8.31野菜の日。野菜科学研究会オフィシャルサイトが公開されました! @derami_no
2022年8月31日。この記念すべき「野菜(831)の日」に、一つのWEBサイトが公開されました。
野菜科学研究会様よりご依頼いただき、ラブソルが制作を担当しました。
デザイン・総合ディレクションを担当したラブソルの小野寺が、野菜科学研究会様、そしてWEBサイトの見どころをご紹介します。
野菜科学研究会オフィシャルサイト
https://vegetablescience.org/
制作期間:3ヶ月
野菜科学研究会の活動とその魅力
「野菜科学研究会」は、野菜に関する学術的な研究成果や、食生活を豊かにする情報を提供することを目的に、2021年9月に設立されました。
「もっと野菜を食べたい・食べてもらいたいと思いながらも、どのようにすれば美味しく食べられるのかが分からず困っている。」
「様々な情報はたくさん発信されるものの、中にはエビデンスが不十分なものもあり、どの情報を信頼していいのか、判断が難しい。」
そんなひとたちが、科学的エビデンスに基づいた情報を、楽しくキャッチすることができる。また、国内外の研究者の方々が日頃の研究の成果を届けることができる。
そのためにWEBサイトを作りたいと、今回ご依頼をいただきました。
お問い合わせフォームには「自由研究のご相談(小中学生向け)」の文字が。記事やブログ、論文を執筆する大人はもちろん、子供も楽しんで活用できるサイトを目指しました。
ミッションは「翻訳」。研究者の言葉を、読んでほしいひとに伝わる表現に
制作がスタートしたのは6月中旬。当時、約3ヶ月先の「野菜の日」の公開を目指し、制作はスタートしました。
6月初旬、野菜科学研究会の皆さまと初めてのお打ち合わせの際、私は感動していました。
「野菜の魅力を知ってほしい」
「野菜をもっと食べてもらうにはどうしたらいいか」
心から真剣に考え、向き合っている人たちに出会ったのです。預かったこの想いを何としても伝えたいと思いました。
今回の制作は、サイトの企画から考えるところからスタートしました。
事前にいただいていた希望は、下の3点。
・野菜科学研究会とは何か?が示されていること
・野菜に関する学術記事を掲載できること
・野菜の魅力をわかりやすく伝えること
その他はまだ何も決まっていない状況でした。
「情報をただ眺めるのではなく、能動的に使って、自分のものにしてほしい。」そう思い、検索機能を全面に押し出したオウンドメディアの体裁をとるアイディアをご提案しました。
そのアイディアから生まれたのがオウンドメディアページ「ヤサイラボ」です。
本日公開時点ですでに、60近い記事が掲載されています。この記事はすべて、野菜科学研究会様がベースとなる原稿をつくり、ラブソルが編集しました。
研究者である野菜科学研究会の皆さんの言葉を、サイトを訪れるひとに伝わるかたちに。言葉、ビジュアル、モーションなど、さまざまな手を使って表現しています。
公開を迎えて思うこと
「野菜の魅力を伝えたい。」
野菜科学研究会の皆さんの、想いに突き動かされ続け、無事この日を迎えることができました。
私たちは表現するスキルや知識は持っていますが、何を目的に誰に何を伝えたいか、まではお客様に取って替わることはできません。
野菜科学研究会の皆さんは、制作の根っことなる"想い"をしっかりとお持ちでした。そうなったら、あとは表現するだけ。
たくさんたくさん言葉を交わし、感覚や想いをすり合わせながら一つ一つ、決めていきました。
実のところ、公開時にこんなにもたくさんのページ数、コンテンツ量を持つサイト制作を担当するのは初めてでした。「無事、野菜の日に公開できるだろうか。」不安がなかったかと言えば嘘になります。
しかし、野菜科学研究会の皆さんの強い想いをこのプロジェクトの推進力に、公開に漕ぎ着けることができました。
想いの強さは、サイトのさまざまなところから感じられるはずです。ぜひ、のぞいてみてください。
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サイトのコンテンツは、今後も随時更新予定です。
生まれたばかりの野菜科学研究会オフィシャルサイト。その成長をぜひ一緒に見守り、ご活用いただけたら嬉しいです。
WEBサイトの公開に合わせ、野菜科学研究会公式Twitterも開設されました。野菜科学研究会の生の声や記事の更新情報を、キャッチすることができます。ぜひフォローしてくださいね!
〈制作メンバー〉
このWEBサイトには、たくさんのメンバーの仕事が詰まっています。この制作メンバーなくして、今回のプロジェクトを乗り越えることはできませんでした。素晴らしいメンバーと一緒につくれたことが、本当に幸せで、光栄です。
総合ディレクション・デザイン:小野寺美穂
編集・ライティング・ディレクション:柴山由香
コーディング:児島大
動画制作:堀基晴
コンテンツ制作:さっち、うさあゆ、池田実加
デザイン:あさのあゆこ
ビジュアルレポート:針ヶ谷ちづる
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