。

これが私の思う、デザインのセカンドステップです。

ここまで来たら、ようやくいわゆるデザインスキルを身につける段階になります。

色、構図、文字などの具体的な対処方法を身につけていきます。

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こちらの内容をアレンジし、弊社ラブソルのコミュニティ「喫茶ラブソル」で講座を行います。

10/12(水)22時から。ご興味のある方は、ぜひお気軽にいらしてくださいね!

▼喫茶ラブソル有料メンバーになると無料で受講いただけます


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