どうしても伝えたいと思えるお仕事を @yuka_lab12
突然ですが、修羅場ってくぐったことありますか?
凛とした軸をお持ちの方ほど、「大変な時ほど人は成長する」っておっしゃるんですよね。
だとしたら修羅場って、買ってでも経験した方がいいのかもしれないですよね。
でもね、できるのかどうか、間に合うのかどうか、ギリギリの攻防は本当に毎回どっきどきなわけですよ。
実は今日も、そんな修羅場真っ只中。ラブソル平常運転です。代表の由香です。
今できることだけをやっていても、殻は破れない
私はよく、"目の前のことを夢中になってやる"とか、"誰にでもできることを、誰にでもできないレベルでやる"ということを言います。
どちらも難易度の高いことに挑むというよりは、むしろ簡単なことこそを突き詰めてやることを表しています。
これって、とても大切なことだと思うんですよね。
いつも遠くやあさってを見つめている人より、目の前のことを大切にできる人は信頼されやすいです。誰にでもできそうなことは、一見つまらなさそうだけれど、それを誰よりもしっかりやってくれる人は、頼もしい。
だから社会人生活が何年になろうとも、地味なこと、地道なことこそ誰よりも丁寧にやり抜こうと思っています。
ではそれだけでいいのかというと、一方で、やっぱりどんっと一つ突き抜けるためには、「明らかに無理そう」なことや「まったくやったことがないこと」に挑む経験が必要なんですよね。
飛び越えたいものを前にした時、そのものよりも高く飛ばないと、実際には飛び越えることはできません。
苦労は買ってでもしろ、という言葉はまさにこれを表しているんですよね。
だから、どんなに怖くても修羅場は大事。
ラブソルでは、お客さまから相談されたことには、よほどでない限り「No」とは言いません。もちろん、物理的にできないこともたくさんあって、その時には忸怩たる思いをすることもあります。
望まれたとおりのかたちでなくとも、何らかの方法で実現できないか。
そう思って動いてしまうので、恐らく一般的には取らないリスクを取ることもよくあります。
そうすると、まぁだいたい1ヶ月のうちの半分くらいは「修羅場」な体感があります…。
1ヶ月の大半を修羅場で過ごしている私が全力でおすすめしますが、修羅場をくぐり抜けると、本当に人間は強くなります。チームもものすごく成長しますよ。
おすすめですよ〜。
リスクを取るために、日頃からやっておくべきこと
無理をすると言っても、それはできない約束をすることとは違うんです。
弊社で「できる」と言ってしまったことは、お客さまにとっては決定事項になります。任せて、きっと安心してくださるでしょう。
その後に「できませんでした」は、あり得ません。最初にお断りするよりももっともっとご迷惑をおかけしてしまいますよね。
だから、リスクを取るとっても、それは無謀な賭けであってはならないのです。
ある程度の勝算は持っている必要があります。
いざというときにその勝算を持つために、日常があると言ってもいいかもしれません。
余裕が持てる案件で、技術的な面や納期の面でギリギリを攻めてみる。
日頃から、一緒に無理をしてくれる取引先と出会う努力は惜しまないし、信頼関係を築くことを何よりも大切にする。
そういった下地があって初めて、「賭け」に出ることができるのです。
何より、ラブソルでのお仕事を強烈に自分ごととして捉えてくれているメンバーの存在があってこそ。
これに関しては私と、共同代表の実加は本当に日々、感謝ばかりです。
たった二人で始めた会社に、今では一緒に戦ってくれる仲間が何人もいるのですから。
どんなことをしてでも伝えたいと思えるものを
なんだか、大変そうな、恐ろしい会社だと思われたでしょうか…。どきどき。
だってね、そもそも他でもできそうなことだったら、こんな辺境の片隅にあるような小さな会社に依頼なんて来ないです。
もっと目立って、もっと立派な会社がいくらでもあるから。
そして、そういう依頼がたくさん来るところは、無理なんてしなくても十分仕事が回るのだと思います。
ラブソルに依頼が来る案件は、たいてい切羽詰まっていたり、そこら中で断られた後だったりするんです。
それは、それでも実現したいという強い思いがあってのことが多いです。
私たちは、せっかくお仕事するんだったら、なんとなくじゃなくて、思いがある人と一緒にしたいと願っています。そこに、私たちがやる意味があるはずだから。
前述の通り、小さな会社ですから、お受けできる案件には限りがあります。私たちの大切なメンバーたちは、みんな無理してでもお客さまの願いを叶えたいと頑張る人たちだからこそ、私と実加は、お仕事を選ぶ責任がある。
限られたリソースの中で、どんなお仕事をしていくか。
それはもう一択で、自分たちにとっても、どんなことをしてでもやりたい、伝えたいと思ったお仕事だけ。
そのために迎える修羅場なら、大歓迎! なのです。
こんな感じで、一つのお仕事がリリースされました!
さすがに修羅場ばかりでもないですが(笑)、今回も、できるかどうかわかんない…、これってどうやったらいい形で実現できるの? と思いながら進めた案件がリリースされました!
コロナ禍で、急遽、お客さまを入れての公演ができなくなったダンスショーを撮影して…
そのデータをもとに、まずは動画販売PRのためのショートムービーを作成し…
特典動画として、スペシャル対談の様子を撮影し…
ガシガシ編集して…
ダウンロードじゃなくて、ストリーミング再生の動画をどうやって販売するか、その方法を検討して…
ずっと手元に置いておきたいと思ってくださる方のためには、DVDのせいも検討して…
決済する場所であるECショップをデザイン、ライティングして制作!
こうして、一つのお仕事が世に出ていきます。
6月30日の20時に販売開始をして、早速、たくさんのご注文をいただいています。
ダンスショーをプロデュースされた、もとタカラジェンヌの貴千 碧さんの熱い想いに触れて、絶対に実現させようと始まったこのプロジェクト。
今の時代だからこその、コントロールできないこととできることを目の前にした時、どんな選択をしていくのかは、今回貴千さんからたくさん学ばせていただきました。
見ていると、何かしたい、行動したいと力が湧いてくるダンス動画です。ショップには、ダイジェスト版も載せているので、ぜひご覧ください!
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