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仕事を通じて喜びを感じてもらうために、まずは楽しむことから始めてみる @horimotoharu

「会社で、ラジオ番組をやってみようよ!」

なんでも思いつくと、即、形にしてやってみて、やりながら考える。それが、弊社ラブソルという会社です。
きっかけは、代表の柴山がとあるラジオにゲスト出演したことでした。「やってみて、楽しかったから。」何かを始めるのって、そんなきっかけで十分なんですよね。

テレビやラジオが大好き。今でも毎週欠かさずに聴いているラジオ番組がある堀です。

この記事は、ラジオでゲストの方とお話しする中で感じた、仕事そのものを楽しむとはどういうことなのか? そんなテーマでお送りしていきます。

出会いは、Twitter! 会ったことも話したこともない方と、ラジオで話すことに

ラブソルのラジオは、Twitterのスペース機能を使って週一回のペースで放送を続けています。思いつきで始めたにしては長く続いていて、もう8ヶ月目を迎えようとしています。
ゲストは誰にするか、どんなトークをするか。企画を出し合って、企画者がパーソナリティも担当します。

先日の放送回は、自分が担当しました。
「さて、どなたをゲストにお招きしよう?」
毎度毎度、頭を悩ませます。

話してみたい方はたくさんいても、実際に声をかけるとなると、迷惑ではないかなと不安になります。ただでさえ毎回ドキドキしながらお声がけしているのに、なんと、今回お呼びしたのは、お会いしたこともなければしっかりとお話ししたこともない。唯一、Twitterだけでつながっているという方!

株式会社 入船 レストラン事業本部執行役員の浦上幸太郎さんをゲストにお迎えしました。

なぜ、会ったことも話したこともない浦上さんにお声がけをしたのか。そもそも、株式会社入船さまは関西で飲食事業を展開されている会社さん。まして、浦上さんは執行役員の方。本来であれば、出会えるはずもありません。

浦上さんとラブソルとの最初の接点は、このツイートでした。

8月31日に開催されたLINEさんのイベント、LINE LOCAL DAY 2022。実際にLINEさんのサービスを使っている小売店さんたちが登壇して、事例を紹介するこのイベントに、浦上さんは登壇されていました。

ラブソルは、各セッションの内容をビジュアルとテキストでまとめる「ビジュアルレポート」の制作で、こちらのイベントに関わっていました。

そして、実はこのビジュアルレポート内に使用されている浦上さんの似顔絵は、自分が制作したもの。その方が、我々が制作したビジュアルレポートの感想をつぶやいてくれるなんて。
ものすごく嬉しかったことを覚えています。社内も大盛り上がりとなり、思い切ってお願いしてみよう! と、今回のラジオにつながりました。

仕事で評価されるコツの一つは、自分にあった場所を見つけること

初めての会話が、公の場所でいろんな人に聞かれるという特殊な状況。

ドキドキしながら、放送開始の21時を迎えました。実際に放送が始まると、浦上さんの優しい雰囲気、楽しいお話しのおかげでリラックスして会話を楽しむことができました。

興味をそそられたのが、浦上さんの経歴です。シャンプーの営業をやっていた新卒時代に、知り合いの方に勧められて入った飲食業界。そこで結果を残し、数年で独立、複数の飲食店と同時に雑貨店も営まれます。その後、飲食店の経営に疲れを感じて事業を譲り、今度は運送業を立ち上げました。

なかなか無い経歴。そして、一つの業界だけでなく、複数の業界に携わってきた浦上さん。

その中で、自分にあっているのは、やはり飲食業なんだと確信を持ち、株式会社 入船に2003年に入社されました。

詳しい内容は、ぜひ放送のアーカイブをご確認いただけると嬉しいです!

浦上さんとお話ししていて印象に残っているのは、自分に合った、心から楽しめる仕事を見つける大切さ

色々とご経験された後に、やはり飲食業だ! と思い立ち入船に入社してからは、配属された店舗で1ヶ月後に店長になるなど、ご自身の力を発揮されてきた浦上さん。

一方で、ご自身で立ち上げた運送業を営んでいた際には、家族に「顔色が悪い」と心配され、鬱のような状態になっていたそうです。毎日決まった人とだけ顔を合わせ、会話も少ない運送業は、浦上さんに合っていなかったんですね。

入船に入社後、浦上さんは店舗でお客さまと積極的にコミュニケーションを取っていたそう。それも、ただただ自分が楽しいからと、マニュアルで指示されているわけではない、お客さまとの生の会話をたくさんしていました。
運送業で苦しい思いをしたからこそ、きっと毎日楽しくて仕方なかったんだろうな。そんな浦上さんの姿が、ありありと目に浮かびました。

心から仕事を楽しむ姿勢がお客さまの喜びにつながったからこそ、評価され1ヶ月で店長になるというスピード出世を実現されました。

楽しむ気持ちを持って、好きなものと向き合い続ける

今回のラジオですが、放送後、ラブソルメンバーみんなから「よかったよ!」「おもしろかった!」というメッセージを続々ともらいました。

これまでとの違いはなんなのか。

考えてみると、自分から楽しもうとしていた点が一番の違いだったと思います。

過去の担当回でも、もちろん楽しもうという気持ちをもって望んでいました。一方で、「失礼があってはいけない」「あまりに話が脱線してはいけない」「時間配分をきっちり守らなければいけない」と、自分自身を縛ってしまう条件をいくつも設けていました。

その気持ちが強すぎるあまり、あらかじめ考えた質問を順番に聞いていくような、堅苦しさのある放送になっていたんじゃないのか。

ラジオが好きで良く聴いているのですが、楽しいと感じる放送では、パーソナリティが一番楽しんでいる
仮に、何を話しているのかわからないような内輪の話であっても、楽しそうに話しているとこちらも楽しい。

そんなラジオにしたいと思い、とにかく楽しんでみることにしたのです。

「〜してはいけない」という考えを捨てる
後で怒られてもいいから、自分自身が真剣に楽しむ。

結果、お話し上手の浦上さんの助けもあり、とても楽しい時間になりました。事前に作った質問リストの存在やラジオであることすら忘れて、素の自分で会話をすることができました。

どんな仕事でも、最初に自分自身が楽しんでみる。

楽しむこともできない、ただ苦しいだけの仕事だと、なかなか真剣に向き合うことはできません。むしろ、楽しめそうもない仕事を安易に請け負うのは、クライアントにとって失礼なことなのかもしれません。

浦上さんとのお話で、自分が心から楽しめる仕事と向き合い続ける大切さを教わりました。

まだまだお話ししたり無いことがたくさんなので、またの機会にお話しできることを楽しみにしています!


堀 基晴▶︎SNS...Twitter / Instagram

<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>


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