お洋服を売るときにお客様にお伝えしたい4つのポイント @saayoo345
おはようございます!コンテンツ事業部のさよです!
昨日は、今月末に行われる女優・星乃あんりさんのポップアップイベントの準備を、お手伝いしておりました!
▼日比谷シャンテにて3/21~3/24の4日間(なんと延長になりました!)開催されるポップアップショップ。あんりさんがセレクトしたお洋服や、自身のアクセサリーブランド Angelia 、オリジナルグッズなどが並びます♫
ラブソルでは、クライアントさんのプロデュースの一環としてオンラインショップの運営なども、お仕事としてお受けしております。基本的には、ノベルティ事業部が制作したグッズが並ぶことが多いですが、今回はお洋服の販売をお手伝いすることに。
以前このようなnoteを書いたことがあるのですが、今回は「売り手」としてのお話をしたいと思います。
洋服を買うときに、お客様は何を見る?
世の中には、素敵なお洋服がたくさんありますね。アパレルブランドやセレクトショップだけが洋服を売っていた頃とは違い、個人でもセレクトショップを気軽に持つことができるようになりました。
私がアパレル業界で、自社ブランドのオンラインショップを運営していた頃とは、かなり様子が違います。
SNSでの発信によって物が売れる時代。ただかわいい服を揃えるだけでは選ばれにくく、売り手も「伝える力」が必要になってきました。
では、どんな内容を沿えれば買い手にとって親切か。今日はそれを考えてみます。
◆これって私に合うサイズ?
洋服を探すときに、最も大事と言えるのがサイズですよね。特にオンラインショップの場合、必ずと言っていいほどサイズ表記がありますが、お客様は本当にこの情報だけで理解できるでしょうか?
あの数字は、作り手が仕上がりの寸法を「置いた状態」で図ったサイズが多いと思います。そのため、数字だけでお客様が判断するのは、ご自分のサイズを理解しているお客様以外は、なかなか難しいと思います。
ボトムの場合は特に、ウエストで履くものなのか、腰位置で履くものなのかで見るべき数字も変わり、「うーん。合うか分からないから、やめとくか…(離脱)」。もったいないです。
お店では店員さんが、オンラインショップでは人による着用画像が良いと言われているのはこのためで、「大体これくらいの身長の方だと、これくらいの見栄えになるのか」と視覚的に理解ができます。そのため、「〇〇cmの人が着るとこれくらい」とお伝えするのはとっても大切そうですね。
◆素材が気になる
次に気になるのが、素材。写真だけで判断するオンラインショップでは、引きの全身写真だけではなかなか素材感までお伝えできません。素材に関して特に気になる点は、このような感じでしょうか。
・下着は透ける?透けない?
・質感を知りたい
・柄物はアップで見たい
・すごくお手入れが大変な場合は、ちょっと考えてしまう…
透け問題は、それだけで普段使いしにくくなる方もいらっしゃるので、明るい野外(一番透け感が出る状態)でどの程度透けるかを撮影してあげると親切そうです。
その生地は硬いのか、柔らかいのか。それも、言葉で補足したり、角度を変えて生地感や厚みをアップで撮影することで伝えられそうです。肌が敏感でお洋服を選んでしまう、という方が画面の向こうにいるかもしれない。そんな風にいろいろなお客様を想像できると良さそうです。
◆ディテールが気になる
そして、デザイン。パッと見ての「かわいい!」が、お客様の興味を一番引きますよね。購入検討に入った際に、お客様の頭にぱぱっと浮かぶ疑問を、補っていきたいところです。
【トップスの場合】
・胸元の空きはどれくらい? 下着やインナーの肩紐が見えてしまう可能性はあるか?
・お胸が大きい方が着た際に、露出は高すぎないか?
【ボトムの場合】
・ウエストはどのようなディテールになっている?ゴムだと嬉しいという方も多い
・ポケットはある?特に夏物は助かる!
etc...
「この服は着るのがめんどくさそうだな」そう思われてしまうことが、一番購入を遠ざけます。「よく分からないからまた今度…」これもまた同じ。
「下着を気にせず使えるの良いな」「ウエストゴムなら、家で過ごす時間が多くてもたくさん使えそう」など、かわいい+「生活を豊かにしてくれそう」なイメージをお伝えしたいところです。
◆こういう写真が欲しい
・モデルの体に対して、角度をつけずに真正面から撮影した写真が見たい
一時期、モデルをスタイル良く見せるために足元から撮る、などが流行ったことがありますが、あくまで「洋服をわかりやすく見せて売りたい」場合は、しっかりと真正面に構えて撮るのがおすすめです。なぜなら、角度を変えると商品の丈感が異なってしまうからです。
・なるべく実物に近い色で見たい
特に屋外での撮影で起こりがちなのが、光によって服そのものの色がわかりにくくなってしまうことです。また、太陽が登ったお昼時などは、直射日光にも注意。強い光で服の色がわかりにくくなる上、光が当たった部分のハイライト(明るい部分)が顔に出てしまうと、洋服を売るのには少し使いにくい写真になってしまいます。
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写真で物を売る。
今や一般的なことですが、よくよく考えてみると、すごい時代になりました。とは言え、人に物を売る、その物が買った人の生活を豊かにする、という本質的なことは何も変わりません。
お店で顔を合わせたときに、お客様はどんな悩みを持ち、それに対してどうお答えするか。相手を思う気持ちを、オンラインショップに載せる写真や言葉に、こめられたらいいな、と思いました。
今回、オンラインショップでお洋服を販売するにあたり、ラブソルメンバーに買い物をするときに気になること、もっと丁寧に教えて欲しいことをヒアリングしました。それを元に、上記のようなことを気にしながら、撮影が終了。
オンラインショップ開設は、3月下旬を予定しております! お楽しみに♫