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ブロックチェーンの仕組みにも触れることができる、 #喫茶ラブソル @yukie_toasty422

みなさんは、気にはなっているけど、なかなか触れる機会を持てずにそのままになっていることってありませんか。

喫茶ラブソルには、様々な分野の専門知識を持ったメンバーさんが参加してくださっています。

喫茶メンバーのみなさんのご厚意で、喫茶ラブソルではその専門分野について教えていただく講座も開催しています。

みなさんのおかげで、プロのデザイナーさんから学ぶIllustrator講座や、ボイトレ講座など、幅広い分野のことに触れる機会を持てています。

喫茶ラブソルメンバーである今瀬稀子さんに、腸内細菌の講座を開催していただいた時の様子はこちら。

直近では、ブロックチェーンについての講座が開催されました。

この講座は、喫茶ラブソルメンバーでもあり、幻冬舎のブロックチェーン・仮想通貨特化メディア「あたらしい経済」で記者・編集者を担当している大津賀さんが担当してくださいました。

前回の講座でも、ブロックチェーンの技術が、私たちの生活にどう関わってくるのかを、わかりやすく説明してもらいました。

ブロックチェーンの仕組みって、結局どんなもの?

今回は、ブロックチェーンが、どんな仕組みで動いているのかを説明してもらいました。

ブロックチェーンとは、一言で表すと「分散型取引台帳共有システム」のこと。1つのデータをみんなで管理して、正しく保つ仕組みで動くデータベースなんです。

ブロックチェーンを動かす技術で特徴的なのは、以下の3つ。

①「P 2 P(Peer 2 Peer)」
②「暗号技術(公開鍵暗号方式&ハッシュ関数)」
③コンセンサスアルゴリズム

①同等のものがつながる、P 2 P
中央でサーバーによる管理がなくても、同等の人たちが管理して分散管理を可能にしています。
このP 2 Pによるメリットのひとつは、サーバーが落ちて、障害が起こらないこと。ブロックチェーン技術の使われているビットコインは、10年以上システムダウンしたことがないそうです。

②暗号技術(公開鍵暗号方式&ハッシュ関数)
ブロックチェーンで扱う取引データには管理者がいないので、そのデータが正しいものかどうかを証明するために暗号技術が用いられています
その暗号技術には、「公開鍵暗号方式」と「ハッシュ関数」が使われています。

③コンセンサスアルゴリズム
簡単にいうと、ブロックが作られていく際のルールのようなものです。コンセンサスアルゴリズムには、PoW、PoSといった種類があります。

この3つの技術の中で、暗号技術についてもう少し触れたいと思います。

データの正しさを証明する、公開鍵暗号方式

みんなで同じデータをもち、そのデータが保つには正しいと証明するために、公開鍵暗号方式が使われています。

この暗号方式には、公開鍵と秘密鍵が使われていて、この二つはペア鍵になっています。秘密鍵で文章を暗号化して、公開鍵で見ることができます。また、公開鍵で作ったものを秘密鍵で復号化できるよう設定することも可能です。

本当に本人から送られてきたかを証明する電子署名は、この秘密鍵と公開鍵が使われます

秘密鍵で暗号化された文章と、元々の文章を受け取り、その暗号文を公開鍵で復号化します。二つの文章が一致すれば、送信者の証明ができるのです。

暗号技術を支える、ハッシュ関数

今回の講座の中で、「ブロックチェーンの仕組みって、よくできてるな」と私がもっとも感心したのが、ハッシュ関数を使った仕組みでした。

「ブロックチェーン」のブロックには、取引内容が格納されています。例えば、ビットコインだと、1ブロックに約2,000取引のデータが格納されています。

そして、各ブロックには、ひとつ前のブロック内容の暗号化した「ハッシュ」と呼ばれる値と取引内容が収まっています。

ひとつ前のハッシュ値が、次の新しいブロックに引き継がれていく様子が、まるでチェーンのようなのです。この様子は、ブロックチェーンの名前の由来にもなっています。

ハッシュ関数とは、元となるデータから一定の文字数の不規則な文字列、つまりハッシュ値を生成する関数のことです。

ハッシュ値は、データが少しでも違えば、全く異なる値が生まれるという優れもの。その特性のおかげで、ハッシュ関数を用いれば、どんな大きなデータでも違いが判別できるんです。

つまり、何かデータが変わっていると、このハッシュ値が全く異なるものが生成されるのです。

各ブロックは、前のブロックのハッシュ値を保有しています。もしデータが改ざんされるとこのハッシュ値の不整合が生じ、改ざんを発掘できるようになっています

ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨が、通貨として成立するためにも、これらの技術は欠かせないものなのです。

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講座では、コンセンサスアルゴリズムやブロック生成のマイニングなどについても解説がありました。

喫茶ラブソル内に、アーカイブも残してありますので、ご興味のある方は、いつでもご覧いただけます。

今回の講座内容をより詳しく知りたいという方には、こちらの記事がオススメです。ぜひご覧ください。

また、ブロックチェーンや仮想通貨について、日々新しい情報を知りたいという方には、講師を担当してくれた大津賀さんのも関わっている「あたらしい経済」のサイトをチェックしてみてくださいね。

喫茶ラブソルでは、今後も幅広く、いろんなことを学んでいきます。

好奇心旺盛で、楽しく学びたいというみなさんが参加してくださることを、心よりお待ちしています!

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